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ニュージーランドの旬な情報や取材報告など、タイムリーな話題を綴っています。

投稿日 : 2018.2.12 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

白馬でクラウディーベイのジムをアテンドしています!

白馬でクラウディーベイのジムをアテンドしています!

こんにちは。
ただ今、白馬に来ています。

突然の私ごとですが、幼少からスキーに親しみ、今もスキーが趣味なのですが、クラウディーベイの畑の責任者のジムが日本にスキーをしに来たため、1日アテンドしながら一緒に滑っていました。

今日の白馬は連休の中日ということもあり、多くのスキーヤー、スノーボーダーにあふれていました。

しかし、昨日雨が降ったことと、強風が吹いていた関係で、コンディションもそこまで良くなかったのですが、山頂付近は気持ちよく滑ることができました。

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ゆったりとビールを飲みながらランチを満喫し、朝から1日滑ったあとは、同じ時期に来ていた友人たちと合流してディナーを楽しみました。

ディナーにはお土産としてクラウディーベイのペロリュスを持参し、来ていた人たちに味わって頂きました。

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とても飲みやすく、美味しくて素敵なスパークリングで、また飲みたいということや、色や泡立ちがとても綺麗で、香りが素晴らしいなど、好印象の感想を頂けて、ジムもとっても喜んでくれました。

同じく、昨年ジムが視察した「いづみ橋」という日本酒の酒蔵が新発売した限定500本の「キラキラとんぼ〜有機・玉栄」もお土産として持っていったところ、ジムもその美味しさに大変喜んでくれました。

解散後はジムと2人で、改めてゆっくりと飲みながら情報交換をしつつ、楽しい時間を過ごさせていただきました。

日が暮れてからは白馬には良質な雪が多く降り始め、明日のコンディションに非常に期待を持てます。

なんでも、オーストラリア人とニュージーランド人の間では、「ジャパウダー」と言う単語があり、日本の最高のパウダーは唯一無二のものだと評価しているそう。

明日はそのジャパウダーをジムに是非とも満喫して欲しいものです。

我妻

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投稿日 : 2018.2.5 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

京都でニュージーランドワイン会を開催させていただきました!

京都でニュージーランドワイン会を開催させていただきました!

こんばんは。

昨日は、東京でのワイン会の様子をご覧頂いていた方が企画、招聘してくださり、京都にてワイン会を開かせていただきました。

今回は現地在住のシェフに料理を担当していただき、私はワインの選定と全体の監修をさせていただきました。

会場は京都らしく、清水に程近い町家の一室をお借りし、アットホームな形でワイン会を開催いたしました。

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今回は特にマリアージュに力をいれ、シェフとは何度もやり取りをさせていただいて決定したメニューです。

選んだワインはニュージーランドを代表する4ワイナリーの4本。何を選んだかは、このあとの記事を読み進めてくださいね。

さて、一本目、乾杯のドリンクとして選ばせていただいたのは、「オイスターベイ」スパークリング キュヴェ・ブリュット[NV]です。

オイスターベイはアメリカで最も売れているニュージーランドワインで、マールボロ地方にある牡蠣の養殖が盛んな湾に由来して、名づけられたワイナリーです。ポリシーのひとつとして、牡蠣に合うワインを造るということを掲げています。

そんなオイスターベイのスパークリングは、100%シャルドネで作られている、とても珍しいワインです。爽やかな柑橘系や白桃のフルーティーな香り、ブドウが持つ果実味あふれるエレガントさと、すっきりとした後味が楽しめるスパークリングワインです。

乾杯後、爽やかなこちらのスパークリングワインを飲まれたお客様から、思わず「美味しい」という一言が漏れます。
この美味しいを聞くのが、私として何より嬉しい瞬間のひとつだったりします。

フードマリアージュとしては、前菜の王道でもある、
「生ハム」

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「スモークサーモンのブルスケッタ」

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そしてオイスターベイのコンセプトを踏襲させていただき、

「牡蠣のコンフィ~九条ねぎと柚子のかおり~」

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の三種をお出しさせていただきました。

九条ねぎは京都ならではの食材として、「オイスターベイ×京都」をイメージして、使っていただいたものです。

それぞれのフードマリアージュを楽しんでいただけたのではないかと思います。

続いて二本目は、王道「クラウディーベイ」のソーヴィニヨン・ブラン2017です。

Kiwibreezeの読者の皆様はご存知だと思いますが、ニュージーランドワインを世界に広めた立役者のクラウディーベイのソーヴィニヨン・ブランは、フレッシュで活き活きとしたグレープフルーツのような柑橘系の味わいと、酸味が絶妙で、すっと飲めてしまう白ワインです。

こちらに合わせて頂いたのは、
「鯛とホタテのカルパッチョ」
をお出しさせていただきました。

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特に鯛のほうには、シソとレモンを添えさせていただき、シンプルにお塩とオリーブオイルで召し上がっていただきました。

シソの青みは、クラウディーベイのソーヴィニヨン・ブランととても相性がよいので、是非味わっていただきたく、シェフにシソを使って欲しいとお願いしました。

鯛にもホタテにもそれぞれに良く合うという事も感じていただけたのではないかと思います。

また、おつまみとして、キャロットラベもお出しいただきました。

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続いて三本目は、「クーパーズ・クリーク」のSelect Vinyards “RAZOR BACK” セントラルオタゴ ピノ・ノワール2015をお出ししました。

こちらは弊社専売で取り扱わせて頂いているピノ・ノワールで、クーパーズ・クリークの「香りの魔術師」の異名をとるワインメーカー、サイモン・ナンズ氏が、繊細でシルキーな飲み口と、ブラックベリー、プラムなどの濃厚な果実味、ミネラル、長く続くタンニン、すべてをバランスよくマッチさせて作った、非常にレベルの高い赤ワインです。

もちろん、こちらはリーデル社特製の「セントラル・オタゴ ピノ・ノワールグラス」に注がせていただいて、お楽しみいただきました。

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実は今回、参加者の中に猟師さんがいらっしゃって、彼が数日前に狩猟した鴨と鹿とイノシシを食材としてご提供いただいたのです。

そんな大変贅沢な食材を使わせていただいたのですが、こちらのピノ・ノワールは、シェフが鴨を丁寧に調理してくれました。

「鴨のロースト~ベリーのソース 金柑と芽キャベツを添えて」

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鴨のジューシーさ、ベリーソースが絶妙に絡み合い、セントラル・オタゴのピノ・ノワールと素晴らしいフードマリアージュとなりました。

最後の四本目は、「シレーニ・エステート」の“エステート・セレクション”ザ・トライアングル・メルロー 2015をお出しいたしました。

大手ワインショップが輸入、販売しているシレーニ・エステートは、現在日本で一番売れているニュージーランドワインです。

シレーニのチーフワインメーカーのグラント・エドモンズ氏は「ミスター・メルロー」と呼ばれるほど、メルローを用いた赤ワインを最も得意とし、妥協を許さない品質を追求しこだわりのワインを造っています。

フルボディーながらも、完熟したプラムのようなふくよかな果実味と、程よいタンニン、柔らかな飲み口で、さすがミスター・メルローと呼ばれるだけある、素晴らしいワインだと感じました。

フードマリアージュとしては、この会のメインディッシュとなる、
「猪のラグーソースとカカオのペンネパスタ」

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「鹿の背ロースのステーキ」

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をお出ししました。

ジビエの持つ強さに決して負けない、むしろジビエとワインがお互いに溶け合って、さらに料理の美味しさを引き立てるマリアージュとなったように感じました。

最後にドルチェとして、
「りんごの赤ワイン煮とバニラのアイス」

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をお出しいただき、和やかに、大満足のまま会は終了しました。

最後に記念撮影。

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今回は京都周辺の大阪、神戸、奈良、岡山からもお客様が集まっていただき、新しいご縁と交流ができたことが有難く、また何より皆さんが大満足で帰られた事が本当に嬉しかったです。

会を主催し、招聘していただいた方と、素晴らしい料理を作ってくださったシェフ、そして食材ご提供いただいた猟師さんに、心より御礼申し上げます。

また是非、地方でもワイン会を開催したいものです。
本当にありがとうございました。

我妻

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投稿日 : 2018.1.30 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

インヴィーヴォ エイトポイント (Eight Point) ソーヴィニヨン・ブラン2016&2017 飲み比べ

インヴィーヴォ エイトポイント (Eight Point) ソーヴィニヨン・ブラン2016&2017 飲み比べ

こんにちは。

先日、「エイトポイント バイ インヴィーヴォ(Eight Point byInvivo)」のソーヴィニヨン・ブラン2016と2017のヴィンテージの違いを飲み比べてみました。

エイトポイントは、ニュージーランドを代表するワイナリーのひとつ、インヴィーヴォの送るブランドのひとつです。

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当時30歳のニュージーランド人、Tim LightbourneとRobCameronの2人によって2007年に設立されたインヴィーヴォは、非常に短期間のうちに世界市場に認められるワイナリーに成長しています。

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例えば、Decanter World Wine Award 2010においては、世界トップ10のソーヴィニヨンブラン(Top10Sauvignon Blanc in the world)に選ばれたり、
2011年には424本のマールボロ産ワインのみで行われた「theMarlborough wineshow」にて最優秀ソーヴィニヨンブランと最優秀ワインの2冠に輝くなど、数多くの輝かしい成功を成し遂げています。

そんな彼らの作り出すブランド「エイトポイント」のソーヴィニヨン・ブランが、年によって違いがあるのかを試してみたく、この飲み比べをしてみました。

まず、それぞれをグラスに注いだこちらの写真をご覧ください。

違いが分かりますか?

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ちょっと写真が見づらいかもしれませんが、左が2016、右が2017です。

どうでしょう。

2017の方が、色が薄いんです。

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香りを比べてみると、2017の方がガツンと来るフレッシュな香りがします。青草のようなグラッシーなアタックが強く、より強い柑橘の香りが立ち上ってきます。

2016ももちろんフレッシュでグラッシーではあるのですが、比較すると2017の強さをより感じます。

まさに摘み立て、フレッシュな「搾り立て」といった表現が分かりやすいかなと思います。

実際の味はといいますと、グレープフルーツやライムのような柑橘系の果実を手でぎゅっと搾った時に感じる、みずみずしいインパクトを強く感じました。まさに「搾り立て」のライムやグレープフルーツ。そんな果実味がファーストインプレッションですが、同時にその果実味から来る酸味は、人によってはやや強いと感じたり、少し苦いと感じるかもしれません。

しかし、それだけフレッシュだという証拠で、まさに「柑橘系白ワイン」といえるかもしれません。

魚介類、特に牡蠣や新鮮な白身のお刺身などに、とても合うワインだと思います。

それに比べ、2016はフレッシュさと、まろやかさが同居している感じです。柑橘系、グレープフルーツのようなみずみずしい酸をしっかり感じるのですが、2017ほど苦味は感じず、「搾り立て」というよりも、程よく円熟されている感じです。

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他社のソーヴィニヨン・ブランに比べても、マールボロの特徴的な青草の香り、柑橘のアロマ、酸味が良く出ているのですが、2017と比べてしまうと、落ち着いた印象を受けるのが面白いですね。

おそらくこれが、1年間瓶内で熟成されたことによる、円熟味なのでしょう。

好みが分かれるところですが、両ビンテージともとても美味しくいただけました。

ちなみに、冬だったこともありますが、キャップをあけた4~5日後であっても、劣化の少ないワインでした。

予想では、香りが完全に飛んでしまうかなと思ったのですが、確かに開栓後のガツンと来るみずみずしさは弱まりましたが、柑橘系の香りは健在で、味の方も、2017は少し丸みを帯びた感じはありましたが、美味しく頂けました。

両ビンテージとも、少なくとも3日間くらいは栓を開けたあとも十分に楽しめるお得なワインです。

こんな記事を書いておいて申し訳ないのですが、2016は既に在庫切れで、現在取り扱っているのは2017のみですが、是非フレッシュでみずみずしい、エイトポイントのマールボロ
ソーヴィニヨン・ブランをお試しくださいね!

金額もとってもリーズナブルですよ!

我妻

楽天ブリーズオンラインショップ

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投稿日 : 2018.1.25 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

13年前のヴィンテージのニュージーランド産ピノ・ノワールを開けました!

13年前のヴィンテージのニュージーランド産ピノ・ノワールを開けました!

こんにちは。
先日、デルタ・ヴィンヤードのピノ・ノワール2005を開けました。

こちらは、2006年のエアーニュージーランド ワインアワードでチャンピオンとなったワインで、熊木がセラーに保管していました。

ニュージーランドワインは歴史が40年程度のため、熟成したヴィンテージを楽しむことはほとんど無く、また、そもそもとしてニュージーランドワインは長期保存ができないのではないか、とも言われていました。

ですので、このワインをあけるのは少しドキドキだったのですが、果たして結果は・・

記事後半でお伝えします。

さて、エアーニュージーランド(ニュージーランド航空)では、毎年多数作られるワインの中から、1本だけチャンピオンワインを選出し、表彰します。

この賞はニュージーランドのワインメーカーにとって、もっとも栄誉ある賞のひとつで、日本で言うならば分野は違いますが、直木賞や芥川賞のようなものに当たるでしょうか。

チャンピオンになったワインは、1年間ニュージーランド航空のファーストクラスにて、振舞われることになっています。

ちなみに2017年のチャンピオンワインは、イザベル・エステートのシャルドネ2016でした。これについては、以前こんな記事を書かせていただいています。

こちら

さて、お待たせしました。

デルタ・ヴィンヤードのピノ・ノワール2005は、どうだったかと言いますと・・

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グラスに注ぐと、美しいレンガ色に変化しており、チョコレートやカカオのニュアンスが柔らかに立ち上ってきました。

樽熟成されたフレーバーが、まろやかなロースト香と円熟した深みとなって、香りだけでも幸せな気分になります。

一口飲んだ瞬間に、思わず「あぁ、美味しい」と声が漏れてしまいました。

シルクのような舌触り、香りからも感じられたチョコレート、カカオのニュアンス、優しい土の香り、熟成したイチジクやプラムのようなテイスト、そしてまろやかなタンニンとスパイス感が混ざり合って、静かなフィニッシュを迎えます。

非常に複雑な中にも絶妙なバランスでワインが熟成されていて、本当に素晴らしいヴィンテージになっていました。

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ニュージーランドワインのヴィンテージのポテンシャルが、充分にあるということが分かりました。
これは個人的にもとても嬉しい発見ですが、何故ニュージーランドにはヴィンテージの保管がないのでしょう・・

恐らくですが、5年、10年と熟成させる前に、ワインが大好きなキーウィーは、みんな我慢できずに飲んでしまうんでしょうね(^^;

それはまぁ冗談としまして、、
美味しいワイン、好きなワインを自分のセラーで保管して数年後に開けるという楽しみが、ニュージーランドワインでもできそうですね!

今後、弊社オンラインショップでは、デルタ・ヴィンヤードの取り扱いを本格的に始動する予定ですのでお楽しみに!

我妻

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投稿日 : 2018.1.22 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

2018FC岐阜まつり ライアン・デ・フリース

2018FC岐阜まつり ライアン・デ・フリース

昨日、岐阜市内で開催された2018FC岐阜まつりを取材してきました!
弾丸スケジュールでしたが、人生初の岐阜!

開始前より多くのファンが2018 FC GIFU Player’s Collectionを待ち望んでいました。

運営スタッフと地域のファンの距離が近く、親近感が持てました。

選手1人ひとりの背番号・コメントに加えて1つの質問があり、背番号10番が発表されました。

今期オークランド・シティFCから新加入したライアン デ フリース。

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これには自分も正直驚きました。
チームで活躍をしてほしいとの期待からだと思います。

会場からも一際大きな「おー!」と言う声援が送られていました。

「武器は、攻撃です。
ニックネームはライザです。」と司会からの紹介。

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「10番のライアン デ フリースです。
今年サポートをして頂き、ありがとうございます。」

質問は、自炊派ですか外食派ですか?
「自炊派です。」

イベント終了後は会場に足を運んだファン1人ひとりとハイタッチ。

たくさんの方に激励されていました。

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さらに、その後は単独取材を行いました。
自分からは6つの質問をしました。

Q. 岐阜はどうですか

A. トレーニングに集中できる環境ですし、美しくて素敵な街です。住んでる人たちも良い人ばかりです。

Q. FC岐阜のプレースタイルはどうですか

A. いいですね。とても早いパスで自分に合っていると思います。コーチやチームメイトも素晴らしい人たちばかりですね。

Q. 日本のファンはどうですか

A. (英語で)「アンビリーバボー!」今日もたくさんの人たちが来てくれて嬉しいです。サポーターも大勢いるので、試合が楽しみです。

Q. オークランド・シティFCでチームメイトだった岩田卓也選手からアドバイスはありましたか

A. アドバイスはなかったですが、日本語を教えてくれました。日本語の本を読んだりしているおかげで少しずつではありますが、日本語が上達してきたかもしれません。

Q. 家族について

A. 数週間のうちに来日する予定です。家族も日本に住むのを楽しみにしていますし、きっと岐阜での生活を満喫してくれると思います。

Q. 複数のオファーからなぜFC岐阜に決めたのか

A. とても良い条件でオファーをしてくれました。自分にとって新しい経験ができますし、ぜひ挑戦したいと思いました。

どれも丁寧に回答してくれました。

そのあとは岐阜駅前にある織田信長像の前でファンと撮影。

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ここでも多くのファンがライアンと写真撮影をしたり握手を求めていました。

この後、新加入選手イベントも取材しました。

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お題を貰い絵を書いたり、ジェスチャー対決をしました。

言葉は通じないもののチームメイトと笑顔で団らんしていました。

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最後にファンの方へのメッセージでは、

「イベントにお越し頂き、ありがとうございます。今シーズンベストを尽くして頑張ります。
応援よろしくお願いします。」

イベントの際にはファンの方から会場までのアクセスや、FC岐阜のことをいろいろと教えてもらいました。
とても親切にしてもらいました!対応ありがとうございました。

このあとは一度行ってみたかったお店へ!!!

この続きは明日にでも記事にします。

今期より加入したライアン。

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異国の地で戦術理解や言語などの違いがあるので、フィットするまである程度時間がかかると思いますが、岐阜のファンの方は温かく見守ってくれるように思えました。

弾丸での岐阜ツアーでしたが、とても良い街でした。
シーズンが始まったらまたゆっくり行きたいです。

ではでは

熊木

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投稿日 : 2018.1.19 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

ニュージーランドワイン「ゲヴュルツトラミネール」の会 開催報告

ニュージーランドワイン「ゲヴュルツトラミネール」の会 開催報告

こんにちは。

昨日、毎月恒例となっている私主催のワイン会を開催させていただきました。

毎回違うテーマで開催させていただいているワイン会、今回のテーマは「ゲヴュルツトラミネール」です。

ゲヴュルツトラミネール(Gewurztraminer)は、フランス東部のアルザス地方の代表品種のひとつで、強く上品なアロマを特徴とするこのワインは、リースリング、ピノ・グリとともに、アルザスを代表する高級白ワインです。

Gewurzとは、ドイツ語で香辛料の意味で、ライチの香り、グレープフルーツまたは藤色のバラの香りとも表現される、非常に強いアロマを持っています。

実際に科学的に分析しても、ライチやバラと同じ香り成分が含まれているそうです。

通常は引き締まった辛口で造られますが、ぶどうを遅摘みにしたり、貴腐化したぶどうを手摘みすることにより、甘口の超高級デザートワインも造られています。

そんな辛口から超高級デザートワインまで幅広く作ることのできるゲヴュルツトラミネール、ニュージーランドでも数は少ないものの、生産されているんです。

さて、乾杯の1本目は、サイフリード・エステートの「オールドコーチロード ゲヴュルツトラミネール2016」です。

オーストリア出身のヘルマン・サイフリード氏が妻のアグネスとネルソンにワイナリーを開いた1973年当時、他にぶどう畑は1つもありませんでした。

誰もがネルソンはぶどうを育てるに適さないと思っていた中、ヘルマンは努力を続け、素晴らしいブドウを育て上げ、ワインビジネスで成功を収めました。

現在ではネルソンはニュージーランドでも有数の素晴らしいワインの産地として、多くの生産者が集まっていますが、その意味でこのワイナリーはパイオニア的な存在です。

さて、こちらのゲヴュルツトラミネール、注いだ瞬間に白いお花のような優しい甘い香りがグラスから立ち上ってきます。ライチ、ジャスミンの優しい甘みと、ホワイトペッパーのようなスパイシーさと凝縮感ある果実味が口の中に溢れます。

思わず参加者から、「おいしい~」という声がたくさん聞こえました。

そんな優しいゲヴュルツトラミネールにあわせたのは、「イカとアーモンドのグリーンサラダ~中華風醤油ドレッシング和え~」です。

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イカとアーモンドの風味と、エッセンスで使ったかいわれのピリ辛さ、そして特製のドレッシングがマッチして、優しいお花やライムの風味をもつこのワインといいマリアージュになったのではないかと思います。

続いて2本目は、ブラッケンブルックの「シャングリ・ラ ゲヴュルツトラミネール2016」。

ブラッケンブルックはニュージーランド南島の町ネルソンで、非常にアロマティックなワインを生産するワイナリーで、ブドウは全てサステイナブル(持続可能)な畑で大切に育てられています。

ゲヴュルツトラミネールはアロマティックなワインなので、ブラッケンブルックが最も得意とするワインのひとつです。

このワインに合わせたのが「油淋鶏(ユーリンチー)」。

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ユーリンチーは、からっと揚げた鶏肉に、甘辛ダレをたっぷりかけて味わう中華料理ですが、中華とワインというと、もしかしたら意外だと感じる人もいるかもしれません。

しかし、中華とワインのマリアージュはトレンドの1つになっています。

特製の甘辛ダレと鶏肉のジューシーな味わい、油でさっと揚げることによって甘みの増した野菜が、このワインの持つシルキーな飲み口と、バラの花のような上品な香りと甘さにマッチしていたのではないかと思います。

3本目はシャーウッド・エステートの「シグネチャー・ファミリー ゲヴュルツトラミネール2014」をお出ししました。

シャーウッド・エステートは、サステイナブルプログラムおよび有機栽培で、非常に手間をかけたブドウ栽培を実践しており、「高品質のワインは世界中の人々を魅了する」という信念のもと最高級のクオリティを目指してワイン造りを行っているメーカーです。

こちらを、今回、リーデルのセントラル・オタゴ ピノ・ノワールグラスに注がせていただきました。

というのも、ピノ・ノワールもゲヴュルツトラミネールも、非常にアロマティックなワインなので、このワインの香りをより楽しんでいただけると考え、このグラスに注がせていただきました。

前の2本よりも甘くフルーティーに作られたこちらのワインは、完熟したライチ、パイナップル、そしてハチミツのような甘さや香りが漂います。このフルーティーさが、グラスからふんだんに香ってきました。

しかもこのワインの持つ甘さは、爽やかに口の中から消えるので、どんどん飲めてしまうある意味危険な一本です(笑)

お食事としてあわせたのは「ベーコンとソーセージのポトフ」です。

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スパイスを少し強めに、お塩加減は少し優しくお味付けをさせていただいたので、甘さとスパイスがいいマリアージュになったのではないかと思います。

4本目は大沢ワインズの「フライングシープ ゲヴュルツトラミネール2013」です。

「海外で農業をしたい」という長年の夢を実現すべく、色々な農業国を視察した結果、ニュージーランドでワイン造りを始めることを決意した大沢泰造氏。

「安全で美味しいワイン造りは、最高のぶどうを作る事から始まる」という信念の元、ニュージーランドで高級ワインを作り続けている、日本人経営者のワイナリーです。

お食事としてあわせたのは「タラのにんにくパン粉焼き~ローストトマトを添えて」です。

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にんにくの香りと淡白なタラの食感、甘酸っぱいトマトとワインビネガーと一緒に、生姜や程よいスパイスエッセンスを持つ大沢のゲヴュルツトラミネールが、うまく絡み合ってくれたように思います。

5本目は、アントマッケンジーワインズの「クラフトファーム ホークスベイ ローズヒップ2016」です。

こちらは、以前記事を書かせていただきましたオレンジワインです。

ゲヴュルツトラミネール単体ではありませんが、ブレンド比率としては最も高いため、こちらをセレクトさせていただきました。

アントマッケンジーワインズは、オーガニック栽培(現在ビオグロ認証の申請中)をベースに、亜硫酸の使用も極少量に抑えて、酵母もすべて土地由来の天然のものを使うなど、とにかく自然にこだわった農法でワイン造りをしている作り手です。

こちらも、セントラルオタゴのピノ・ノワールグラスに注がせていただいたところ、美しいオレンジ色に皆さん驚かれていました。

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香りも強く、やや苦味のエッセンスもあるこちらのワインに合わせましたのが、「グリーンマッスルと鶏肉のパエリア」です。

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グリーンマッスルは、ニュージーランドやオーストラリア近海で取れる、ムール貝に似た貝です。

こちらをパエリアに入れさせていただきました。
この貝の持つミネラルが、オレンジワインを引き立ててくれたように思います。

フィニッシュとしてお出ししたのが、大沢ワインズの「レイトハーベスト ゲヴュルツトラミネール2013」というデザートワインです。

お食事の最後に、ゴーダチーズとあわせて、デザート感覚でお楽しみいただきました。

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白桃、完熟したパイナップル、ハチミツのような高貴で芳醇な甘さに、皆さんから感嘆の声が沸きあがりました。

デザートワイン、なかなか頂く機会は少ないかと思いますが、この素晴らしさを感じていただけたのではないかと思います。

6本全く違う表情を持つこと、ゲヴュルツトラミネールというワインの幅広さに、皆さんとても驚いていらっしゃいましたが、ゲヴュルツトラミネールという品種の理解がとても深まったと喜んでくださいました。

最後に参加者の皆様で集合写真を撮影。

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今回、久し振りにワインを飲まれる方もいらっしゃったのですが、
「何年かぶりに飲んだ最初の一口の「おいしい」と思った記憶は、たぶんこれから先もずっと忘れないと思います」という、素晴らしい感想も頂きました。

また、今回静岡からわざわざお越しいただいた方もいて、心から感謝です。

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!

我妻

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登録日 : 2018.5.8

NZフレンズに「Clive Jones」をアップしました!!

登録日 : 2018.4.10

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