10月23日(土)に昭和電工ドーム大分にて行われたリポビタンDチャレンジカップ2021 日本代表 vs オーストラリア代表を取材してきました。
キウイブリーズが注目するのは、まずは高校の先輩トニー・ブラウン。
練習が始まる前にあいさつに来てくれました。
そういうところが彼らしいです。
家族も元気みたいでゆっくりセントラルオタゴのピノノワールを飲みたいです。
って来週ヨーロッパに行ってしまうので今年は難しいかもです。
サンウルブズ時代のマネージャーをしていたオーストラリア出身のアンディーとも再会!
選手で注目はハイランダーズ出身の日本代表PRクレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)です!
彼はキングスハイスクールのライバル校オタゴボーイズハイスクール出身で高校時代も優秀だったみたいです。
対するオーストラリア代表ではリース・ホッジです。
スーパーラグビーのレベルズの一員として来日した際には何度もインタビューしています。
身長191cmと高身長で、素早いランとキックも素晴らしい能力を持っています。
ユーティリティバックスですが、今試合では15番(FB)での出場です。
両チームともにヨーロッパ遠征を控えているため、ここで弾みをつけたいところです。
前半はオーストラリア代表のペースで先制されました。
リース・ホッジは前半14分に交代。。。
肩の辺りを痛そうに抑えていました。
3-14と点差が開いたのちに日本も巻き返し、13-17で前半を終えます。
後半8分にレメキがシンビンとなり1人少ない状況でトライを決められ、オーストラリアがさらにリードしました。
その後のメンバー交代で注目選手のクレイグ・ミラー!
他にも田村(横浜キヤノンイーグルス)なども入りました。
クレイグ・ミラーは安定した動きでした。タックルもディフェンスも派手な選手ではないですが仕事人です。
姫野はオーストラリア代表にマークされていて自由にさせてもらえていなかったように見えました。
個人的に良かったと思うのが、ラファエレ ティモシー(コベルコ神戸スティーラーズ)です。ゲインやラインブレイクも決まっていましたし、感覚やテクニックに優れていました。
試合は、32-23でオーストラリア代表が勝利しました。負けはしたものの、日本代表は世界3位のオーストラリア相手に健闘したのではないでしょうか。
17000人もの観客が集まりスタジアムは一体となっていましたし、スクラムで勝った時にはスタジアムがわっと盛り上がりました。テレビでは伝わらない一体感と歓声本当に素晴らしかったです。
日本代表のテンポの良い攻撃パターンは、世界強豪のチーム相手でも通用することが今日の試合で分かりました。
ただ、実力差はあると感じました。オーストラリアはチームとしてはもちろん、個々の実力も高いです。
要所要所きっちりと決めてくるところはさすがでした。
また、日本代表は試合の流れを変えられるという意味では、世代交代はまだまだなのかなと思うので、もっと経験を積んでいってもらってこれからに期待したいです。
21番の齋藤はボーデンバレットも将来が楽しみと言っていましたし。
試合後、今日17番だったクレイグ・ミラーはオーストラリア代表で同じ17番の選手(アンガス・ベル)とジャージを交換していました。
同じく試合後のリース・ホッジ。
腕を固定していました。。。
自分に気づいて手を振ってくれました。
本来ならば試合終了後にミックスゾーンで独占インタビューをして様子を聞きたかったのですが、コロナのため個別取材ができなくて残念です。
大事に至らないことを祈っています。
日本はこれから欧州に向かいます。11月6日にアイルランド、13日にポルトガル、20日にスコットランドと対戦します。
ではでは
熊木
タグ : クレイグ・ミラー, トニーブラウン, ラグビー日本代表