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ニュージーランドの旬な情報や取材報告など、タイムリーな話題を綴っています。

投稿日 : 2023.3.22 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

アーロン・スミス & ボーデン・バレット トヨタヴェルブリッツ入団記者会見 レポート

アーロン・スミス & ボーデン・バレット トヨタヴェルブリッツ入団記者会見 レポート

3月22日(水)にアーロン・スミスとボーデン・バレットのトヨタヴェルブリッツ入団記者会見がオンラインで行われました。
この模様は、トヨタヴェルブリッツのファンクラブレギュラー会員にもYouTubeで生配信されました。

以下、各選手のコメントです。

◇アーロン・スミス

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こんにちは。来季からの機会をとても楽しみにしています。また、姫野和樹とチームメイトとして再会や、家族での来日、ラグビーに関しては速いテンポのラグビー、そして日本文化含めて楽しみにしています。

◇ボーデン・バレット

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おはようございます。来季からの合流をとても楽しみにしています。日本に来ることは初めてではないので、家族とこの機会を本当に楽しみにしていますし、コロナ禍ではないことで以前よりも外に出られてたくさんの経験ができると思います。それ以外の点に関しても、ディレクター オブ ラグビーであるスティーブ、そしてベン率いるトヨタのチームにアーロンと共に合流できることを心待ちにしています。

次に、事前に募集した質問に回答しました。

Q. ワールドカップ後の拠点として日本を選んだ理由は

A.
(アーロン・スミス)
まず、プレイヤーとしてリーグワンでプレーできることを楽しみにしています。今の自分のキャリアにおいて、ニュージーランドから環境の変化という点でチャレンジだと思っています。来日の理由としては、スティーブとの関係性も非常に大きいです。また、日本での経験もあるボーデンとは家族、子供も年齢が近いので交流があります。
そしてベン、マネジメントチーム、選手たちに合流するのを楽しみにしています。現在、スティーブが勝つ文化というのをチームの中で牽引しているので、その一員になれることを心待ちにしています。

(ボーデン・バレット)

来日の理由は、アーロンと似ています。その中でも家族が大きな理由としてあります。以前日本に来た時もすごく良い時間を過ごすことができましたが、その時の状況もあり、あまり楽しむことができなかったので、また戻ってきたいと思っていたところでした。もちろんトヨタにいるメンバーがいなければ今回の決断には至らなかったと思います。スティーブ自身からもチームの中の話をたくさん聞き、彼から説得されてすごく良い環境があると聞きました。今彼が推し進めている勝つ文化の一員になれること、そして自分が前向きな影響を与えられることを楽しみにしています。

Q. 数あるリーグワンのチームの中からトヨタヴェルブリッツを選んだ理由は

A.
(アーロン・スミス)
自分としては、スティーブ・ハンセンの存在が大きいです。それ以外の点では、契約の時からボーデンと話をしていて、それが実現して一緒にプレーすることができるのが嬉しいです。彼はワールドクラスの選手であって、以前から同時に試合に出場してきたので、こうやってこのような機会に共に挑戦できることを嬉しく思います。また、ベン・ヘリングヘッドコーチはハイランダーズの時から知っていて、彼のプレースタイルが好きです。今後、クラブと歴史を作ってタイトルを獲りたいと思っているのが理由です。

(ボーデン・バレット)
理由はアーロンと似ていますが、ディレクター・オブ・ラグビーであるスティーブ・ハンセン、ベン・ヘリングヘッドコーチやトレーナーなど、その環境にいる人々についてスティーブ自身からたくさん説得されました。以前サントリーでプレーしていましたので、クラブを変えるというのは大きな決断でしたが、今回は「人」が大きな理由となりました。

ここからは、メディアからの質疑応答です。

Q. (アーロン・スミスへ)日本でプレーするのは初めてですが、日本のラグビーについては把握していますか

A. 日本のラグビーを見て感じるのを非常に楽しみにしています。日本のラグビーは非常にハイスキルで、ワールドクラスの選手が他のチームにもたくさん集まっているので、世界のベストと対戦できることを楽しみにしています。またスーパーラグビーや代表レベルの試合よりもスピードの速いスタイルは自分に合っていると感じています。速いテンポ、そして周りを使うことに関しては、フィジカルの準備がチャレンジとして伴うと思っています。ハイスキル、そのスピード感に順応するのに少し時間がかかるかもしれませんが、コーチ・マネジメントと準備をしていくのを楽しみにしています。

Q. (アーロン・スミスへ)スティーブ・ハンセンが大きな理由としてあると話していましたが、元チームメイトである田中史朗についてはどうですか

A. スティーブ・ハンセンがいるというのは、大きな理由でもあります。自分自身のキャリアにおいて、彼は大きな影響を与えた人物であり、彼との信頼関係もあります。それ以外には、対戦したい相手がいるということです。それは、ファフ・デクラーク(横浜キヤノンイーグルス)や田中史朗(NECグリーンロケッツ東葛)です。同時に姫野和樹と共にプレーできることを楽しみにしています。彼は良い選手で、ツアーでも良いプレーを見せてくれています。ハイランダーズて共にプレーした経験があり、彼がダニーデンに来た時は自分がさまざまなところに連れて行ったりしたので、今度は逆で日本の環境に順応する上で、彼にいろいろな場所に連れて行ってもらう機会を家族、そして自分も心待ちにしています。

Q. ワールドカップ後のオールブラックスでのキャリアについて

A.
(ボーデン・バレット)
たくさん考えるべきことがあると感じています。今31歳で、これからの人生は長いと考えています。日本でのプレーは、自分自身、そして家族、あとはラグビーワールドカップ後のメンタルをフレッシュにするためです。違う環境での経験として、家族で来日できることを楽しみにしていますし、違う環境でのプレーもその1つです。ヨーロッパのリーグでは他の国やクラブと対戦する機会がありますが、ニュージーランドでは外のチームとプレーする機会があまりありません。以前サントリーでプレーし、自分にとって良い経験になりました。まだ今後について考えることはたくさんありますが、キャリアは長いと感じています。

(アーロン・スミス)
自分はボーデンよりも年齢が上で34歳です。ですがリーグワンとしての経験はたくさん学べると感じています。スピード、スキル、違う選手、違う環境でプレーすることを楽しみにしています。今後のオールブラックスの活動に関しては自分はコントロール外であると思っています。海外でプレーするということがセレクションにどういった影響を与えるのかは理解しているので、2023年ベストを尽くすということしか自分にはできないと思います。新しいチャレンジに関してはとても楽しみにしています。トロフィー、タイトルを追いかけることが大きなモチベーションの要因であり、その件に関してベン、スティーブとも話し込んでいることなので、すごく楽しみです。

Q. オールブラックスがスコット・ロバートソンヘッドコーチの次期就任を発表しましたが、それについてコメントは

A.
(ボーデン・バレット)
ラグビー界にとって非常に大きなニュースであったと思います。ジェイミー、スコットともにとても良いコーチです。スコット・ロバートソンはニュージーランドでクルセイダーズでの素晴らしい経験を持っていますし、今回の件はニュージーランド国内にいる他のコーチにとっても非常に良いニュースであると思います。また、イアン・フォスターに関しては、我々は彼を信じていますし、国自体も彼をサポートしていると思います。選手としては、あまりラグビー内での政治的なことについては考えすぎないようにしています。アーロンと同様で、まずはスーパーラグビーで良いプレーをすること、そこに集中の重を置いています。その結果、最終的にフランス行きの飛行機に乗れていたらいいなと思います。

(アーロン・スミス)

今回の件に関しては、ニュージーランド国内でも非常に大きいニュースでした。2人のコーチともにとても良い候補者であったと思います。スコット・ロバートソンはすごく良いコーチで、クルセイダーズでも勝つ文化を作った人です。ジェイミー・ジョセフもすごく良いコーチなので、どちらの候補者になったとしてもニュージーランドのラグビーは良い状態であると思います。
オールブラックスの件に関してはまだ8ヶ月先のことなので、まずは目の前のことに集中しつつ、イアン・フォスターについては、今後の2024年からのキャリアを個人的に応援したいと思っています。

Q. ヴェルブリッツのラグビーについて首脳陣からどう聞いているか、またどうアジャストしていきたいか

A.
(ボーデン・バレット)
すごく良い質問だと思います。トヨタヴェルブリッツは以前対戦した時に非常に接戦な試合で、フィジカルでセットピースに強い印象がありました。ベン、スティーブとも話していますが、自分自身、そしてアーロンとのフォーカスとしては、どういうフェーズプレイアタックを作るか、そしてディフェンスをするか、ストライカーアタックに関してクリエイティビティを持てるかという点だと思っています。こういうことに関して、コーチ陣、選手と連携して行っていきたいと思っています。

(アーロン・スミス)
ボーデンと一緒で、コーチ陣と連携してチームのアタック、ディフェンスを理解していきたいと思っています。そしてスクラムハーフとして、選手個人の強み・弱みを理解した上で、強みであるランラインやキャリーに関しては良いチャンスを作りたいと思っています。姫野やボーデンと良い関係にあるので、FWのキャリーの強み、スキルを活かしたプレーをしていきたいです。自分のスタイルとしては、周囲を活かしたプレーなのでそれに取り組んでいきたいと思います。

Q. 現在サバティカルで多くの外国人選手が日本でプレーしていますが、2人はトヨタヴェルブリッツにいる間にチームにどのようなことを残したいと考えているか

A.
(アーロン・スミス)
チームとして年配のアスリートになるので、来た時よりも良い状態でチームを去りたいと思っています。若いスクラムハーフの選手の育成ももちろんですが、チームの勝つ文化を作る上で、自分の日々の行動、準備、トレーニング、ジム、フィールド、リカバリーなどにおける規律の部分でプロとして良い基準というのをチームに示していきたいです。

(ボーデン・バレット)
理由としてはアーロンと一緒で、周囲の選手をよりベターな状態にすることです。それはアーロン自身がそれが得意であり、自分も彼から影響を受けた経験があります。また、以前サントリーにいた際にはコロナ禍で経験できなかったことがたくさんありました。特にソーシャルな機会が限られていました。なので今回はより日本の文化を知ること、皆と食事を取ったり飲んだりして、人として選手のことをより理解するのを心待ちにしています。ラグビーにおいて、フィールド外でのコミニュケーションは非常に大切だと思っています。

Q. トヨタヴェルブリッツはベスト4より上にいけない時代が長く続いています。2人にとって勝つ文化というのは

A.
(ボーデン・バレット)
すでにそういった習慣というのは始まっていると思います。良い習慣をつけること、規律を保つこと、そして良い人であること、これを繰り返すことで一貫性のある良い環境が作られ、楽しくラグビーができると思います。オールブラックスにいる時もそうでしたが、正直な環境でありながらハードワークが成功に繋がり、そして信頼関係もあるというようなそういったキーポイントとなるような部分が浸透しているので、それに個人として今後影響が与えていけたらいいと思いました。

(アーロン・スミス)
ボーデンと同じコーチの下にいたので、考え方は同様です。来てから良い影響を与えられればと思っています。その中でも、バランスが鍵になります。パフォーマンスにおいては、フィールドでの信頼関係、メンタルのタフネス、フィールド内外でのコネクション、そしてラグビーを楽しむことだと思っています。まずチームファーストとして、全員が毎回全力を尽くせば良い結果がついてくると思いますし、そういった環境が整っていれば、結果がついてこなかったとしてもすぐ立ち上がれるチームになると思います。そういったことを意識しながらも、正直な会話、時にはタフな会話ができるような環境作りを行っていきたいと思っています。

Q. オールブラックスの選手は皆日本に来るとSNSでラーメンの写真を投稿していますが、日本のラーメンは魅力的なのですか

A.
(ボーデン・バレット)
たくさん食べてしまうと栄養士に怒られてしまうのですが、週に1~2食なら大丈夫だと思います。特に豚骨のラーメンが好きで、楽しみにしています。

(アーロン・スミス)
良い豚骨ラーメンを探していきたいと思っていますし、肉・玉子を増やすことも楽しみにしています。ただそれと同時にフィットネスが大事なので、自分は週1回にしたいと思います。日本は食べ物もワールドクラスで、自分自身も食事が好きでラーメンが1番です。

Q. (アーロン・スミスへ)ボーデンから日本で過ごした時間についてどのように聞いて、日本でのプレーについてどう意欲を感じましたか

A. 他のプレイヤーとも日本でのプレーについて話していますが、ボーデンは前回コロナ禍で経験に限りがあったように思います。ただラグビーの点においては、人や施設、環境面など経験のあるボーデンと同じクラブに行くことができるのを楽しみにしています。

約1時間の会見で、それぞれ質問に真摯に答えてくれていました。
トヨタヴェルブリッツへの入団ももちろん楽しみですが、まずは今シーズン2人がベストを尽くして活躍する姿を見れることを期待しています!

金沢

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投稿日 : 2023.3.13 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

アルビレックス新潟 舞行龍ジェームズ J1通算100試合出場を達成!

アルビレックス新潟 舞行龍ジェームズ J1通算100試合出場を達成!

3月11日(土)にデンカビッグスワンスタジアムにて行われた、明治安田生命J1リーグ 第4節 アルビレックス新潟 vs 川崎フロンターレ をプライベートで観戦してきました。

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取材ではない理由は…

ニュージーランド出身の舞行龍ジェームズがこの試合でJ1通算100試合出場だからです!!

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高校から日本に来て、2008年にアルビレックス新潟に入団しJリーグデビュー。

JAPANサッカーカレッジやツエーゲン金沢、V・ファーレン長崎に期限付き移籍したり、アルビレックス新潟から川崎フロンターレへ移籍もしました。

大きな怪我や手術もしたりと、これまで本当に紆余曲折ありました。

決して順風満帆なプロ生活ではなかったと思っています。

それでも諦めずに努力し続けて、今回J1通算100試合出場を達成しました。

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自分にとって舞行龍は弟のような存在なので、感慨深いです。。。

試合前舞行龍グッズをゲットしました。

しかもその記念すべき試合が、古巣川崎フロンターレ!

舞行龍の勇姿を目に焼き付けるべく、砂かぶりシート(バックスタンド側の看板裏の席)のチケットを買いました。

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ピッチサイドで臨場感がありました。

6年ぶりにJ1復帰したアルビレックス新潟のホーム初戦。

舞行龍はスターティングメンバーでした!

立ち上がりは川崎のペースで試合が進むも、新潟はパスサッカーで細かく繋ぎながらチャンスをうかがって進んでいきます。

そして前半22分に伊藤のミドルシュートが決まり先制!
伊藤は第3節のJ1初ゴールに続き、2試合連続ゴールです。

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今後が楽しみな選手です。試合後のパフォーマンスもですがチームが一体になってるところが素晴らしいです!

チーム皆が最後まで集中していて落ち着いて守っていました。

舞行龍の持ち味である体を張ったプレーやロングフィードも見ることができました。

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試合は1-0でアルビレックス新潟が勝利しました!しかもクリーンシート!

4節を終えて、リーグ戦無敗です。

来場者はなんと26,397人!

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新潟のサポーターは本当に熱いです。チームを後押ししてくれていると思います。

試合後にスタジアムを一周して挨拶

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本当は、フロンターレファンにも挨拶に行きたかったみたいですが前節に他の新潟選手が古巣のファンから中指をたてられたらしくチームとしてストップがかかってしまったとのことでした。。。等々力競技場では挨拶が出来たらと言っていました。

夜は舞行龍のファミリーと合流して舞行龍行きつけのレストランに行ってきました。

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デビューした2008年ヴィンテージのワインでお祝いしました!

舞行龍おめでとう!!

弾丸新潟旅行でしたが、行けて本当に良かったです。
翌日も舞行龍ファミリーと合流して彼が1年位欲しいと言っていた運命的な時計をゲット!

また、100試合で着用したユニフォームにサインをしてもらいました。

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今は額に入れて飾っています。

この試合でゲットしたグッズです!

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これからも怪我には気をつけて頑張って欲しいです。応援しています!

ではでは

熊木

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投稿日 : 2023.2.19 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23 ディビジョン1 第8節 埼玉パナソニックワイルドナイツ vs 花園近鉄ライナーズ レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23 ディビジョン1 第8節 埼玉パナソニックワイルドナイツ vs 花園近鉄ライナーズ レポート

2月18日(土)に熊谷スポーツ文化公園ラグビー場にて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23 ディビジョン1 第8節 埼玉パナソニックワイルドナイツ vs 花園近鉄ライナーズ を取材してきました。

2週間振りのゲームは、開幕から7戦唯一全勝で首位の埼玉パナソニックワイルドナイツと、ディビジョン1に昇格してからまだ勝ちのない花園近鉄ライナーズの対戦です。

キウイブリーズが注目するのは、元ハイランダーズで埼玉パナソニックワイルドナイツのクレイグ・ミラー

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リザーブからのスタートでした。

また、同じく元ハイランダーズで今季から花園近鉄ライナーズに加入したサム ・ケアードは残念ながらメンバー外でした。

試合開始後から埼玉WKが試合を優位に進めて7分に先制すると、そこからどんどん得点を重ねていきます。
キックをうまく使いこなし、攻撃を続けていました。

前半は、27-3で埼玉WKがリードします。

クレイグ・ミラーは後半9分に入りました。

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今回も献身的なプレーが見られました。
いつ、どんな時でも安定しているのは彼の強みです。

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試合は、41-6で埼玉パナソニックワイルドナイツが勝利しました。これで開幕8連勝です!

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相手のミスを見逃さず、トライを取り切る力は流石でした。
ノートライに抑えてディフェンス面でも強さを見せつけましたが、後半規律が乱れてしまった部分に関してはまだまだ修正が必要だと思います。

花園近鉄ライナーズはトライこそなかったものの自分たちの強みを出せていた時間もありました。しかしあともう少しのところでミスして取りきれなかったところは勿体なかったです。それでもディビジョン1に徐々に慣れてきていると思います。
試合後の会見でも、水間ヘッドコーチが「確実に前進している。小さいところにこだわって、それが勝利に繋がる。」と話していました。

プレイヤーオブザマッチは、2トライを挙げた山沢でした。

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トライだけでなくゲームマネジメントもしっかりできていましたし、今まで見てきた中でもキックやランが安定していて良かったです。この状態なら日本代表に選出されて活躍してくれるんじゃないかなと思いました。

試合後、トップリーグとリーグワンで通算100試合出場となった稲垣のセレモニーが行われました。
貴子夫人から花束を受け取った際には嬉しそうな表情を見せました。

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両チーム並んで皆で記念撮影していました!

ミックスゾーンでは、クレイグ・ミラーに独占インタビューしました。

Q. 今日の試合の感想は

A. タフな試合でした。後半の途中まではうまく回っていました。チームとしては基本に忠実なプレーを80分間続けるというのがしたかったのですが、それができていない時間帯がありました。

Q. リーグワン優勝に向けてチームに必要なことは何だと思いますか

A. バランスと規律です。シンプルなペナルティが多いと思います。それは相手にもっとプレッシャーを与えて、そうならないよう解消していきたいです。

Q. 来週から日本代表のトニー・ブラウンアシスタントコーチが来日していろいろなチームを視察するようですが、コンタクトする予定はありますか

A. まだ分かりませんが、ハイランダーズから知っているコーチなので会えたらいいですね。

Q. ワールドカップに向けてどうビルドアップしていきますか

A. セットピースに対して成長していきたいと思っています。インターナショナルなレベルにしていくために、スクラムやモールなどを毎週トレーニングして良くしていきたいです。

Q. 今シーズンの目標は

A. 毎週試合で100%の力を出し切ることです。そのために心身ともにフレッシュに、ヘルシーにすることで良いパフォーマンスを発揮できると思います。また、ミスやペナルティをしないようにしたいです。

インタビューの最後に、熊谷のおすすめグルメを聞いたところ『バックパッカーズランチ』というタイ料理のお店を教えてくれました。
チームの外国人選手たちと毎週通っていて、特にパッタイが好きとのことです。

話を聞いて気になったので、試合後早速行ってきました!

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現在お店はランチ営業のみとのことで、テイクアウトをお願いしました。

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具がたくさん入っていて、とても美味しかったです!!

お店の方に話を伺ったところ、選手たちはとても紳士的で「大好きです!」と言っていました。

お店の営業があるのでなかなか観戦には行けないけど、一度観に行った時にクレイグ・ミラーが手を振ってくれたと嬉しそうに話してくれました。

そういう話を聞けて自分も嬉しくなりました。

ではでは

熊木

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投稿日 : 2023.1.25 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

新生クラウディーベイ ソーヴィニヨンブラン × 創和堂 ペアリングレポ

新生クラウディーベイ ソーヴィニヨンブラン  × 創和堂 ペアリングレポ

こんばんは。

2022ヴィンテージより、ボトルのデザインが一新された「クラウディーベイ ソーヴィニヨンブラン」。

皆さんはもうお試しになりましたか?

新しいボトルは、これまでエチケットに描かれていたマールボロ地区の山並みが、エチケットの縁とボトルのレリーフ模様で表現される様になりました。

ボトルにデザインが刻まれたことによって、より高級感が感じられるようになった気がします。

そして、ボトル本体はニュージーランド産のリサイクルガラスを60%以上混入させた、フレンチグリーンのものを使用しているそうです。

こだわりが詰まっているんですね。

そんなリニューアルされたクラウディーベイソーヴィニヨンブランに、恵比寿の割烹居酒屋「創和堂」の料理長が考案されたレシピを見つけましたので、再現してみました。

「甘海老とかぶの塩昆布あえ」

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「カニクリーム春巻き」

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かぶの方は甘酢と柚子を使うので、スッキリとした酸を感じるソーヴィニヨンブランとよく合っていましたし、塩をもみこんでねっとりと仕上がった甘海老の甘さを引き立てていました。

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塩昆布によって加えられた旨味と、ほんのりとした磯の香りともマッチしている様に感じました。

春巻きには蟹肉と共にカニ味噌を入れるので、生臭くなるのでは…と思い口にしましたが、ベシャメルソースと合わせる事によってまろやかな味わいになり、しょっぱさも程よく加減され、何もつけずに美味しくいただけました。

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そして何より、ソーヴィニヨンブランのライムの様な酸のお陰で、揚げ物でもさっぱりと食べることが出来ました。

皆さんも是非、新しいクラウディーベイソーヴィニヨンブランを味わってみて下さいね!

福本

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投稿日 : 2023.1.22 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTT ジャパンラグビー リーグワン 2022-23 ディビジョン1 第5節 東芝ブレイブルーパス東京 vs トヨタヴェルブリッツ レポート

NTT ジャパンラグビー リーグワン 2022-23 ディビジョン1 第5節 東芝ブレイブルーパス東京 vs トヨタヴェルブリッツ レポート

1月22日(日)に秩父宮ラグビー場にて行われた、NTT ジャパンラグビー リーグワン 2022-23 ディビジョン1 第5節 東芝ブレイブルーパス東京 vs トヨタヴェルブリッツ を取材してきました。

キウイブリーズが注目するのトヨタヴェルブリッツのCTBロブ・トンプソン

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2016年から2020年までハイランダーズでプレーし、2021年にトヨタヴェルブリッツに加入しました。

もう1人は、元オールブラックスで東芝ブレイブルーパス東京のマット・トッドです。
前節からメンバー入りしています。

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前半先制したのはトヨタVでしたが、BL東京が11分に逆転トライを決め、その後も得点を重ねていきます。

そんな中、前半29分ロブ・トンプソンの正確なパスがトヨタVのトライに繋がりました。
また、攻撃のバリエーションも持っている選手なのでサインプレーの時に必要とされる選手だと思います。

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前半は32-18でBL東京がリードし折り返します。

後半に入ってからもBL東京がアグレッシブに攻撃していきます。
16分にシンビンでトヨタV が1人少なくなり、数的有利になった状況から立て続けにトライし、トヨタVを引き離しました。

トヨタVはタックルミスも多かったですし、後半は足が止まってしまっていました。メンタリティのところでもプレーに影響があったように感じました。

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試合は63-25で東芝ブレイブルーパス東京が勝利しました。

プレイヤーオブザマッチに輝いたのは、トム・テイラー

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正確なキックで素晴らしい活躍でした。写真は等々力競技場(第3節)の時撮影したものです。

マット・トッドは終始献身的なプレーで、後半になっても仕事量が落ちず動き続けていました。
チャンスメイクするシーンも何度かあり、とても良かったです。

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2人とも安定感がありました!

東芝ブレイブルーパス東京はセットプレーも良かったですし、グラウンドを大きく使ったプレーが出来ていました。皆がハードワークし迷わず判断をしてサポートも早かったです。テンポ良く攻撃し続けることで相手に隙を与えませんでした。

トヨタヴェルブリッツは開幕戦以来4連敗となり厳しい状況が続いていますが、強い気持ちを持って次に向けて準備してほしいです。

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試合後、ロブ・トンプソンに独占インタビューしました。

Q. 今日の試合の感想は

A. とてもタフな試合でした。タックルが上手く出来ませんでした。カンタベリーやクルセイダーズのような戦い方でトライを決められてスコアを取られてしまい、試合が崩れてしまいました。

試合後とてもテンションが低い中対応してもらいました。。。

次節から交流戦となります。

来週も取材予定ですので、またレポートします!

ではでは

熊木

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投稿日 : 2023.1.14 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTT ジャパンラグビー リーグワン 2022-23 ディビジョン2 第3節 清水建設江東ブルーシャークス vs 釜石シーウェイブスRFC レポート

NTT ジャパンラグビー リーグワン 2022-23 ディビジョン2 第3節 清水建設江東ブルーシャークス vs 釜石シーウェイブスRFC レポート

1月14日(土)に江東区夢の島競技場にて行われた、NTT ジャパンラグビー リーグワン 2022-23 ディビジョン2 第3節 清水建設江東ブルーシャークス vs 釜石シーウェイブスRFC を取材してきました。

リーグワンになってから初のディビジョン2の取材です。

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前半途中まで雨が降り生憎の天気でしたが、ディビジョン2昇格後初のホストゲーム開幕戦ということで、たくさんのファンが応援に来ていました!
シーウェイブスのファンも多かったように見えました。

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試合前には、新羅慎二さん(湘南乃風/若旦那)によるブルーシャークスの応援歌のライブパフォーマンスが行われました。

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キウイブリーズが注目するのは、清水建設江東ブルーシャークスのケイン・ハミルトン

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ポジションはスクラムハーフで、U20ニュージーランド代表やチーフスそしてハイランダーズでプレー経験がある 32歳のベテラン選手です。

2019年4月に秩父宮ラグビー場にて行われたスーパーラグビー Round11 サンウルブズ vs ハイランダーズ では、後半の途中から出場していました。

今季からブルーシャークスに加入し、前節の後半にリーグワンデビューしました。
今節は初のスタメン出場でした!

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前節から3週間の準備期間を経て、今節は連敗しているチーム同士の対戦となりました。

前半7分に先制したのは、江東BS!
抜け出してオフロードパスを繋ぎ、非常に良い形でのトライが決まりました。

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ガッツポーズもホストゲーム開幕戦に向けての気合を感じることが出来ました。

釜石SWもボールを持つと江東BSのディフェンスを突破していき、15分に逆転トライを決めた後から釜石SWペースになって得点を重ねていきます。

江東BSはペナルティなどで流れを悪くしてしまっていました。
それでも前半終了間際にトライやペナルティキックで17-20とし、3点差まで追い付きました。

後半の序盤は江東BSのペースに。

後半7分にラインアウトからのモールで外に展開していきトライが決まって逆転しますが。。。
後半16分インターセプトから釜石SWのトライで、流れが一気に変わりました。
徐々にペナルティが増え、続けて失点してしまいました。

ケイン・ハミルトンは後半34分に交代しました。

スクラムハーフはチームを動かす役割なので、ケインが英語で積極的にコミュニケーションを取る姿も見られました。

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試合は、44-22で釜石シーウェイブスRFCが今季初勝利を挙げました。

今回初めてディビジョン2の取材に行き感じたのは、ディビジョン1とはまた違った雰囲気で、アットホームでファンと一緒に試合を盛り上げていこうというのが伝わってきました。

その反面、運営においては課題がまだまだありそうです。いろいろなルールが曖昧だったり、ミックスゾーンもなかったので、自分たちで選手をキャッチアップしに行きました。

試合後、ケイン・ハミルトンに独占インタビューを行いました。

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Q. 今日の試合はいかがでしたか

A. かなりがっかりしています。今シーズンの初勝利を目指してここにやってきましたが、それはかないませんでした。
ホームでの初戦で、ファンのために結果を残せなかったことは残念です。

今日彼を見て感じたのは、基本に忠実なプレーをする選手だということ。インタビュー中も物腰柔らかで好青年でした!

ブルーシャークスとは1年契約とのことですが、できたら来年以降もリーグワンでプレーしてもらいたいなと思いました。

他にもたくさんの質問に答えてもらいましたので、後日NZフレンズにアップします。

ではでは

熊木

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Kiwi Breezeの更新情報です。

登録日 : 2018.5.8

NZフレンズに「Clive Jones」をアップしました!!

登録日 : 2018.4.10

NZフレンズに「野村祥恵」をアップしました!!

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