『Misha's Vineyard』は、シンガポールでそれぞれ世界的なIT企業の一線で活躍していた、アンディとミーシャのウイルキンソン夫妻によって作られた。彼らは2001年からセントラル・オタゴで畑を探し始め、ピノ・ノワールを栽培するのに最高な土地、ベンディゴ・ステーションにあるダンスタン湖を望む急峻な斜面を見つけ出した。
スタッフの人選にもこだわり、栽培責任者にはコーバンズを始め多くのワイナリーで活躍したロビン・ダイシーを、そして醸造責任者にはアタ・ランギをニュージーランドを代表するワイナリーに育て上げた名手オリー・マスターズを迎え、万全の体制でスタートした。その後、ピノ・グリ、リースリング、ゲヴリュツトラミナー、ソーヴィニヨンブランなどの白ぶどうも次々と植えられ、畑は現在も拡大されている。
2008年に初リリースされた彼らのワインは早くも高い評価を得ており、ニュージーランドの「マスター・オブ・ワイン」獲得、「ドレス・サークル」ピノ・グリ2008にボブ・キャンベルが95ポイントの評価、「ザ・ギャラリー」ゲヴリュツトラミナーはエア・ニュージーランド・アワードでゴールドメダルを獲得した。