投稿日 : 2018.6.24 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
「クラウディーベイ × Two Rooms」メーカーズディナー
こんにちは。
前回のグリロジーにて行われたメーカーズディナーに続いて、表参道にあるレストラン「Two Rooms」にて開催された、クラウディーベイのテクニカルディレクター、ジム・ホワイト氏によるワインメーカーズディナーについて、レポートさせていただきます。
Two Roomsは六本木にあるRoby Jack’sと同じ会社の経営する、表参道にある人気のレストランで、数多くのワインメーカーズディナーが開催されているレストランです。
グリロジーと同じく、日が沈むころからスタートし、Two Roomsのテラスにてクラウディーベイの誇るスパークリングワイン「ペロリュス」と長崎産の牡蠣が振舞われました。
やはりこれは王道のマリアージュですね。
どんなに工夫したり、創作しても、やはり牡蠣とペロリュスに勝るフードマリアージュは無い、そう思わせるほどの印象がありました。
この日も天候に恵まれ、すばらしい夕暮れとともにペロリュスと牡蠣を味わっていると、室内に通されました。
室内で最初にサーブされたのは、この日もクラウディーベイの誇る「ソーヴィニヨン・ブラン2017」です。
フードとしてペアリングされたのは「海老のカクテル」でした。
丁寧に火入れされた海老と添えられたソースが、ソーヴィニヨン・ブランと最高にマッチしていました。これは本当に美味しかったです。
続いてはもうひとつのソーヴィニヨン・ブラン「テ・ココ2014」と「NZ産スカンピの鉄板焼き~アヴォカドガーデン柚子胡椒」でした。
テ・ココの樽熟成のスモーキーな味わいが、この料理の持つ複雑なテクスチャーに混ざり合い、本当に美味しいマリアージュでした。素材自体もスカンピが本当に新鮮で、目利きのよさも光りました。
その次はクラウディーベイ「ピノ・ノワール2015」と、「グリーンリップ ムール貝のプレゼ&和牛カルパッチョ」でした。
これは正直、度肝を抜かれました。
和牛カルパッチョに注がれた、カルダモンを使っただしが、料理全体の香ばしさを引き出し、和牛のまろやかさとピノ・ノワールの最高のフードマリアージュができていました。
これはもう、本当に脱帽です。感動でした。
最後に、最高級ピノ・ノワールの「テ・ワヒ2015」と「ゆっくり火入れしたラムラック」でした。
お料理がかなり強いラムの味わいでしたので、好き嫌いがはっきり分かれると思いますが、これだけレアで味のあるラムにも負けないテ・ワヒのポテンシャルを感じるという一面では良かったと思います。
そして最後にデザートとして「70%ダークチョコレートタルト&アイスクリーム」が出されました。
これはTwo Roomsのスペシャリティなのでしょうね。自信と気品あふれるデザートを頂くことで、心が完全に満たされました。
確かにグリロジーの料理もすばらしかったのですが、これだけ数多くのスペシャリティを出されると、Two Roomsの方に軍配が上がるかなというのが正直な感想でした。
そしてこの日もジムのホスピタリティーが炸裂。
恐らく全員の参加者と話しをしていたのではないかなと思います。
Two Roomsの雰囲気と、美味しい料理、クラウディーベイのワイン、そしてジムの空気感。これらが全てマッチした、最高の夜になりました。
本当に、たくさんのお料理にサプライズを受けた夜になりました。
今日も関係者のみなさま、本当にありがとうございました。
我妻
タグ : CLOUDY BAY, クラウディーベイ, ニュージーランドワイン, マールボロ