投稿日 : 2019.3.20 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
ニュージーランドワイン「ローンカウリ」シリーズをテイスティングしました。
ソーヴィニヨン・ブラン2016・シャルドネ2016・ピノ・ノワール2017・メルロー/マルベック2009をテイスティングしました。
生産者のクーパーズ・クリークは1980年オークランドから北西約35㎞のフアパイにアンドリューとシンシア・ヘンドリー夫妻によって設立されました。
1980年代後半にニュージーランドを代表する醸造家のキム・クロフォード氏がワインメーカーに就任し、現在は「香りの魔術師」という異名を持つサイモン・ナンズ氏が後任として就任しています。
北島のホークス・ベイや南島のマールボロの東海岸(イースト・コースト)の畑から厳選したぶどうを使用し、バラエティ豊かでリーズナブルなワインを生み出しています。
国内外での評価が高く、現在世界の20ヶ国以上に輸出されています。
①ソーヴィニヨン・ブラン2016
生産地 イースト・コースト
アルコール度数 12.5%
フレッシュなパッションフルーツや桃、青草などの香りが広がり、クリアな酸や豊かな果実味、爽やかな清涼感のバランスに優れたワインです。
チキンの香草焼きとマリアージュしましたが、チキンに合わせたローズマリーとソーヴィニヨン・ブランのハーブの香りがマッチし、キリッとした酸が鶏肉の脂をスッキリさせてくれるので、後味が爽やかで相性が良かったです。
・チキンの香草焼き
②シャルドネ2016
生産地 イースト・コースト
アルコール度数 13%
桃やメロンのアロマが広がり、オーク樽熟成により、深みのある豊かな味わいが感じられます。
天ぷらとマリアージュしましたが、しっかりとした深い味わいのシャルドネが素材の味を活かした繊細な天ぷらの味わいを引き立てていました。
・天ぷら
生産地 イースト・コースト
アルコール度数 13%
イチゴやラズベリーなどの心地よいアロマに柔らかなタンニンを感じ、後味は甘いフルーツの香りが広がる滑らかな味わいです。
牛肉のステーキとマリアージュしましたが、程よいタンニンが牛肉の脂をさっぱりとさせてくれて、口当たりが良く、余韻も長く感じられました。
・牛肉のステーキ
④メルロー/マルベック2009
生産地 イースト・コースト
アルコール度数 13%
芳醇なベリーの果実味がたっぷりの濃厚な味わいで、滑らかで飲みやすいです。
メルロー(85%)+マルベック(15%)の2種類のぶどうはそれぞれ別々に醸造され、オーク樽で熟成された後ブレンドされます。
程よいタンニンで樽の香りを感じます。
ニュージーランド産ラムチョップとマリアージュしましたが、ワインのコク、風味とラム肉のしっかりした質感が相性が良く、地元の料理とワインは合うという原則通り、ニュージーランド産のラム肉とニュージーランドワインのマリアージュはオススメです。
・ニュージーランド産ラムチョップ
飲む人をワクワクさせるクーパーズ・クリークが生み出すワインは今後も楽しみです。
杉山
タグ : ニュージーランドワイン, ローンカウリ