投稿日 : 2019.5.26 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
スーパーラグビー2019 ROUND 15 サンウルブズ vs レベルズ レポート
5月25日(土)に秩父宮ラグビー場にて行われたスーパーラグビー2019 ROUND 15 サンウルブズ vs レベルズの試合を取材してきました。
この試合は、トニー・ブラウンHCは日本代表へ向けての準備のためニュージーランド滞在中ということもあり、アシスタントコーチであるスコット・ハンセンが代理で指揮をしました。
トニーは分析がとても優れていると思っています。
サンウルブズはグランドを広く使って早いテンポのスタイルで攻撃し、そのバリエーションも他のチームより多くあります。
ヘイデンの腕には、攻撃のパターンがずらっと書いてあります。。。
この試合で注目したのは、レベルズのリース・ホッジとサンウルブズのヘイデン・パーカーです。
リース・ホッジはユーティリティーバックでボールを持ち自分で走ることもできますし、パスやキックにも長けた選手です。
試合後、リース・ホッジに独占インタビューを行ったのでお楽しみに。
試合の結果は、7-52でレベルズがサンウルブズを下しました。
レベルズは、フォワードが素晴らしかったです。サンウルブズへの初動が早く、プレッシャーを与えスペースを与えずに、サンウルブズの良さを消していました。
レベルズは本来バックスが良く、ディフェンスがあまり良くないイメージだったので、大きな違いでした。。。
この試合の結果でプレーオフの進出も視野に入れていて、気合を感じました。
サンウルブズはイージーなミスが多く、連携があまり良くありませんでした。
毎週選手が入れ替わることが原因だと思いますが、選手間のコミュニケーション不足もあるのではないでしょうか。
ハンドリングエラーも多かったので、次節ホーム最終戦では修正していってほしいです。
この試合で唯一のトライを挙げたジェイソン・エメリーも、チームとして挙げたトライではなく個人でプレッシャーをかけてのトライでした。
トライ自体は良いことですが、サンウルブズらしい流れるようなパスで最後はウィングのトライを見たいです!
準備してきた形でトライを挙げることにより、チームとしても自信が沸き、皆が同じ方向を向けると思います。
また、もう一つ修正が必要なのはセットピースです。これも毎週メンバーが変わるのでコーチ陣も悩むところだと思いますが、チームとしてのスタイルを貫いてもらいたいです。
6月1日はホーム最終戦です。秩父宮ラグビー場でスタンドが赤く染まる写真を是非撮影したいと思います!
ここからは、レベルズのリース・ホッジのインタビューです。
試合の感想は!?
とても楽しむことができた試合でした。前半はとてもフィジカルな試合だったんですが、フォワードの選手が良い活躍をしてくれました。また、自分たちが準備していたように攻撃からトライを挙げられたので良かったです。
オーストラリア代表として今年のW杯への夢は!?
全てのオーストラリア人のラグビー選手が目指しているところだと思います。ワールドカップ前には多くの試合があり、多くのトレーニングがあります。また、まだ大会まで多くの時間があります。そのため、自分のベストを常に出すことが大切だと思います。そうすればセレクターからワラビーズに選ばれてくると思っています。
また、ヘイデン・パーカーは、試合は残念な結果となってしまいましたが、試合後にはスタジアムを出て多くのファンに囲まれて1人1人に丁寧に対応していました。
スーパーラグビー最終戦後、すぐに神戸製鋼に合流するそうです。
トップリーグ期間中にはファミリーも神戸に来られるようなので、ますますの活躍が期待されます!
ではでは
熊木