投稿日 : 2017.5.12 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
自然を感じながら楽しめる高品質なワイナリー&レストラン 「アミスフィールド」 レポート
こんにちは、我妻です。
今回も、ニュージーランド滞在中に訪れたワイナリー&レストランのレポートです。
今日はクイーンズタウンより車で15分、ヘイズ湖のそばに佇むワイナリー&レストラン「アミスフィールド」をご紹介します。
結論から言うと、大変すばらしいレストランでした。
土曜日のランチ、雲ひとつ無い晴天に恵まれたこともあり、たくさんのお客さんでにぎわっていました。
テラス席では、その太陽を存分に楽しみながら、おいしい料理とワインを味わうことができます。
アミスフィールドのワインは弊社でも扱っていますが、日本にはインポートされていない品種も数多くあります。
最初の乾杯で頂いたスパークリングも、まだ日本では取り扱いがありません。
これはマリアージュの王道でもある、生牡蠣(ブラフオイスター)と合わせました。
新鮮な生牡蠣のおいしさをさらに引き立ててくれる、絶妙なドライさと甘さのバランスのスパークリングでした。
牡蠣以外でも、海産物には、とても良く合うスパークリングだと思います。
ちなみにこの牡蠣の上に乗っているのは、塩!
・・・ではなく、氷を砕いたものでした。
続いては、スタンダードのピノ・ノワール2013と、リザーブのピノ・ノワール2013を飲み比べ。
こんなことができるのは、とても贅沢ですよね(笑)
「リザーブ」とは特別なワイン、上級のワインに付く名称です。ですので、リザーブのほうがおいしいに決まっているだろう、と思いませんか?
ところが、スタンダードのほうもリザーブに負けず劣らず、大変すばらしいワインでした。
勝ち負けというよりも、それぞれの特徴が違うので、それを知ることで、料理とのマリアージュがしやすくなると思います。
まずはベースとして両方ともセントラルオタゴのワインの特徴である、どっしりとした土の香りと、柔らかなベリーの香り、滑らかな舌触りが特徴です。そして、ワインが時間経過とともに開いていくことで、やさしく上品なブドウの香りが鼻に抜けていきます。
違いはというと、スパイス感とタンニンだと思います。スタンダードのほうが両方とも滑らかで、いわゆるシルクのような上品な感じ、リザーブのほうがスパイスやタンニンが強く、長く香りを楽しめるのが特徴でしょうか。
ところで、ニュージーランドのレストランでは他でも良く見かけましたが、フードメニューにはその料理にベストマリアージュのお勧めワインが書かれています。
スタンダードのピノにはダックを、リザーブには鹿料理をとのことだったので、それに従って注文しました。
スパイスとタンニンの強いリザーブは、上手に鹿の臭みを消してくれ、またより味を引き立ててくれました。
逆に滑らかなスタンダードは、ダックの複雑な味を引き立ててくれました。
ワインと料理のマリアージュって、本当に奥が深いですね。
非常に勉強になる体験でした。
ちなみに、リザーブのピノ・ノワールも、日本未入荷です。
いつか弊社で取り扱って、皆様に飲んでもらいたいものです。
ともあれ、アミスフィールドのワイナリー&レストランは非常にお勧めです。
クイーンズタウンから近いので、是非訪れてみてくださいね。
我妻
タグ : アミスフィールド, クイーンズタウン, ニュージーランドワイン