投稿日 : 2019.2.4 | 投稿者 : Kiwi Breeze
ニュージーランドワイン「ザ・スプリングス」シリーズをテイスティングしました。
ニュージーランドワイン「ザ・スプリングス」シリーズのピノ・ノワール2017、ピノ・グリ2017、リースリング2018、ソーヴィニヨン・ブラン2018をテイスティングしました。
醸造所サザン・バンダリーは、1982年ニュージーランドの南島ワイパラ地区に設立し、ワイパラ地区で最初にブドウを栽培したパイオニア的な存在で、4世代に渡る家族経営の老舗ワイナリーです。
作り出すワインは全てワイパラ地区・マールボロ地区の100%自社畑にこだわり、サステーナブル農法(有機栽培で生態系を壊さない、人にも環境にも安心安全な営み)を取り入れ、質の高いワインを作り出しています。
ワイパラ地区は、南島の中心都市クライストチャーチから北へ約60㎞・車で約1時間の場所で、ニュージーランドで最も新しく成長を続ける産地の一つであり、冷涼な気候でピノ・ノワールやリースリングの栽培に適しています。
日照量が多く、降水量が少ない穏やかな気候で、寒暖差が酸やアロマを生み出し、石灰質土壌の為、繊細で高品質のブドウ育成に適した土壌環境です。
①ピノ・ノワール 2017
生産地 ワイパラ
アルコール度数 13%
フレッシュなレッドベリーやチェリーのアロマが印象的で、果実味が口の中に広がり、ブドウの熟成度、緻密なタンニンが感じられます。
6ヶ月間オーク樽熟成+6ヶ月間ステンレス・タンク熟成されている為、複雑な味わいが表現された赤ワインです。
果実味のボリュームが牛肉の旨味を引き立て、フレッシュな酸味がさっぱりと流してくれるので牛肉料理にピッタリです。
・ローストビーフ
・ステーキ
②ピノ・グリ 2017
生産地 ワイパラ
アルコール度数 12%
洋梨・生姜の皮・ハチミツ・イチジクなどの豊富なアロマを持ち、ステンレス・タンクで熟成されたフレッシュで爽やかな白ワインです。
ジューシーで深みがあるので口の中に余韻が残り、料理にも合わせやすいデイリーワインです。
香りがスパイシーなのでしっかりした味わいの料理との相性が良く、今回はチキン南蛮、グリーンカレーとマリアージュしました。
料理を引き立てるバランスの良いワインです。
・グリーンカレー
③リースリング 2018
生産地 ワイパラ
アルコール度数 13%
柑橘類やオレンジの花などのアロマが豊かで、酸味と程よい甘さのバランスが良く、ステンレス・タンクで熟成されたフレッシュでフルーティーな白ワインです。
ポトフや鯵の香草パン粉焼きなど素材を活かす味付けの料理との相性が良く、繊細で優しい口当たりが印象に残ります。
・ポトフ
・鯵の香草パン粉焼き
④ソーヴィニヨン・ブラン 2018
生産地 サウスアイランド
(ほぼワイパラ区域のブドウを使用していますが、エリアを拡大している為、一部ワイパラ区域以外のブドウも混ざっています。)
アルコール度数 13%
パッションフルーツや若草のアロマに加えて、ハーブの様な爽やかでスッキリした飲みやすい白ワインです。
ミネラルも豊富に感じられ、ステンレス・タンク熟成により清涼感が保たれています。
アサリからあふれ出る旨みと爽やかなソーヴィニヨン・ブランがマッチしますし、ホタテのミネラルあふれる味わいとワインの持つミネラル感の相性が良いので、魚介類とのマリアージュがオススメです。
・ボンゴレ ビアンコ
・ホタテのカルパッチョ
醸造所サザン・バンダリーが生産する「ザ・スプリングス」は高いコストパフォーマンスで人気を集めるオススメのニュージーランドワインです。
杉山
タグ : ニュージーランドワイン, マリアージュ, ワイパラ