「ミルトン・ヴィンヤーズ」は、ジェームスとアニーのミルトン夫妻によって、1984年ギズボーンに設立された。
フランスとドイツでワイン造りの修行を積んだ二人は帰国後、そこで学んだ「バイオダイナミックス理論」に基づきオーガニックワインの生産を始め、1989年にはニュージーランドのワイナリーとして初めて、オーガニックの公的認証を受けた。
殺虫剤や除草剤は一切使用せず、肥料もぶどうの搾りかすや枯葉、牛糞など手作りのものを使用している。
現在は4ヶ所の畑から年間10000ケースのワインを造っており、シュナン・ブランは常にニュージーランドでもトップの評価を受け、シャルドネもクロ・セント・アンヌの2005年がパーカーポイント94点、オポウ・ヴィンヤードの2006年が同93点を獲得と、高い評価を得ている。