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ニュージーランドの旬な情報や取材報告など、タイムリーな話題を綴っています。

投稿日 : 2018.5.13 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

シャンパーニュ地方から移住し、ワイン造りを行う「No.1 Family Estate」

シャンパーニュ地方から移住し、ワイン造りを行う「No.1 Family Estate」

こんにちは。

ニュージーランド滞在中、7番目に訪れたのは、「No.1 Family Estate(ナンバーワン・ファミリー・エステート)」です。

ナンバーワン・ファミリー・エステートは、フランス・シャンパーニュ地方で12世代にわたり、シャンパーニュを造り続ける家柄のダニエル・ル・ブリュン氏が、新たな地でシャンパンを作ることを夢見て、1999年にマールボロで家族と共に設立したワイナリーです。

ここのワイナリーは、スパークリングワインしか作っていません。ニュージーランドでそのようなワイナリーは極めて珍しいですが、彼らは

ニュージーランドに移住し、その地を愛するからこそ、また、シャンパーニュを愛するからこそ、マールボロで作られる伝統的なシャンパーニュスタイルのスパークリングの評価を上げたい。

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という想いでスパークリングワインを作っているワイナリーなんです。

機械は全てフランスから輸入し、製法も全てシャンパーニュ地方のものを踏襲しています。

ダニエルさんは、その昔マールボロに訪れた際に、この地は日照時間が長く天候が良いだけでなく、ブドウがピュアによく熟して、シャンパンスタイルである瓶内二次熟成のシャンパンが作れると確信したそうです。

実際に、国内外でも評価が高く、エアーニュージーランド・ワインアワードでも「No.1 Reserve」がニュージーランド産 優良ワイン2017に選ばれています。

この日はダニエルさんの娘さんのヴァージニーさんが、ワイナリーの案内と、ワインの説明を丁寧にしてくださいました。

日本で飲む事ができるのは、ブランド・ブランの「No.1 Cuvve」のみなのですが、こちらのシャルドネ100%で作られたキュヴェは、非常にクリーミーでまろやか。

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トースト香やりんごのような香りなど、果実味にあふれながらも、決め細やかな泡立ち、バランスのよさで、単体で飲んでもよし、お食事とあわせても良しの良質なスパークリングです。

ヴァージニーさんいわく、シーフードにはもちろん抜群の相性を見せますが、レモンのスイーツともよく合うとおっしゃっていました。

まだ試してはいませんが、確かにそのような合わせ方もとてもおいしそうです。

印象的だったのは、マールボロという土地でワインを作り続けていることに本当に情熱と誇りを持っているということ。ちょっとシャイで職人肌のワインメーカー・父ダニエルさんと、元気で快活、明るくて華のあるセールス&マーケティングマネジャー・娘ヴァージニーさん。

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今回はお会いできませんでしたが、母アデルさん、息子レミーさん、そんなファミリーを中心に作られているナンバーワンのキュヴェですが、弊社楽天、Yahoo!でも購入することができます。

彼らの想いや、マールボロのテロワール(土地)がとてもよく再現されたスパークリングワインです。

「No.1」というネーミングがとてもいいですよね。
ご自宅用にはもちろん、勝負事などを控えた方への贈り物としても、いかがでしょうか?

楽天ブリーズオンラインショップ

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我妻

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投稿日 : 2018.5.8 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

ニュージーランド学生代表 vs 関東学生代表

ニュージーランド学生代表 vs 関東学生代表

5月6日(日)に秩父宮ラグビー場で行われたニュージーランド学生代表 vs 関東学生代表の試合を取材してきました。

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ニュージーランド学生代表のメンバーで自分が卒業した高校(南島のダニーデンにあるキングスハイスクール)の後輩がいることが判明!

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その選手は、14番 テイラー・ホウ!!!

まだ20歳ということもあり体は細いですが、俊敏な動きと華麗なステップが特徴的な選手でした。

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これからが本当に楽しみです。

JAPAN A がハイランダーズAと対戦したときにウィングでプレーしていた選手です。

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現在はオタゴ大学でPEを専攻しているとのことで、元オールブラックスのアダム・トムソンや現ハイランダーズのマット・ファデスと同じだと思います。

この試合のラストトライはテイラーでした!

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そしてこの写真^_^

試合後には高校の話題でも盛り上がり、単独取材をしてきましたので、後日NZフレンズにアップします。

自分の一番オススメのワインであるクラウディーベイ ペロリュスを差し入れで渡そうと思ったのですが、翌日には日本を発ちシンガポールへ行くようで渡せず。。。

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試合は34-17でニュージーランド学生代表が勝利しました。

特にニュージーランド学生代表のチームワークの良さ(連携の良さ)を感じました。

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個の強さはともかく、チームとしてどう動くか、またどう崩すかが徹底されていました。

10年以上前にニュージーランド学生代表が来日したときにも試合を観ていますが、今回のメンバーの方がよりまとまっていたように感じました。

話は変わりますが、関東学生代表のスクラムは素晴らしかったです。
この経験が今後の日本代表へ必ず繋がると思いますし、このメンバーから来年日本で開催されるW杯にメンバー入りしてもらいたいです!

また、ニュージーランド学生代表の13番のジョシュ・ティムはすぐにでもスーパーラグビーでプレーができそうな選手でした。

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サイズもあり大学生とは思えないスキルでした。来年あたりスーパーラグビーでプレーしそうな選手だと思います。

試合後の関東代表のユニフォームを来たハカ!

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このような交流本当に素晴らしいと思いました。

次は今週末秩父宮で行われるサンウルブズのホーム最終戦です!
しっかり取材をしたいと思っています。

ではでは

熊木

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投稿日 : 2018.5.5 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

2017年度 エアーニュージーランド・ワインアワード 受賞ワイナリー 「イザベル・エステート」 取材レポート

2017年度 エアーニュージーランド・ワインアワード 受賞ワイナリー 「イザベル・エステート」 取材レポート

こんにちは。

今日は、先日のニュージーランド滞在中6番目に訪れたワイナリー「イザベル・エステート」についてレポートさせていただきますね。

イザベル・エステートは1980年にマールボロに設立されたワイナリーで、イザベルのシャルドネ2016は、昨年2017年度のエアーニュージーランド・ワインアワードでチャンピオンにもなりました。

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全てを自社畑、シングルヴィンヤードでワインを作り続けており、ワインメーカーのジェレミー・マッケンジー氏がブドウ畑の責任者も兼任するなど、少人数で良質なワインを作り続けているブティックワイナリーです。

ジェレミーさんはヴィラ・マリアやアラン・スコットなどの有名なワイナリーでワインメーカーとして勤務した後、イザベルのチーフワインメーカーに就任しました。
今回の取材ではジェレミーさんが直接畑を案内してくれたり、ワインの説明をしてくださいました。

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イザベルのワインのラインアップは、ロゼ、ソーヴィニヨン・ブラン、ドライ・リースリング、ピノ・グリ、シャルドネ、そしてピノ・ノワールの6種類。

どれも非常にレベルが高かったのですが、やはりさすがのチャンピオンワイン、シャルドネ2016は大変クリーミーでまろやかな舌触りの中に、メロンや熟したイチジクの豊かな果実味、ローストしたナッツ香、そして程よい酸味がバランスよく混ざり合います。本当に完成度の高い、素晴らしい1本でした。

自身のキャリアのひとつの集大成であり、目標の一つであったエアーニュージーランドワインアワードでチャンピオンになるということを達成された現在、何を目標にしていますか、という質問に対し、今後も人々に親しまれ、愛されるワインを作り続けていくのと同時に、将来は自分自身がオーナーのワイナリーを持つことも夢だと語ってくれました。

また、ワインは熟成させて楽しむものであるという彼のポリシーから、長期熟成に耐えられるワイン造りも心がけているとのことで、実際にこの取材の数日前に1999年のイザベルのピノ・ノワールを開けたところ、非常にすばらしい熟成がされていたそうです。

僕たちの作るワインは20年の熟成を楽しめる!」と楽しそうに語ってくださったので、最後はピノ・ノワールを自分用に購入し、サインしていただきました。

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自宅のセラーに保管し、熟成のときをゆっくりと待ちたいと思います。

なお、イザベルではこれからワイナリー内にセラードアを開くということで、取材時には工事中でしたが、今後はワインを買ったりテイスティングしたり、楽しめるようになるそうですよ。

その際は、是非訪れてみてくださいね。

我妻

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投稿日 : 2018.5.2 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

2009年度のエアーニュージーランド・ワインアワードチャンピオンワイン「ユリヒャー ピノ・ノワール2008」

2009年度のエアーニュージーランド・ワインアワードチャンピオンワイン「ユリヒャー ピノ・ノワール2008」

こんにちは。

先日のチャーチロードに続き、その翌年2009年のエアーニュージーランド・ワインアワードのチャンピオンとなった「ユリヒャー(Juliher)」というワイナリーのピノ・ノワール2008をテイスティングさせていただきました。

毎年エアーニュージーランドワインアワードでのチャンピオンワインを飲むのは、私にとって本当に楽しみなイベントのひとつになってきました。

興味のある方は、過去の記事をご覧ください。
2008年:チャーチロード

2007年:トリニティーヒル

2006年:デルタ・ヴィンヤード

ユリヒャーは北島マーティンボロにあるワイナリーで、1996年に設立されました。その評価は高く、海外でも多くのゴールドメダルを受賞しており、ニュージーランドTOP50のワイナリーにランクインしています。

2008年、ちょうど10年前のピノ・ノワールですから、順調に熟成していればまさに飲み頃。いつも通り期待感が高まります。

スクリューキャップを開けると、香ばしい黒い果実と、程よい樽の香りが漂ってきます。

グラスに注ぐと、ピノ・ノワールとしては珍しいほどにダークなルビー色で、色だけ見れば、シラーに近い黒色を放っています。

グラスを回し、ゆっくりと立ち上ってくる香りは、とてもスパイシーです。
胡椒のようなスパイスの中から、ダークチェリー、ブルーベリーのような凝縮した香りが柔らかに漂ってきます。

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そうして口に含むと、まず最初に感じたのが、ワイン用語で「森の下生え」というのですが、森に足を踏み入れたときに漂う緑や葉っぱ、そして土のような香りがふわっと広がりました。

続いて黒い果実中心の凝縮感に溢れた香り、きめ細かな舌触り、そして最初に香ってきたスパイス感と酸味がバランスよく交じり合い、長くタンニンが口の中に残りました。

色々と表現しましたが、端的に言うと、とても美味しいということです(笑)

熟成度合いも抜群でした。

マーティンボロのピノ・ノワールは、マールボロやセントラル・オタゴとは全く違ったニュアンス、テクスチャーを持ったピノ・ノワールでした。

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改めて一言でこちらのユリヒャーの特徴を表すならば、「森の下生え&スパイス」。この感じは南島とは全く違うので、これが土壌や気候による個性なのだなと、大変勉強になりました。

しかし、こういったワインがチャンピオンになるあたりが、エアーニュージーランド・ワインアワードの素晴らしさですね。

今まで飲んできた、どのチャンピオンワインとも表情が違います。

それゆえに毎年審査員の苦労が伺えますが、正等に美味しく、そこまで高くないワインが賞を取るという文化に改めて敬意を表したい気持ちになりました。

我妻

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登録日 : 2018.5.8

NZフレンズに「Clive Jones」をアップしました!!

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