投稿日 : 2026.3.14 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
NTTジャパンラグビー リーグワン 2025-26 ディビジョン1 第11節 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ vs 埼玉パナソニックワイルドナイツ レポート
3月14日(土)に秩父宮ラグビー場で行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン 2025-26 ディビジョン1 第11節 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ vs 埼玉パナソニックワイルドナイツ を取材してきました。
ともに9勝1敗なので、ここで勝ち点を積み重ねたいところです。
今回対戦するチームの取材に来たのは久しぶりで、キウイブリーズが注目していた埼玉パナソニックワイルドナイツのクレイグ ・ミラーは当日メンバー変更されました。
試合後の記者会見によると、当日の体調不良で急きょ変わったとのことでした。
また、ラグビー南アフリカ代表アタックコーチを務めるトニー・ブラウンが埼玉パナソニックワイルドナイツのアドバイザーとして来日していました。
試合前に色々キャッチアップをする為、カフェでリラックスタイム。
試合前はクボタの田邊やハイランダーズで共にコーチングしたスコットとも談笑してました。会えるの楽しみにしてました。

前半14分にダミアン・デアレンデが中央から突破しトライを決めて先制します。
19分にクボタスピアーズ船橋・東京ベイがペナルティゴールで3点を返し、さらに24分藤原のトライが決まります。
しかし山沢のペナルティゴールと33分竹山のトライで再度逆転し、前半は15-10で埼玉パナソニックワイルドナイツがリードして折り返しました。
後半に入りクボタスピアーズ船橋・東京ベイが2つのトライを決め試合のペースを握って9点差までリードする展開に。
埼玉パナソニックワイルドナイツはなかなか敵陣に入れない時間が続きましたが、29分にオッキー ・バーナードが転がったボールをキャッチしトライを決めて2点差に迫りました。
さらにラストワンプレーで敵陣ゴール前付近でフェーズを37まで重ねて粘って粘って攻撃し続け、最後は右外にいた野口がトライ!
山沢がコンバージョンゴールを決め、試合終了。32-30で埼玉パナソニックワイルドナイツが逆転勝利しました。
プレーヤー・オブ・ザ・マッチは埼玉パナソニックワイルドナイツの山沢でした。
今日の彼は本当に良かったです。視野もですが、パスタイミングと自分でランするところのバランスが良かったです。
具体的にどれとはここでは明記しませんが、トニーが今週チームに新たなエッセンスを加えたことで、今までにない攻撃のスタイルが見れました。それがもっと遂行できるようになったら埼玉パナソニックワイルドナイツはさらに強くなると思います。
一貫してチームとして崩そう、倒そうとしていたのが見ていて分かりました。
クボタスピアーズ船橋・東京ベイはFWが安定して強かったですし、特に10番バーナード ・フォーリーと15番ショーン ・スティーブンソンの連携が良かったです。
どちらにも共通しているのは、上位チームは崩れないというところでした。本当にすごい試合が見れました。
試合後に行われた記者会見の模様を一部お届けします。
埼玉パナソニックワイルドナイツ
金沢 篤ヘッドコーチ
「良いコンディションでファンの方にもたくさん来ていただいた中で、お互いに良いラグビーを見せられたんじゃないかなと思います。ゲームもフィジカルもそうですし、ボールもよく動くゲームでしたが選手が自分たちで一貫性というのを示していたことが最後繋がったのかなと思っています。このレギュラーシーズンの中の1試合ですので、今日は喜びますがまた次に向かって動いていきたいなと思います」
坂手 淳史キャプテン
「ヘッドコーチと同じように、タフなゲームでした。タフなゲームになると想定していた上で、ゲームを始めました。これからたくさん改善していくべき部分はありますが、まずは最後の時間帯で自分たちがボールをキープしてトライをするというところは本当に素晴らしかったと思いますし、そこでの意思統一が今まで22mの中でのアタックをフォーカスしてきてすごく良いものがあの瞬間に見れたのが自信になりました。今後もこういう形でゲームを終えられるように、ゲームの中で自分たちのミスをどう次に続けていかないかをフォーカスしながらチームとして強くなっていきたいと思っています」
Q. 後半相手が14人になった時にどう受け止めていましたか
A. (坂手キャプテン)
14人になったとしても上位にいるチームはそこまで崩れないので、あまり気にしていなかったです。14人になった瞬間、3点を取るのかロックの選手がシンビンになったのでサイドに蹴ってFWのモールからの動きでトライを取るのか少し悩みましたが、ショットを選びました。そういうところ以外はそんなに考えていないです。ただ自分たちのキックオフのミスが出て自陣に入ってきて相手に時間を取られてしまって、自分たちのディテールが欠落したことによってピンチになったと受け止めていました。
Q. 最後盛り返したところは
A. (坂手キャプテン)
1人ひとりのプレーの選択が良かったです。
強いボールキャリーをして、パスをする時でももらう選手がしっかりともらいに行く、そういう基本的なことができていて少しずつでもゲインができた。ミスをしないでアタックし続けられるのがすごく良かったところだと思います。
Q. 一貫性のあるアタックについて
A. (金沢ヘッドコーチ)
この2週間特別にそこにフォーカスしたわけではなく、常に勝つために必要なところ。今日1位のチームで勝てたのはチームにとって良い経験で自信になる。追いかける状況になっていたので、その中でベンチから出た選手はスピード、フィジカリティ、エナジーを持ってきてくれました。
Q. 最後山沢選手が蹴る瞬間どんな想いだったか
A. (坂手キャプテン)
入るんだろうなと思っていました。彼はいつも最後まで練習しています。キックを蹴る前はディフェンス、タックル、ハイパントタッチといった1人ひとりのスキルの部分を彼はずっと練習していますし、練習の最後の方でもショットの練習をして皆が帰った後でも蹴っています。そういう積み重ねがゲーム内で出ると思いますので、安心して見ていました。
試合中でもコミュニケーションを取っているので、ショットもしくはタッチの選択肢を自信を持って選べるのは強みです。今日はタイトなゲームだったので点差によってショットを狙うところもありましたが、キックを100%(決めて)蹴ってくれるのは自信になっていますしありがとうと思っています。
Q. 9勝1敗同士の対決だったが
A. (金沢ヘッドコーチ)
考え方としてはあくまで1試合で、どの1試合も当然勝ちにこだわってやっていて、自分たちにとっては大事な1試合と考えています。現状1位にいたチームだったのでタフなゲームになるとは思っていました。全てのチームとプレーオフで当たる可能性がありますので、特に今そこに関してどうこうは考えていないです。
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
フラン・ルディケ ヘッドコーチ
「素晴らしいスペクタクルな質の高い試合だったと思います。お互い競争しあって、日本のラグビーファンのためにもいい試合をすることができました。ワイルドナイツにはおめでとうを言いたいです。小さな差が彼らの勝利に繋がったと思っています。特に前半はワイルドナイツがキックをうまく使っていてプレッシャーをかけられた中でハーフタイムにしっかり対応ができて、選手たちがやるべきことをやってくれました。それによって後半チャンスを作ってプレッシャーをかけることができました。最後のプレーでも37フェーズを重ねられて彼らも我慢してそこを取り切ったところは本当に小さな差が勝敗を決めました。ただ自分たちとしてもポジティブな要素がたくさんありましたし、しっかりレビューをしてさらに向上していきたいと思っています」
マキシ ファウルア キャプテン
「結果は悔しいですが、プロセスに対して自分たちはいい方向に進んでいる。前半プレッシャーをかけられたけれど、後半自分たちでゲームコントロールできたと思う。毎回ワイルドナイツとはタフなバトルになることが分かっていた上で自分たちは良い準備をしてきて、ポジティブなところに繋がった。最後の最後で勝ちきれなかったのでチームとして反省するところはレビューして、次の試合に向けてまた良い準備をしていきます」
埼玉パナソニックワイルドナイツは長年ヘッドコーチを務めたロビー・ディーンズがエグゼクティブアドバイザーとなり、新体制は全体的に若いコーチ陣になりました。
ベリック・バーンズ BKコーチは経験豊富なトニーからたくさん学んで吸収しようと意欲的なので、トニーもいろいろ教えてるみたいです。
試合後トニーはファンに囲まれサインする姿も見られましたが足早に会場を後にし、夕方の成田空港からのフライトで日本を発ちました。
来月また日本に来るそうなので楽しみです!
ではでは
熊木
タグ : トニー・ブラウン, ラグビー南アフリカ代表, 埼玉パナソニックワイルドナイツ













