「クラウディ・ベイ」の創業よりチーフ・ワイン・メーカーを務めてきたケヴィン・ジャッド氏が「価格はクラウディ・ベイと同等、品質はそれ以上」を目標に掲げて作った新ブランド。
ジャッド氏は、クラウディ・ベイのオーナー、デヴィッド・ホーネン氏と共にクラウディ・ベイを創立したと言っても過言ではない人物で、ニュージーランドのソービニヨン・ブランを世界に広めたうちの一人とも言える。そんな大物醸造家が自らの描く通りのワインを作るために立ち上げたのが「グレイワッキー」である。
ワイラウ・ヴァレーのブランコット地区にある自社畑と共に、クラウディ・ベイと同じ契約農家より畑を借りてワイン造りを行っており、畑の管理は、ドック・ポイントのオーナーでありニュージーランドきっての有名栽培家アイヴァン・サザーランド氏によって完璧に管理されている。
グレイワッキーのワイン作りは「収穫のタイミング」に最もこだわっており、「フレッシュ+奥行」のあるもう一段上の完成度を目指し、やや遅めの収穫を行っている。