ホーム > NZブログ > 2024年

NZブログ

 各種条件で絞り込み

ニュージーランドの旬な情報や取材報告など、タイムリーな話題を綴っています。

投稿日 : 2024.12.29 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン2 第2節 清水建設江東ブルーシャークス vs 九州電力キューデンヴォルテクス レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン2  第2節 清水建設江東ブルーシャークス vs 九州電力キューデンヴォルテクス レポート

12月28日(土)に江東区夢の島競技場で行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン2 第2節 清水建設江東ブルーシャークス vs 九州電力キューデンヴォルテクス を取材してきました。

改修工事があったため、夢の島競技場でのホストゲームは久しぶりです。

九州電力キューデンヴォルテクスには2023年5月の入れ替え戦で敗れてディビジョン3に降格したため、この試合は特に勝ちにこだわっていると思われます。

キウイブリーズが注目するのは、清水建設江東ブルーシャークスのリマ ・ソポアンガ

3R1A6965

リーグワン2年目です!
開幕戦と同じくSOでスターティングメンバーに入りました。

ケイン・ハミントンは開幕戦で途中交代していて、今節はメンバー外でした。

前半2分、昨シーズンのディビジョン3得点王コンラッド ・バンワイクのトライを皮切りに、

3R1A6826

12分で合計3トライが決まり、21-0と江東BSが大きくリードします。

ピッチを広く使いワイドに展開していて、SOリマ ・ソポアンガ とFB コンラッド ・バンワイクを中心にゲームコントロールができていて、良い攻撃の流れが作れていました。

3R1A6869

 

BKのコミュニケーションが取れていて、チームとしてやろうとしていることが昨シーズンから引き継がれている印象です。

リマの持ち味である視野の広さやパスのタイミングも良かったです。

3R1A7067

その後九州KVに2トライを許しますが、江東BSも追加トライを決めて、前半は31-14で江東BSがリードして折り返しました。

後半3分金築のトライでさらに点差を広げた江東BSでしたが、ディフェンス面で粘れず簡単に取られてしまうシーンが見られました。
後半苦しい時間もありましたが、粘って耐え抜きました。

試合は、41-33で清水建設江東ブルーシャークスが勝利しました。

プレーヤー・オブ・ザ・マッチは、リマ・ソポアンガでした。

3R1A7144

キックも安定していて良かったです。

3R1A7061

清水建設江東ブルーシャークスは開幕2連勝となりましたが、良いところがたくさん見れた一方で、課題も見つかりました。
ただ、今は『勝つ』ということが重要で、チームを勢いづけることにも繋がります。

試合数を重ねることで課題は改善していけるかと思いますので、これからも期待しています!

なによりホストゲームで勝利し、応援に来ていたファンも皆嬉しそうだったのが印象的でした。

スケジュールの都合で記者会見に行けなかったのですが、リマ ・ソポアンガに独占インタビューしてきましたので、その模様をお届けします。

3R1A7178

Q. 勝利と初のプレーヤー・オブ・ザ・マッチおめでとうございます。今日の試合はいかがでしたか

A. 本当に良かったです。いい準備ができたし、ホームの観衆の前で勝てたのも良かったです。今年はプレッシャーが大きいし、2部に残留したいし、降格決定戦はやりたくないです。ディビジョン2残留にまた一歩近づいたわけですが、チームにとっても、会社にとっても本当に嬉しいことだと思います。クラブに関わるすべての人にとって、本当に幸せなことです

Q. 今後の目標を教えてください

A. まず第一に2部にとどまることが、クラブとして本当に、本当に、本当に良い野心であり、努力すべきことだと思います

3R1A7132

キウイブリーズとしては、今シーズンはディビジョン2の試合にもできるだけたくさん取材に行きたいと思っています。

次節はもう2025年なんですね!
皆様良いお年をお迎えください。

金沢

タグ : ,

投稿日 : 2024.12.23 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン1 第1節 横浜キヤノンイーグルス vs 東芝ブレイブルーパス東京 レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン1 第1節 横浜キヤノンイーグルス vs  東芝ブレイブルーパス東京 レポート

早いもので2024年もあとわずかになり、リーグワン開幕を迎えました!

12月22日(日)に日産スタジアムで行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン1 第1節 横浜キヤノンイーグルス vs 東芝ブレイブルーパス東京 を取材してきました。

昨シーズン優勝した東芝ブレイブルーパス東京と2年連続ベスト4入りしている横浜キヤノンイーグルスの対戦です。

キウイブリーズが注目するのは、東芝ブレイブルーパス東京で2シーズン目を迎えたシャノン ・フリゼルと

3R1A6547

リッチー ・モウンガ

3R1A6646

そして今シーズンから横浜キヤノンイーグルスに加入したビリー・ハーモン

3R1A6489

特にシャノンとビリーはハイランダーズで同じポジションだったので、マッチアップが見れることを期待しています。

前半4分BL東京シャノン ・フリゼルのタックルが危険なプレーとしてイエローカードとなり、1人少ない状況に。
6分にペナルティゴールで先制した横浜Eは、キックをうまく使いながら攻撃のチャンスを作り得点していきました。
BL東京は反則やミスが多く、なかなか攻撃の形にもっていくことができず、前半30分で16-0とリードを許す展開となりました。

しかし前半終了間際の39分にBL東京がパスを繋いで最後は松永のトライでようやく得点し、16-7で横浜Eがリードして折り返しました。
この1トライが後半に向けて流れを変えたのではないかと思います。

後半5分BL東京のシャノン ・フリゼルのランでトライ!

3R1A6569

ビリー・ハーモンも必死にディフェンスしますが、シャノンが決め切りました。
また15分にはリッチー ・モウンガのトライで逆転しました。

この日はトライを防ぐディフェンスも見せていて、攻守ともに素晴らしい活躍でした。

後半23分には追いつかれるも、30分に眞野のトライでふたたび勝ち越しました。

観客数は22,871人でした。

試合は、28-21で東芝ブレイブルーパス東京が勝利しました。

3R1A6694

眞野は、ロブ・トンプソンが風邪とのことでメンバー変更により急遽スターティングメンバーでの出場となりましたが、見事プレイヤー・オブ・ザ・マッチに輝きました。

3R1A6679

試合後、シャノンは応援に来ていた家族に会いに行っていました!

3R1A6723

海外の選手は本当に家族を第一に考えていますよね。良く家族の理解があって今ここに居れるって取材した際聞きます。

記者会見では、リーチ マイケル
「ペナルティだったり自陣で反則が多かったり、なかなか東芝のリズムが作れなかったですが、立て直すことができてよかったと思っています。でも試合は本当にきつかったです。リーグワンの試合は勝つのが難しくなってきていて、タイトなリーグになると思います」

トッド・ブラックアダーHC

「これ以上ないくらい選手の皆が誇らしいです。16-0ですごく厳しい状態からよく我慢してやってくれました。リーチが言っていたように、よく適応できたと思っていて、前半あまり良くなかったですが、後半よく試合に戻っていけたなと思います。すごくタフでフィジカルな試合でした」
ハーフタイムにどのような指示を出したのかについて聞かれると、
「課題点でいうと、規律のところでした。前半ペナルティがすごく多くてそこが修正できたのは良かったです。後半にかけてブレイクダウンのところでもよく適応できたなと思っています」

試合後、ミックスゾーンで囲み取材に応じたシャノン ・フリゼル

3R1A6725

Q. 10分間シンビンによる退場がありましたが

A. あの10分間がすごく大事で、その間にレビューをして試合の状況を見て戻っていけました。ネガティブからポジティブに変えることができました

Q. 後半は前半に比べると良かったですが、どのようにコミュニケーションを取りましたか

A. 前半はチャンスで取りきれないところが多くて、そこはコーチたちがハーフタイムでしっかり戦術練り直してきてくれたので、それを遂行しました

Q. 後半のキャリーについてチーム内で共有していましたか

A. 相手はファフ ・デクラークやジェシー ・クリエルなどラインスピードを上げられる選手がいるので、まずこっちはボールを持って強いキャリーをして、フェーズを流された上でアタックしていきました

Q. ここからチームとして研ぎ澄ませていかなくてはいけない点はどこだと思いますか

A. 正直まだどこを磨けばいいのかは自分でも分かっていないのですが、コーチたちがしっかりレビューしてくれると思うので、それを聞いた上で次のダイナボアーズ戦に向かっていきたいと思います。楽しみにしています

Q. 昨年はワールドカップを終えて時間がないまま開幕を迎えました。今年はチームに合流するのが早かったですが手応えは

A. 去年と1番違うのは、早めに合流したことによってチームの皆と過ごす時間が長く持てました。合宿にも参加ができて、いい時間が過ごせてそういう点でもいい準備ができていると思います

残念ながらビリー・ハーモンにはミックスゾーンで会えなかったので、また取材に行きたいと思います。
なお本日12/23はビリーの誕生日です!初めて日本で迎えるバースデー楽しんでほしいです。

3R1A6726

キウイブリーズは今シーズンも独自の視点でリーグワンの取材をしていきます。どうぞお楽しみに!

ではでは

熊木

タグ : , , , ,

投稿日 : 2024.11.14 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

ハイランダーズ ジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチ&ベン・スミス アシスタントコーチ 独占インタビュー!!

ハイランダーズ ジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチ&ベン・スミス アシスタントコーチ 独占インタビュー!!

静岡ブルーレヴズは宮崎県の延岡でキャンプを行い、元日本代表ヘッドコーチで2024年7月からはハイランダーズのヘッドコーチに就任したジェイミー・ジョセフ元オールブラックスであり現在はハイランダーズでアシスタントコーチのベン・スミスの2人がスポットコーチとして招聘され、5日までキャンプに参加しました。

自分はスケジュールの都合で宮崎まで行けなかったので、ニュージーランド帰国前に空港で独占インタビューをしてきました!

ジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチ

Q. 今回の滞在はいかがでしたか?

A. 延岡は本当に良かったです。皆さんによくしていただいて、本当にブルーレヴズのラグビーキャンプは素晴らしかったです。日本に戻ってきてとても楽しかったです。
ブルーレヴズに来た本当の目的は、日本代表で多くの時間を過ごした監督たちをサポートすることでした。だからとても良い関係を築くことができたし、日本に戻ってきて楽しい時間を過ごすこともできてよかったです。

Q. また日本に来る予定はありますか?

A. まぁ、少なくとも年に1、2回は日本に戻りたいですね。来年のスーパーラグビーに向けて今はとても忙しいです。だから、日本に戻る最初のチャンスは、おそらく来年の年末になると思います。また来るよ!

Q. 日本のファンにメッセージをお願いします。

A. 日本のファンに一番言いたいのは、日本に戻って来られて本当に嬉しかったということです。日本代表とオールブラックスの試合もとても面白かったです。オールブラックスとの試合のためにここに来ましたが、とても素晴らしいスタートを切ることが出来たと思います。これからもどんどん調子を上げていきたいと思っています。

ベン・スミス アシスタントコーチ

Q. また日本でお会いできて嬉しいです。宮崎はいかがでしたか?

A. すごく良かったです。ありがとうございます。宮崎ではとても楽しい時間を過ごすことができたし、キャンプでは選手もコーチもたくさんいて、本当に楽しかったです。

Q. また日本を訪れる予定はありますか?
A. あぁ、今の段階では、いつかまた来たいと思っています。でも、今ここに来られて良かったと思っています。コロナ禍以来ですからね。あの頃を思い出すと、色々と大変だった分、今は本当にいい感じです。

Q. 日本のファンにメッセージをお願いします。

A. いやぁ、日本のファンは最高だよ。日本に戻ってこれてよかったです。ありがとうございました。また会いましょう!

ベンはパートタイムからフルタイムのコーチに変わったそうです。
ジェイミーのことを「ボス」と呼んでいました。
神戸にもまた行きたいって言っていましたし、2人とも元気そうで久しぶりに会えて良かったです!

image0

ハイランダーズでの活躍期待しています!!

ではでは

熊木

タグ : , ,

投稿日 : 2024.10.27 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

リポビタンDチャレンジカップ2024 日本代表 vs オールブラックス レポート

リポビタンDチャレンジカップ2024 日本代表 vs オールブラックス レポート

10月26日(土)に日産スタジアムにて行われた、リポビタンDチャレンジカップ2024 日本代表 vs オールブラックス を取材してきました。

ウェルカムイベントの記事(http://kiwibreeze.jp/15034/)でも書きましたが、オールブラックスは10月17日(木)に来日しました。
トレーニングの合間にさまざまなイベントにも参加していました。

そして一部選手は25日に出国し、欧州へと向かいました。
今回ハイランダーズからオールブラックスに選出されたのがイーサン・デグルートだけでしたが、彼も先に出発しています。
2022年に来日した時も、そして今回も日本で試合に出れず残念だと言っていました。

キウイ・ブリーズが注目するのは
2021-2022年にトヨタヴェルブリッツでプレーしたパトリック・トゥイプロトゥ

3R1A4246

今回初めてキャプテンを務めます。

同じく2021-2022年に東京サントリーサンゴリアスでプレーしたダミアン・マッケンジー

3R1A4289

さらに2023年から東京サントリーサンゴリアスでプレーしているサム・ケイン

3R1A4248

副キャプテンです。

2021年にはNTTドコモレッドハリケーンズ でプレーし、2024-2025年シーズンはリコーブラックラムズ東京 に加入するTJ・ペレナラ

3R1A4252

日本と縁のある選手4人に注目しました。
選手紹介では、特にこの4人の時に声援が大きかったように感じました。

試合前のハカ
TJ・ペレナラのリードでカ・マテ

3R1A4399

試合開始後、流れを掴んだのは日本代表でした。
5分にジョネ・ナイカブラのトライで先制しました。

キャプテンのパトリック・トゥイプロトゥ

3R1A4579

16分のトライの瞬間を見るとよく分かりますが、フィジカルが強かったです!

20分ワーナー・ディアンズのトライが決まったかと思われましたが、TMOによりノックオンでノートライ。
そこからオールブラックスのペースになりました。

25分にトライしたサム・ケイン

3R1A4675

攻守にわたってチームに貢献していました。

前半だけで7トライを決めたオールブラックスが43-12でリードして折り返します。

後半11分
交代で入ったピーター・ラカイ

後半19分に入ったルーベン・ラヴ

ともに初キャップです!

後半37分にルーベン・ラヴ はデビュー戦にして初トライを決めました。
そしてラスト1プレーでもトライし素晴らしい活躍でした!

3R1A5023

チームメイトも皆彼に祝福の言葉をかけて一緒に喜んでいました。

3R1A5049

入場者数は60,057人でした。
たくさんの観客が集まり、両チームへ声援が送られていました。

3R1A5103

試合は、64-19でオールブラックスが勝利しました。

オールブラックスは正直ベストメンバーではなかったですが、新たな戦力でチーム全体でカバーし合っていたように感じました。
例えば、一歩二歩先を見据えて前に進む視野の広さ。
ボールを出すタイミングの見極め。
ゴール間際でタックルされても体をひねりながらトライを決め切る力。
スペースを作らないように散りながらも、要所要所では複数人で止めにかかるなど、しっかりプレッシャーをかけれていました。

個人的に良かったと感じたのは、NO8のウォレス・シティティ

3R1A4517

とにかくフィジカルが凄かったです。
姫野を片手で振り切るパワー!!
これから楽しみな選手です。

どの選手も皆たくさんファンサービスしていました。

3R1A5199

TJ・ペレナラとルーベン・ラヴ、キャム・ロイガード

3R1A5153

長きにわたってオールブラックスをリードしてきたベテランと、若い2人。世代交代の寂しさと期待が入り混じります。。。

記者会見では、
スコット・ロバートソン ヘッドコーチ

3R1A4179

「テストマッチとして日本は素晴らしいスタートでした。速くて、超速に値するプレーだったと思います。自分たちはしばらく日本に遅れをとりましたが、前半自分たちがしたいことをしっかり実行することができました。それはとても良かったと思います。後半になって少しスローダウンしましたが、全体的に見てしっかりとした勝利を挙げることができましたし、なによりも怪我人が出なかったのが良かったです」

パトリック・トゥイプロトゥ

3R1A5177

「自分の感想としては、両方ともボールの扱いがうまくいったと思います。そしてやはりヘッドコーチが言っていたように、最初は日本がプレッシャーを与えてきました。日本は良いスタートをとったと思います。でも最終的には自分たちが思うようなプレーができました。また今後ラック周りを改善していきたいです。お互いのチームとも負けている時と勝っている時があるというゲームでしたが、客観的に見て自分たちはしっかりとした勝利を収めることができて良かったです」

ここからは質疑応答の一部をお届けします。

Q. 序盤手こずる場面もありましたが、TMOの後くらいから盛り返していました。チーム内ではどのように話し合いペースを掴みましたか

A. (パトリック)
おっしゃる通りで、ダミアン・マッケンジーやサム・ケインと特に話をしました。TMOの後にダミアンがリードし、いろいろな意思決定がうまくいきました。チームには優れたリーダーがたくさんいて、プレーをしながら改善していくことができるので、ゲームキャプテンとして非常に幸運だと思っています

Q. 前半特にアウトサイドから崩していたが、そのあたりは試合前にインプットしていたのですか、それとも状況判断だったのですか

A. (ヘッドコーチ)
試合前に日本代表のプレースタイルをよく見て、こういうスペースの使い方をするのだなということは理解をしていました。特に前半や後半の初めのところは自分たちが思っていたような戦術を使えました

Q. 今日のメンバーのパフォーマンスについて

A. (ヘッドコーチ)
今回の試合は、選手に対してプレーのチャンスを与えるというのが大事なことでした。新しいメンバーがたくさんいますので、新しいコンビネーションを試すチャンスでしたし、今回の試合と、次の2つのテストマッチで選手全員にプレーするチャンスを与えたいと思います。1つひとつというよりも試合を通じて自分たちをステップアップさせていきたいですし、日本は身体が大きい選手も多かったのでそういう選手たちとプレーができて良かったです

Q. 後半攻撃が停滞した時間帯もありましたが、どう感じていましたか

A. (パトリック)
日本が後半ボールを保持していましたので、私たちはディフェンスに回らなくてはいけませんでした。自分たちがボールを持った時にはチャンスを活かすことができたのですが、ノックオンなどハンドリングエラーがあったりとそういうのを繰り返すとどうしても疲れてしまいます。日本は速いプレーをしますので、そういったのにも影響を受けたと思います

オールブラックスは27日朝に日本を発ち、欧州遠征へ向かいました。今頃飛行機ですね。

ちなみに試合にはアーロン・スミス、ブロディ・レタリック、デイン・コールズ、サム・ホワイトロックも来てました。

3R1A4852

あと久しぶりにジョー・ウィーラーに会えました!

image0

サントリーサンゴリアスを退団し引退後はSky Sportsでキャスターをしているそうです。元気そうで良かったです!

ではでは

熊木

タグ : , , , , ,

投稿日 : 2024.10.18 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

『ALL BLACKS WEEK in Nihonbashi 』オールブラックスウェルカムイベント レポート

『ALL BLACKS WEEK in Nihonbashi 』オールブラックスウェルカムイベント レポート

北半球ツアーの初戦として10月26日(土)にリポビタンDチャレンジカップ2024で日本代表と対戦するため、オールブラックスのメンバーが10月17日(木)に来日しました。

翌日10月18日(金)にCOREDO室町テラス 大屋根広場にて行われた、『ALL BLACKS WEEK in Nihonbashi 』オールブラックスウェルカムイベント を取材してきました。

3R1A4137

オールブラックスウェルカムイベントが始まる前はあいにく小雨が降っていましたが、たくさんのファンが集まり大歓声が送られました。

バスを降りステージに到着するとステージに載りきらないほどの選手たち、圧巻でした!
オールブラックス35名、トレーニングメンバーとして来日しているオールブラックスXVのメンバー7名とスコット・ロバートソン ヘッドコーチが登場しました。

三井不動産 代表取締役会長 菰田 正信氏の挨拶の後には、歓迎の品贈呈として法被が、オールブラックスから返礼品としてサイン入りユニフォームが贈られました。

3R1A4067

リコーでプレー経験もあるスコット・ロバートソン ヘッドコーチ

3R1A4096

「おはようございます。東京素晴らしいです!ありがとうございます」と日本語で挨拶する場面も。

スコット・バレット キャプテン

3R1A4103

「温かく迎えてくださりありがとうございます。とてもエキサイティングで日本のファンに歓迎されているのを実感しています。日本代表にとってはホームゲームとなりますが、いつも楽しみにしているカードですので、ぜひ皆さんも楽しみにしていてください。今日はオールブラックスファンの愛を感じますし、昨日も空港にたくさんのファンが来てくれました。1週間滞在しますので、十分に日本の文化も味わいたいです」と話しました。

写真撮影

3R1A4084

法被似合ってました!

また、『ALL BLACKS WEEK in Nihonbashi』展開コンテンツとして、地下施設スペースではアディダスとニュージーランドラグビー協会のパートナーシップ25周年をセレブレイトする adidas x NZR “THE INNOVATION MUSEUM”(アディダス x ニュージーランドラグビー協会 イノベーション ミュージアム)が期間限定でオープンします。
アディダスとオールブラックスの25年の歩みを振り返る貴重なアイテムが展示されるとのことです。

期間は2024年10月19日(土)~10月26日(土) 11:00~19:00で、場所は江戸桜通り地下歩道です。

さらに試合前日の10月25日(金) には江戸桜通り地下歩道 アディダス イノベーション ミュージアムにてadidas x NZR “THE INNOVATION MUSEUM”トークショーが行われます。

お近くの方は是非イベントにも足を運んでみてはいかがでしょうか。

10月26日(土)の試合も取材予定ですので、またレポートします。

金沢

タグ : ,

投稿日 : 2024.7.8 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

リポビタンDチャレンジカップ2024 JAPAN XV vs マオリ・オールブラックス 第2戦 レポート

リポビタンDチャレンジカップ2024 JAPAN XV vs マオリ・オールブラックス 第2戦 レポート

7月6日(土)に豊田スタジアムにて行われた、リポビタンDチャレンジカップ2024 JAPAN XV vs マオリ・オールブラックス 第2戦を取材してきました。

先週6月29日(土)に秩父宮ラグビー場で行われた第1戦は、36-10でマオリ・オールブラックスが勝利しました。(試合レポートはこちら

キウイブリーズが注目するのは、ビリー・ハーモン
先週に引き続き共同キャプテンを務めます。

3R1A1213

リザーブに入った
マックス・ヒックス(No19)

3R1A1223

二コラ・ブロートン(No20)

3R1A1221

試合前のハカ

3R1A1291

前半10分マオリ・オールブラックスの反則から素早くリスタートしたJAPAN XV。齋藤からのパスを受けたサミソニ・トゥアのトライで先制します。

第1戦と同じくペアになってディフェンスをすることで、マオリ・オールブラックスにプレッシャーをかけ反則を誘うなどして得点させませんでした。

前半は、8-0でJAPAN XVがリードして折り返します。

後半5分ラインアウトモールで押し込み、最後はカート・エクランドが飛び込みトライ!
ラメカ・ポイヒピのコンバージョンゴールも決まり、1点差にします。

しかし10分にペナルティゴール、13分竹内のトライで再びリードを広げるJAPAN XV。

後半18分にマックス・ヒックス

3R1A1524

後半26分に二コラ・ブロートンが交代で入りました。

3R1A1617

ニコラはこれがマオリ・オールブラックスデビューでした。

3R1A1613

後半27分ラインアウトモールからタイロン・トンプソンのトライが決まり、4点差にまで迫りましたが。。。

3R1A1583

慣れない暑さとJAPAN XVのプレッシャーで消耗しているのと、焦りも見られたように感じました。

JAPAN XVは後半33分にペナルティゴール、36分に佐藤のトライでさらに突き放しました。

試合は26-14でJAPAN XVが勝利しました。

3R1A1666

JAPAN XVは短い期間でここまで修正してきたのは本当に素晴らしいと思いました。
勝利できた要因として、まず集中力が途切れなかったことです。
特にディフェンスで動き出しが早くプレッシャーをかけにいくことで、マオリ・オールブラックスはテンポ良いボール出しや動かせていなかったです。

3R1A1336

若手選手たちのハングリー精神も見られて良かったです。

試合後のマオリオールブラックスの選手たち

3R1A1722

日本へのリスペクト素晴らしかったです。東葛のアッシュディクソンが他の選手へお辞儀を伝えていました。

試合後に行われた記者会見の一部をお届けします。

JAPAN XV
Q. 手応えを感じた部分は

A. 齋藤直人

3R1A1833

「先週から改善できた点として、まずスコアしきれたところ。特に前半もちろんミスもありましたが22m入ってスコアしきってゲームを先に支配できたところと、ディフェンスで我慢強く、前半のスコアにも表れていますが前半8-0で攻められる場面もありましたけど簡単に取られることなく粘り切れたこと。3つ目は80分通して全員オンの状態でいられたと感じています」

Q. マオリ・オールブラックスに勝つことができましたが感じることは

A. エディー・ジョーンズ ヘッドコーチ

3R1A1821

「史上初めてマオリ・オールブラックスに勝つことができ、大きな実績になっていると思います。マオリ・オールブラックスは誇りが高く世界でもトップ10に入るチームだと思っていますので、そういったチームに対して勝利を収めることができたのは大きな自信につながります。若いプレイヤーが多いチームの中では自信というのは大切ですし、やっていく道への信条へと繋がります」

マオリ・オールブラックス
Q. 先週と比較すると苦しそうに見えましたが、グラウンドや選手たちのコンディションはどうでしたか

A. ラメカ・ポイヒピ

3R1A1871

「フィールドのコンディションは良かったです。確かに暑かったのですが、両方とも同じコンディションで戦いましたしその中で日本の方がより良い試合をしたということだと思います」

Q. 日本のディフェンスについて

A. ロス・フィリポ ヘッドコーチ

3R1A1868

「日本は今日さらに競争性を増していて、先週よりも改善された部分が多くありました。パフォーマンスが非常に上がったと思います。自分たちの方としてはハーフタイムの時に、前半エラーが多かったので減らそうという話をしました。確かに後半エラーは減って前半よりも良いプレーができたのですが、日本が勢いがありましたし精度も上がっていました。この結果は自分たちの努力が足りなかったということでは全くありません。前半は自分たちにとって厳しい内容になりました。できるだけ明確に、はっきりとしたプレーをしようと思ったのですが40分間継続するのが厳しかったです」

Q. エディーがまた来年マオリ・オールブラックスと試合をしたいと言ったら受けますか

A. ロス・フィリポ ヘッドコーチ

「もちろんです。いつでも受けたいと思います。(JAPAN XVと日本代表どちらですかとの問いに対し)例えば両方と試合をすることが出来たらいいんじゃないでしょうか。JAPAN XVが1戦目である種ウォームアップの試合として、翌週にフル代表と戦うというのもいいアイデアだと思います」

ラメカ・ポイヒピ

「もちろん100%出る意欲があります。例えどういう対戦相手だったとしても、それに関わらずマオリ・オールブラックスとして試合に出ることが名誉なことで、しかも日本が対戦相手であることはありがたいことです。今回日本に来て皆さんがもてなしてくださって感謝しています。ですのでまた日本と戦うことは嬉しいことです」

こちら補足すると、マオリ・オールブラックスは国の正式な代表チームではないので、今後も対戦する際は日本は「JAPAN XV」の名称になります。今回JAPAN XVはまだ経験の少ない若手も多かったですが、マオリ・オールブラックス側としては日本のフル代表クラスのメンバーとも戦いたいということだと思われます。

試合後、岡部 崇人と話すビリー・ハーモン

3R1A1800

ビリーの移籍先はまだ発表されていませんが、もしかして…!?
正式リリースが待ち遠しいです!

なお、本人に聞いたところチームへの合流は11月とのことです。

マックス・ヒックスと二コラ・ブロートンは来季もハイランダーズでプレーするそうです。

3R1A1806

3R1A1813

マックスはまだ24歳と若い選手ですが、「自分もビリーのように日本でプレーしたい!」と言っていたので、将来的に来てくれたら嬉しいです!

ではでは

熊木

タグ : , , , ,

1 / 41234

What's new!

More >

Kiwi Breezeの更新情報です。

登録日 : 2018.5.8

NZフレンズに「Clive Jones」をアップしました!!

登録日 : 2018.4.10

NZフレンズに「野村祥恵」をアップしました!!

Twitter

NZ Information