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ニュージーランドの旬な情報や取材報告など、タイムリーな話題を綴っています。

投稿日 : 2021.7.27 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

ニュージーランド女子サッカー代表 アビー・アーセグ&アナ・グリーン 独占インタビュー

ニュージーランド女子サッカー代表 アビー・アーセグ&アナ・グリーン 独占インタビュー

ご無沙汰しております。
現在、開催されている東京オリンピック。

本日、ニュージーランド女子サッカー代表の予選リーグ最終戦が宮城で行われます。

ニュージーランドがいるグループGは強敵揃いで、アメリカ・スウェーデン・オーストラリアです。

現在2連敗で来ていますが、なんとか最終戦で勝ち点を取ってもらいたいです!

日本の埼玉でプレーをしていた元キャプテンのアビー・アーセグとアナ・グリーンにインタビューを行いました。
インタビューは大会前に実施しております。。。
アップが遅くなりすみません。

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アビー・アーセグ

 

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アナ・グリーン

両選手共に4回目のオリンピック出場です。

・チームの様子はいかがですか?

いい調子ですよ。私達はできる限りのことをしたつもりです。というのは、私たちにとって厳しい状況の中にあったからです。もちろん、COVIDの制約の中では、誰もがこれまでにない状況です。しかし、私たちはできる限りのことをしていると思います。チームとして一緒にいる時間が少なく、ゲームもできませんでした。しかし、このような状況下においては良い状態です。

・チームの強みは何でしょうか?

長い間一緒にやってきた仲間なので、多くの選手がこれまでにたくさんの試合をしてきました。団結力があると思います。今回一緒にプレーした時間は少ないですが、すぐにまとまるでしょう。これは常に私たちの重要な強みのひとつであり、90分間努力する能力、フィットネスは常に私たちのゲームの強力な部分であると思います。ですから、今回のオリンピックでも、それが一番の強みと言えますね。

・東京オリンピックでの目標を教えて下さい。

ここに集まるどのチームも全てのゲームに勝ちたいと思っていますし、出来る限りの得点を取りたいと思っています。世界最大級のスポーツイベントに他の考えで臨むことは、自分自身やチーム、そして自分が代表している国に対して失礼にあたると思います。ですから、もちろん私達もすべての試合に勝ちたいですし、ベストを尽くしたいと思います。そして最も重要なことは、国の誇りになることです。

・プレーしていた埼玉の皆さんにメッセージはありますか?

びっくりする様な経験をたくさんして、本当に本当に楽しい時間を過ごす事が出来ました。そして、それは私の人生において大切なものになったと思います。ここに来たことで、本当に良い思い出がたくさんできました。チームの仲間と一緒にプレーしましたが、お互いに楽しい時間を過ごせたと思います。日本に来て、一緒に生活し、この美しい国でサッカーをさせて下さった皆さんのホスピタリティに感謝しています。

本日、17時にキックオフです。
ニュージーランドはグループG首位のスウェーデン相手ですが、既に予選通過が決まっているため何があるかわからないと思っています!

最後まで応援したいと思います。

KIA KAHA

ではでは

熊木

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投稿日 : 2021.7.13 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

イチローズモルトの取材で秩父に行ってきました!

イチローズモルトの取材で秩父に行ってきました!

こんばんは。
先日、イチローズモルトの製造・販売している株式会社ベンチャーウイスキーの秩父蒸留所に行ってきました。

今回取材させていただくきっかけとなったのが、イチローズモルト 秩父エディション2021

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世界的に有名なKUSUDA WINES(クスダワインズ)のピノ・ノワールカスクを使用しています。
クスダワインズの楠田氏は秩父出身で、現在ニュージーランドのマーティンボローでワインを造っています。

イチローズモルトとクスダワインズのコラボレーションは、今回で3度目です。

コラボレーションの経緯やエピソードなどをブランドアンバサダー吉川(吉の字はつちよし)由美さんに伺ってきました。

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Q. コラボレーションのきっかけは

A. 秩父市内で酒屋を営む秩父あさひやさんがきっかけです。秩父あさひやの朝川さんは楠田さんと同級生だということもあり仲が良くお話をいただきました。秩父の生産者同士で世界的に評価されるお酒を造っている繋がりがあって、ワイン樽をウイスキーで使うというのは海外でも行われているので、せっかくなのでコラボレーションしてみませんかと声をかけていただきました。朝川さんには、弊社で使用させていただいているワイン樽の仕入れについて色々とご調整いただいております。
お酒造りというのは、生産者の性格というのが出ると思っていて、楠田さんのワインは、実直で真面目な印象です。ここも肥土伊知郎や働いている人たちの性格というのが味に出ていて、クラシックでトラディショナルでありつつも少し遊びがあって、窮屈でないのが特長です

Q. 秩父エディションというのは秩父だけの取り扱いですか

A. 秩父のみで、年に1回リリースしているものです。
エディションは他にも、ロンドン・パリ・台湾、USAエデションがあります。シングルモルトを世界的に出そうとすると、最低でも生産量が1万本くらい必要になってきます。1万本でも少ないのですが、昔から取引してくれている都市にはお出ししたいと思っているので、都市限定にすると少量でもリリースできるんです

Q. ピノ・ノワールカスクの特徴は

A. たとえばシラーは、ワイン自体もスパイシーで力強さがあり、それがウイスキーにも引き継がれます。それと比べてピノ・ノワールは、繊細で柔らかい感じの味わいになりますし、ワインの品種が違えばタンニンの出かたも変わってきます。ワインに限らず、もともと入っていたお酒の特長を頭に置いて飲むとそれが引き継がれると思います。なので、ウイスキーだけでなく入っていたお酒を飲んでみたりします。クスダワインズも秩父あさひやさんで購入してたまに飲んでいます

Q. ニュージーランドに行かれたことはありますか

A. ウイスキーのイベントでドラムフェスタというのがあるんですが、それでクライストチャーチに行きました。2014年か15年にブース出展の依頼があり、3日間滞在しました。ニュージーランドでもそんなにたくさんの量は入っていないのですが、飲めるところはあります。マーティンボローにある楠田さんのワイナリーにも行きましたが、あの街でもウイスキーを飲む方が多いと聞きました。酒販店との話し合いになりますが、将来的に小ロットでもニュージーランドの商品があってもいいかなと思います

Q. ニュージーランドワインは飲みますか

A. ホテルでバーテンダーをしていたときに、クラウディーベイはホテルで取り扱いがありましたし、昔から色々と飲んでいます。楠田さんとお仕事させていただくようになって、クスダワインズも飲んでいます。ウイスキーだけでワインも好きなので、同じ品種の生産国違いで飲み比べをして違いを感じたりもします

Q. 今後のビジョンは

A. 最近ウイスキーの層が広がっていて、ウイスキーを飲んでみたいけれど手が出しにくいと感じている人に向けてのきめ細やかな対応をしていくことが、近い将来の目標のひとつです。そういったのはクラフトの方がやりやすいのではと思っています。また、秩父市内で幅広い世代の方を対象として教室をやって住民の人たちのウイスキーの知識が他の地域よりも底上げされて、ウイスキーの街として認知度が上がっていくのが街の将来として見えていったらいいなと思っています

実際にお話を伺ったりイチローズモルトを飲んでみて、アットホームだけれど、その中でも骨格があって従業員の方々の人柄の良さが表れていると感じました。
ウイスキーに関しては、自分はニュージーランド関連のものを飲むことがある程度でしたが、今回の取材を通して色々と飲んでみたいなと思いました。

そして、秩父エディション2021で使用された樽がこちら。実際に見ることができて良かったです!

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ブランドアンバサダーの仕事以外にも、秩父市内での飲食店の会社を設立されていて、ブリティティシュパブをやっていらっしゃいます。店頭に立たれるのはイベントの時くらいだそうですが、イチローズモルトのブランドアンバサダーとしてでなく、地域にも貢献したいという強い想いを感じました。古民家を改装した素敵な雰囲気のパブでした。

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ハイランダーイン秩父
ちょうど秩父エディション2021が在庫切れとのことで残念でした。。。

また、秩父神社近くの秩父あさひやさんにも行って、朝川さんにもお話を伺ってきました。
朝川さんが4代目で約110年という歴史を持つ秩父あさひやさん。

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同級生である楠田さんとワインの空き樽の話になって、このコラボレーションにつながったとのこと。空き樽が出たら、日本に送ってもらっているそうです。

さまざまな縁があってできたイチローズモルト 秩父エディション2021。生産量も少ないため、地元の飲食店などを中心に行き渡っているとのことです。

今回、3店舗でイチローズモルト 秩父エディション2021を味わってきました。

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秩父は自然豊かで、地元の人たちもアットホームでとても良いところでした。
また機会を作って行きたいなと思っています。

ではでは

熊木

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投稿日 : 2021.6.30 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

ラグビー日本代表 トニー・ブラウン 共同インタビュー

ラグビー日本代表 トニー・ブラウン 共同インタビュー

現在、アイルランド遠征中のラグビー日本代表ですが、本日6月30日(水)にオンライン会見が行われました。

キングスハイスクール卒業で元オールブラックスであり地元オタゴ代表とハイランダーズでも活躍した、高校の先輩のトニー・ブラウン。
日本では三洋でプレーをしたのでラグビー好きな方でしたら知っているかもです!?

下記、Q&Aです。どこよりも詳しく書きたいと思います。

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Q. ライオンズ戦はどういう部分が満足で、攻守足りないものがあるとしたら何ですか
A. ライオンズ戦に関しては、たくさんの機会(チャンス)を作れたと思っています。遂行力がなくトライが取れなかったので、しっかりとチャンスを活かしきれていれば勝つことに繋がったと思います。機会を作れたということに関しては、すごくエキサイティングな気持ちです

Q. 日本でのキャンプから時間は潤沢ではなかったと思いますが、コーチとしてはもっと時間をかけたいですか。それとも満足いく準備ができていると思いますか
A. 準備の期間というよりも、ラグビーのゲーム自体を一緒にやっていくことが重要だと思います。2年間ラグビーができなかったので、ベストなチームに対してしっかりとテストマッチラグビーをやっていくこと、そして自分たちが成長していくことが鍵となると思います

Q. アイルランド戦に向けて、ゲームで一番期待している部分は
A. アイルランドはすごく強いチームで、85%の確率でホームゲームで彼らが勝っています。タフなチームですしホームアドバンテージもあると思います。自分たちとしてはチャレンジですし、しっかりと良い準備をして自分たちのラグビーをすることができたら良い結果が出せるのではないかと思っています

Q. 2023年ラグビーワールドカップに向けて、どのエリアを強くしたいですか
A. ジャパンラグビーのスタイルを貫いていくことだと思います。4-5年かけて日本ラグビーを構築してきたつもりですし、今後もテストマッチをしてアンダープレッシャーの中で自分たちのラグビーを、強みである速い・スキルを使ったボールインプレータイムを長く持つ時間を作りながら、相手のフィジカリティのところも対抗して自分たちの強みを出していくことが必要だと考えています

Q. 選手層を厚くしていくために、今後も多くの選手を見てみたいという気持ちはありますか
A. その通りで、2年間ラグビーができなかったので、育成に関してはなかなか難しい部分もありました。なかなかテストすることができなかったので、今後は試合を重ねて若い選手たちがプレッシャーの中でプレーをすることによって育成をして選手を見ていくことに繋がると思います

Q. ダブリンへようこそ!2年前の良い記憶がまだあると思いますが、今までのところいかがですか

A. ラグビーワールドカップ日本大会はとても素晴らしいラグビーができていいチームになりました。良い思い出という形で振り返りますが、アイルランドが日本で戦った時とホームのダブリンにいる時というのは大きな違いがあると思います。今回のアイルランドはもっと強い相手になっていると想定していますので、我々にとっては決して簡単に勝てる相手ではないと思います。試合当日は我々がやろうとしていることをきちんとやること、ただアイルランドに関しては怪我人が多少いるようでメンバーの入れ替わりもあるでしょうから、そのあたりはチャンスがあると思っています

Q. アイルランドの分析をすると、2年前に対戦した時とだいぶ変わっていると思いますが、どんな印象ですか
A. ディフェンスに関してはすごく成長していると思います。それと同時にキック、キックからのプレッシャーゲームというのはすごく良くなっていると思います。クオリティのある選手が沢山いてアイルランドのラグビーはとても強かったと考えています。ディフェンスが強いイメージがあるので、警戒していきたいです

Q. ライオンズ戦で遂行力に課題があると話していましたが、それは戦術のところなのかプレーのところか、具体的にどのあたりですか
A. どちらかというとスキルベースの遂行力です。自分たちはチャンスを作れたけれども各選手が仕留めきれなかったという部分です。スキルの部分と個人的なプレーの遂行力を上げていかなくてはいけないです。特にライオンズはすごくプレッシャーをかけてきて、自分たちがチャンスを作った時に必死になって止めに来たので、遂行しきれませんでした。テストマッチはチャンスを作った時にしっかりと取り切ることが重要です

Q. 今後育成強化をしていくという意味合いで、新しい選手を入れる時に、どんなことができるプレイヤーを重視していきたいと考えていますか
A. 彼らに求めるものは、スタンダードをしっかりと上げてもらいたいということです。テストマッチはすごくレベルが高くなるので、2023年に向けてスタンダードを上げていく必要があります。同時にフィットネスもなくてはなりませんし、コンタクトをインターナショナルにレベルに上げてもらうことが必要です

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投稿日 : 2021.6.12 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

リポビタンDチャレンジカップ2021 日本代表(JAPAN XV) vs サンウルブズ レポート

リポビタンDチャレンジカップ2021  日本代表(JAPAN XV) vs サンウルブズ  レポート

6月12日(土)に静岡・エコパスタジアムにて行われた、リポビタンDチャレンジカップ2021 日本代表(JAPAN XV) vs サンウルブズを取材してきました。

日本代表は、1年8ヶ月ぶりのゲーム!
対するサンウルブズは今回のために再編成されました。

キウイブリーズが注目するのは、日本代表で初キャップとなったハイランダーズ出身のクレイグ・ミラーです。

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ディフェンスの仕事人です。

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試合前のウォーミングアップ時、日本代表のアシスタントコーチを務めているトニー・ブラウンからこっちに来てくれました。

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キウイブリーズでは何度も紹介していますが、自分と同じキングスハイスクールの先輩です。
カメラを向けると満面の笑みでしたが、その後スイッチがオンになったかのように表情がキリッとなり、選手たちに声をかけていました。

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オンとオフがしっかりしているところが素晴らしいと思います。

試合は、前半の立ち上がりからサンウルブズの厳しいプレッシャーが日本代表を苦しめます。

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サンウルブズには若い選手も多く、日本代表入りを目指してアピールするため全力でぶつかっていました。

先制点はサンウルブズ。
前半19分に日本代表のミスを突き、スペースをうまく利用してトライに繋げました。

日本代表はプレッシャーを受け、思うように動けず細かいミスや反則が多かったです。
判断やサポートが遅れてしまっていたり、距離感があったりと、うまくコンビネーションがとれていなくてちぐはぐとしていた印象でした。

サンウルブズは一人ひとりがやるべきことをやっているという感じでチームに勢いもありましたし、とっさの判断で攻撃にバリエーションがありました。

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前半は3-14でサンウルブズがリードして終了しました。

 

日本代表に必要なのは、ヨーロッパ遠征に向けてこの試合に勝ってチームに弾みをつけることなので、後半しっかりと修正する必要がありました。

後半からクレイグ・ミラーが入りました。

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デビュー戦ということもあり緊張していると思いきや攻守にわたりに厚みが出来ていたので悪くなかったと思います。
ハイランダーズでジェイミーやトニーのもとでプレーしていた経験から、彼らの戦術を理解しているのかもしれません。

後半20分にモールから堀越がトライを決めたのをきっかけに、日本代表が逆転。

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一度は追いつかれたものの、試合は32-17で日本代表が勝利しました。

今日の一枚!

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前半のあの状態からしっかりと修正してきたのはさすがでした。
結果として勝ち切ったものの、課題は山積みです。特にディフェンスの部分で、ミスを減らしていく必要があります。

フランスW杯まであと2年ですし、ベテランと若手をうまくミックスしていくでしょうから、今後メンバーは大きく入れ替わるかもしれません。

もう一人注目選手を紹介します。サントリーでプレーするテビタ・タタフです。

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後半から入った選手で流れを変えることが出来る選手でした。

これから日本代表はヨーロッパ遠征をして、6/26(土)にブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦、7/3(土)にアイルランド代表戦を行います。

日本代表は9月にも合宿をするので、その時にゆっくりトニーと話せたらと思っています。
早くコロナが落ち着いて、ミックスゾーンで取材が出来たらと思っています。

ではでは

熊木

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投稿日 : 2021.6.2 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

ラグビー日本代表 クレイグ・ミラー 共同インタビュー

ラグビー日本代表 クレイグ・ミラー 共同インタビュー

大分県別府市で合宿中のラグビー日本代表ですが、本日6月2日(水)にオンライン会見が行われました。

オタゴ出身でオタゴボーイズハイスクール卒業(キングスハイスクールのライバル高校)元オールブラックスのリッチー・マコウやヘイデンパーカーも卒業している高校です。また2017シーズンではトニーブラウンがヘッドコーチを務めたハイランダーズ出身のクレイグ・ミラー(パナソニック ワイルドナイツ)のインタビューの模様をお届けします。

Q. チームの雰囲気は 

A. チームが1つになって団結していると感じました、最初の2・3日だけでも、チームが同じゴールに向かっている、団結して同じ方向に向かっていると感じました

Q. それはどのようなシーンからですか

A. コロナの影響でなかなか外に出られないので、ホテルの中でたくさん喋る時間があります。皆が積極的に話をして、お互いのことを知ろうとしています。トップリーグ期間中だと対戦相手でなかなかそういう機会もないですが、ここに来てからコミュニケーションを取って話し合う姿をたくさん見れています

Q. 自身が会話をした中で印象に残っていることは

A. 齋藤直人選手(サントリー)は、2018年にサンウルブズで最初大学生で参加してきたのを覚えていて、その時も感じましたが、全てにおいて動きが速くてフィットネスもとてもすごかったのですが、今回来た時も変わらずだったのでそういう話をしました

Q. 日本代表入りはいつからの目標でしたか

A. 正直に言うと、2018年のサンウルブズの時にたくさんの素晴らしい選手や環境を体感しました。そこでこういう環境や選手たちと一緒にプレーしたいという気持ちが強くなりました。それがきっかけです

Q. パナソニックにも日本代表選手がたくさんいましたが、2019年のラグビーワールドカップはどういう風に見ていましたか

A. 観客としていろいろと見ることができたので、素晴らしく良い経験として覚えています。チームにとっても日本にとってもすごく良い成果を収めたので、日本中のたくさんの人の心を奪った、成功した大会だと思いました

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Q. サンウルブズは長く経験していますが、日本代表というチームは他のチームと比べて大きな違いを合宿で何か感じていますか

A. テストマッチは1回きりなので、スーパーラグビーのように3・4ヶ月長い期間試合をしていく大会ではないので、1回だけに対してチームをしっかり作りあげていかなくてはいけないというのは、自分にとってのチャレンジですし、他のチームとの違いだと思います

Q. スクラムに関してはどう感じていますか

A. 慎さん(長谷川慎スクラムコーチ)は素晴らしいスクラムコーチですし、スクラムのドクターというような形でさまざまな知識も知っていますし、ディテールにこだわっているコーチです。ラインアウトもそうですが、選手が言われたことをしっかりと信じて遂行するということが、チームとしても団結していくために重要だと感じています

Q. サンウルブズでも2シーズンキャプテンを経験されていますが、日本代表にいる外国人選手とは(日本語でのコミュニケーションを含めて)どういうやり取りをしてますか

A. 個人的には日本語は日々勉強していて、1週間に1回レッスンを受けたりしていました。日本語を話すことによって他の人たちともしっかり繋がることができると思いますし、他の外国人選手たちにもこういう時にどう言ったらいいか聞くこともあります。日々努力をして自分から学ぶ姿勢が大事だと思うので、そういう気持ちを大切に日本語を使っていきたいと思っています

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Q. オタゴ繋がりでジェイミーやトニー・ブラウンはもともと良く知られた方々だと思いますが、ニュージーランドにいた時からどのようなイメージがありましたか。またその2人と日本代表という場で一緒にチームとしてやっていけるのをどう感じていますか

A. 何年か前にこうやってここで一緒に仕事をする、こういう環境にいられるとは考えてもいなかったので、人生もそうですがラグビーはさまざまな出会いや事が起こってどうなるか分からないというのはエキサイティングなことです。リスペクトしているコーチ陣と一緒にできることを嬉しく思います

Q. クレイグ選手は会計士の資格を持っているそうですが、オタゴ大学で資格を取ったのですか。また、ニュージーランドで会計士として働いたことはありますか

A. 会計士になるためにオタゴ大学を卒業してから、当時プロとしてラグビーの道を進んでいくのか少し迷いもありました。最終的に11ヶ月間会計士として働いてからプロのラグビー選手としてやっていく判断をして、それからラグビー選手になりました

Q. 去年コロナ禍でも日本に居続けたのは、ジェイミー側からお願いがあったのですか、それとも自身の判断ですか

A.自分の判断です。ジェイミーとは去年の年末くらいまで話をしていなかったです。日本代表に選ばれていなくてもシーズンを日本でやるつもりでいたので、自身の判断で日本にいることを決めました

Q. 辛い時期だったと思いますが、ニュージーランドに戻りたいと思うことはなかったのですか

A. 実際9-10月ごろにニュージーランドの規制が緩和された時に一度ニュージーランドに戻っています。

6/12(土)にはエコパスタジアムにて強化試合が行われます。
リポビタンDチャレンジカップ2021 日本代表(JAPAN XV) vs サンウルブズ です。
対戦相手がサンウルブズということで、代表に残ってもらいサンウルブズと対戦してもらいたいですね!

ではでは

熊木

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投稿日 : 2021.5.25 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

ジャパンラグビー トップリーグ2021 年間表彰式

ジャパンラグビー  トップリーグ2021  年間表彰式

5月24日(月)にジャパンラグビー トップリーグ2021の年間表彰式が行われました。

オールブラックスで今シーズンサントリーサンゴリアスでプレーしたボーデン・バレットは、6トライ・37G・8PGで合計128得点を挙げ、得点王に輝きました。また、ベストフィフティーンにも選出されました。

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惜しくも決勝でパナソニック ワイルドナイツに敗れ、サントリーサンゴリアスは準優勝となりましたが、ボーデン・バレットは華麗なプレーでトップリーグをより一層盛り上げてくれたと思っています。

以下、ボーデン・バレットのオンライン記者会見です。

Q. 入団会見の時に、トップリーグで10番としての経験を積みたいと話していましたが、実際に1シーズンプレーしてみて向上した部分はありますか

A. ブルーズやオールブラックスでは10番でプレーしていない時間が長かったので、サントリーで機会を与えてもらって10番でプレーすることができたのはありがたかったです。自分としても10番でプレーすることを楽しみましたし、自分がコールを決めてアタックができるというところもすごく好きな部分なので、またニュージーランドに帰ってからもオールブラックスとしても今の良いパフォーマンスを継続できるようにしていきたいです

Q. 決勝で負けた時はとても悔しそうな表情をされていました。日本ラグビーのレベルの高さをどのように感じましたか

A. 自分が日本で学んだことはたくさんあって、ニュージーランドに持って帰ることができることもたくさんあります。スピードやスキルのレベルの高さなどです。サバティカルで来ていると、休暇で来ているという見方をされるかもしれませんが、全然そんなことはなくて、日本のトップリーグのレベルは、トップ6-8チームはスーパーラグビーのスタンダードがあると思います。プレーオフのクボタ戦・パナソニック戦で経験したように、チャレンジングな試合になるので、レベルの高い経験ができました

Q. サントリーのチームメイトから、ボーディーは世界トップのプレイヤーなのに身体が硬いと冗談交じりで言われていましたが、それについてどう思いますか。また、チームメイトに信頼されるのはなぜか自己分析してください

A. 身体の硬さについては、自分でもそう思います(笑)遺伝で、父親もとても身体が硬いです。ストレッチしても足の指先までなかなか手がつきません。あと、なぜチームメイトに信頼されるのかについては、信頼されるためにしっかりと戦いの準備をして、チームメイトが自分を信じてプレーしてもらえるように努力しています。勝つことも負けることもあるので、昨日は負けてしまいましたが、それもラグビーだと思っています

同じくオールブラックスでNTTドコモレッドハリケーンズのTJ・ペレナラがベストフィフティーンとJ SPORTS賞にも輝いています。
彼の活躍も本当に素晴らしかったですよね。。。

また、ハイランダーズ出身でサントリーサンゴリアスのテビタ・リーは10トライを挙げ、最多トライゲッターを受賞し、ベストフィフティーンにも選出されています。
残念ながら怪我でプレーオフには出場できませんでしたが、さらなる飛躍を期待しています。

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今シーズンも新型コロナウイルス感染拡大予防のため、試合後などに独占インタビューができず、キウイブリーズらしい情報をなかなかお届けすることができなかったのが残念です。。。1日でも早くコロナが終息することを願っています。

今後もニュージーランドにフォーカスした独自目線で取材していきますので、どうぞお楽しみに!

ではでは

熊木

(写真 ©︎JRFU)

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登録日 : 2018.5.8

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登録日 : 2018.4.10

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