投稿日 : 2018.6.18 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
ニュージーランドワイン試飲会2018 レポート
こんにちは。
昨日は六本木にあるリッツカールトンにて行われた「ニュージーランドワイン試飲会」へ行ってきました。
この会はニュージーランドワインだけを集めた日本最大規模の試飲会で、毎年開催されています。
昨年も参加させていただきましたが、今年は27のインポーターと、インポーター募集中のワイナリー1社から、合計250以上のワインが出展されていました。
そんな中から、今回もいくつかのワインをご紹介させていただきます。
まずは、王道でありながらもその美味しさに心惹かれたのが、「アタ・ランギ」のピノ・ノワール2015でした。
アタ・ランギはニュージーランドの最高峰のピノ・ノワールの生産者と評されており、「ニュージーランドのロマネ・コンティ」とも呼ばれています。
因みに生産地はパネルが間違っています。セントラルオタゴではなくマーティンボロです。
非常に決め細やかで繊細なタンニンが骨格を作り、優しい赤いベリーの果実が凝縮されています。滑らかで優しく、高貴。さすが、アタ・ランギの看板を背負うだけあるポテンシャルです。これは是非、ゆっくりと飲んでみたいです。
続いては、「コンラッド・ワインズ」のゲヴュルツトラミネール2017が、素晴らしかったです。
こちらはまだ日本未発売で、輸入されるかどうかも未定だそうですが、優しく繊細な白い花やジンジャーのような甘いアロマに、程よいスパイスとミネラル感、そして滑らかな舌触りが優美なワインで、単体でも、食事にあわせても良いパフォーマンスを発揮しそうなポテンシャルの1本でした。
是非、日本に輸入して欲しいものです。
最後は、「ヴァンダル」のゴンゾー・ホワイト2016。こちらもとてもユニークなワインでした。
ヴィオニエ、ピノグリ、リースリングを元に造られたオレンジワインですが、一般的なオレンジワインのような苦味やえぐみは抑えられており、ヴィオニエから来る、ほどよいスパイスと、ピノグリとリースリングの持つ気品の良い甘さがバランスよくマッチしていました。
オレンジワイン初心者にはもってこいで、フードにも合わせやすそうです。
他にも素晴らしいワインが数多くあり、たくさん紹介したいのですが、厳選して3つに絞らせていただきました。
しかし、今回の会も大変勉強になるとともに、改めてニュージーランドワインのポテンシャルの高さを確信しました。
ニュージーランドワイン、これからさらに日本市場内での評価が高まっていくことを願うとともに、少しでも多くの人に味わっていただきたいと思った一日でした。
最後に楽天ブリーズオンラインショップ及びヤフーブリーズオンラインショップでも取り扱っております!
我妻
タグ : ニュージーランドワイン, ニュージーランドワイン試飲・商談会