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ニュージーランドの旬な情報や取材報告など、タイムリーな話題を綴っています。

投稿日 : 2018.10.5 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

2019年シーズン サンウルブズ ヘッドコーチ トニー・ブラウン 記者会見

2019年シーズン サンウルブズ ヘッドコーチ トニー・ブラウン 記者会見

本日、14時30分から行われた 2019年シーズン サンウルブズのヘッドコーチに就任したトニー・ブラウンの記者会見を取材してきました。

時間通りに会場入りしたトニー。多少緊張していたと思いますが、メディア一人ひとりの質問に丁寧に対応していました。

以下、質問内容です。

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日本代表とサンウルブス両方のコーチを兼任する大変さについてはどう考えているか?

ユニークなシチュエーションで、SRのチームの中で唯一だと思う。
大変なこともあるが、良い点もたくさんあるはずだ。たとえば、SRで経験したことが、国際試合で同じような展開になることもあるはず。
ワールドカップで素晴らしい成果を出したい。

HCオファーの打診のタイミングと、内容について

最も重要なことはサンウルブスの継続性。昨シーズンの経験を引き継いでいくということ。新しいヘッドコーチをつれてくるのは得策ではない。
ジェイミーをはじめ、他のコーチがチームに与えてくれたものを、来シーズンに継続していけば、いい結果がついてくると思う。
オファーの打診のタイミングは、特にはっきりは覚えていなくて、わからない。ジェイミーが離れたときから、話は出ていた。数ヶ月かけて決まったものだ。

先ほど2チームは同時に進行するのは良い影響があるといったが、もちろん悪い影響もあると思う。チーム序盤に良い活躍をしたとしても、途中抜ける可能性もある。

基本的にNZのスーパーラグビーとオールブラックスの関係と似ている。主力選手が抜けても戦い抜けるチームの深さを作れる。

また、抜けた選手たちについても、3~4ラウンド終わった後に戻ってきたときに、プレーの価値を発揮する必要があるため、良い結果を出してくれる可能性が高まる。

また、若い選手に機会があると思う。
機会があるというのは試合に出るという意味だけではない。ヘイデン・パーカーなどと一緒に練習することで、非常に良い刺激があるはずだ。

私たちは多くのスコッドを抱える。チームスタート時には30人という小さな人数で開始するが、SRがスタートして後半から大きな所帯になってくる。SRは怪我が多い。
多くのプレーヤーが後半に加入してくるのはそういった意味で当然だし、シーズンの中で多くのメンバーが関わってくれるのはいいことだと思う。

日本代表に帯同していて、サンウルブスにいないときはどうするのか?

良い質問だね。
ちょうど今プランニングしているところだ。私がいないときはスコット・ハンセンが代理をしてくれるし、彼が100%良い仕事をしてくれるはずだ。
サンウルブスにしか出場しない外国の選手も、すぐに適応してくれると思っている。具体的には素早くてスキルのある選手だ。

ジェイミーから引き継いだことは?

私がサンウルブスで体現したいことは、常に最大限にイノベイティブであること。
JJと比べると私はリラックスした性格だ。ただ、JJが積み上げてきてくれたチームカルチャーをベースに、さらに積み上げていくことを大切にしたい。
イノベイティブなチーム作りをしていくし、たくさんの人に試合を観に来てほしい。
また、世界中をみてもこのスタイルのチームはサンウルブスだけなので、多くの人にみてほしい。

選手のコンディションでも変わってくると思うが、代表選手はどのあたりから起用できると思うか?

そもそも日本代表が誰になるかが決まっていないという前提での話だが、ラウンド4~6から入ってくることを想定している。

去年のシーズンの目標として5位以内とあげたが、今の具体的な目標は?

いま具体的な目標は申し上げることができないが、スタイルが大事だと思う。そのスタイルをチームにどのように浸透できるかを考えている。

そのスタイルとは、試合に来てくれればわかると思うが、スペースを使うこと、スピードに乗ること、ボールキープ率を上げること、ターンオーバーからすぐにカウンターに変化すること、セットピース、スクラムを最小限にすること、すばやい展開を続けていくこと。これらが上手にできたら、必然的に結果がついてくると思う。

優勝ということを言えるわけではないし、日本のメディアをフォローしているわけではないが、母国NZの人たちが観て「すごいね」と言ってもらえるプレーをしたい。具体的には、イノベイティブで革新的で「この試合は日本だけしかできないね」と言ってもらえたらうれしい。

SRをまだ体験したことの無い選手たちをどのように育成していくのか?

チームの深さを作るのはとても難しいことで、チームのやりたいことを徐々にわかってもらうには時間が必要で、正直2~3年はかかるだろう。
だからこそ、JJから引継ぎ、去年と同じアシスタントコーチ、選手たちが来ること、その中で積み上げていくことが非常に大事だ。

トニーは3チーム目のHCだと思うが、今楽しみにしていることは?

去年からの経験を継続することがとても楽しみなことだ。昨シーズン後半は、自分たちがやりたいことができるようになってきた。
何度も話しているが、それを引き継いでいくことが大切だ。
何年も前のことは覚えていないので、過去HCをしたチームのことはすいません、忘れました(笑)。
先のことしか見ていないし、先のことが楽しみな性格なので。

JJは統括という立場になったが、チームに関してはJJと一緒に作っていくのか、完全に任せられているのか?

JJがまずは大まかなスコッドを決め、補強に関しては私とスコット・ハンセンで決めていきます。

記者会見後にパーソナルな質問で、いつファミリーが来日するのかを聞いたところ、来週火曜日とのことでした。

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彼は負けず嫌いで、気持ちの強いヘッドコーチです。
これからの日本ラグビー界の発展に必要な人材だと思っています。
また、2019年W杯で結果を残すためにも、今回の人選が一番良かったと思っています。

上記、写真の笑顔を試合後多く見れたらいいなと思っています!

最後に取材後外に出てもらい、彼の一番好きなセントラルオタゴのピノノワールをプレゼントしました。

「中では渡せないから外で」と言ったら、「日本人みたいだね」って笑われました。。。

高校はトニーの後輩でもあるキングスハイスクールですが、それからはずっと日本ですし、記者会見の会場で渡す勇気は。。。

プレゼントしたワインは、プロフェッツロックのホームビンヤードピノノワール2014をセレクトしました。

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トニーは飲んだことがないワインと言っていたので、コメントをもらうのが楽しみです。
楽天やアマゾンやヤフーのブリーズオンラインショップでも取り扱っています。

最後に週末にでもプライベートな場でセントラルオタゴのワインを飲みながら、プライベートな話をしたいです!

ではでは

熊木、

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投稿日 : 2018.9.27 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

サンウルブズ スーパーラグビー2019シーズン トニー・ブラウン新ヘッドコーチ決定!!

サンウルブズ スーパーラグビー2019シーズン トニー・ブラウン新ヘッドコーチ決定!!

先程、サンウルブズの運営法人である一般社団法人ジャパンエスアールから高校の先輩でもある「トニー・ブラウン」が、新ヘッドコーチとして2019年2月に開幕するスーパーラグビー2019シーズンの指揮をとることが決定との、メディアへ向けてのリリースがありました!

これでやっと記事に出来ます!!!
正式リリース前には勿論書くことは出来ませんので。。。。

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2017年ハイランダーズのヘッドコーチとなり、2018年サンウルブズのアシスタントコーチとなり、2019年ラグビーW杯もある中、ジェイミージョセフをサポートするべくトニーがヘッドコーチに任命されたこと、本当に嬉しいです。

彼自身すごく迷いもあると思いますし、サンウルブズのシーズン中は「ヘッドコーチだと荷が重い」と言っていたこともありました。しかし、日本代表を強化する一員として注力して来た中、決めたんだと思います。

2019年W杯の結果を残す為にも非常に重要な決断だったと思います。
本当に熱いハートを持っているので、チーム一丸となって頑張ってもらいたいです!

下記、トニー・ブラウン 新ヘッドコーチからのコメント です。

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来シーズンもサンウルブズのコーチングスタッフとして関われることを光栄に思います。2018年はチーム としてフィールド内外で著しい進歩を遂げられた1年となりました。 この2018年に築いた土台の上にしっかりと努力を積み重ねていくことが、2019年の我々の最重要課題です。 厳しい戦いの中でサンウルブズをより良いチームへ成長させていくために、スコット・ハンセン、そして 他コーチ陣とともに、私はヘッドコーチとして最善を尽くして参ります。

また、10月5日に記者会見が行われるので取材に行こうと思っています!
彼が一番好きなセントラルオタゴのピノノワールをお祝いでも持って行こうかな・・・

ではでは

熊木

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投稿日 : 2017.11.5 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

ラグビー 日本代表vsオーストラリア代表 レポート

ラグビー 日本代表vsオーストラリア代表 レポート

2017年11月4日に日産スタジアムで行われた、ラグビー日本代表vsオーストラリア代表の試合を取材してきました。

試合前のウォーミングアップのときに、高校の先輩であるトニー・ブラウンがメディアゾーンまで話をしに来てくれました。

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久々だったので、近況やプライベートのことを話しました。
今度は一緒に飲みながら話す予定です。

この試合で注目したのは、世界3位のオーストラリア代表に対して日本代表はどこまでやれるか!?
ということや、オーストラリアの高いプレッシャーの中で規律を守ることが出来るか!?
さらに、ペナルティーをいかに減らすことが出来るか!?という点です。

オーストラリアはブレディスローカップでオールブラックス(ニュージーランド代表)を下しての来日ということで、勢いのあるチームでした。

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結果としては、オーストラリア代表は体格の大きい選手が多いので、日本代表はディフェンスが抑えることが難しくてペナルティーを与えてしまい、規律の足りない試合展開だったように思えました。

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オーストラリアはオフロードパスも含め、とにかく上手かったです。。。
また、トライの形をチームとして共有出来ていました。

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若い勢いのある選手が代表に選出されているので、これからの活躍に期待をしています。

これから日本代表強化に必要なことは、2019年のW杯本番まで強豪国と試合をするということだと思います。

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同格や格下相手と試合をして勝利をするということもスポンサーや一部メディアに対しては重要ですが、高いプレッシャーで試合をするということは今後の日本代表に対して財産になることでしょう。

キウイブリーズで注目したのはこの試合で初めての10番を背負ったリース・ホッジです。

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ユーティリティーな選手で、今後が期待される23歳です。このポジションで191cmというのもすごいですよね!?

オーストラリアでも不動の10番バーナード・フォーリーの代わりの選手を探すことが急務であり、この試合は良いテストであったと思いました。

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リースは良い判断でゲームマネジメントを遂行していたように感じました。

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また素晴らしいキックも特徴的でした。後半は多少疲れがあったかも知れませんが。。。

試合後も日本代表の10番松田とジャージを交換して、最後までファンサービスをしていました。

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いつか日本でプレーして欲しい選手ですね。

さらに、16番でリザーブ入りしたスティーブン・ムーア。

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元オーストラリア代表キャプテンでもあり、この遠征後に代表を引退するとのことなので日本で最後のプレーを見れて良かったです。

試合後も現キャプテンのマイケル・フーパーと話をしてロッカールームに戻っていました。

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試合に関してですが、結果は63対30でオーストラリアが勝利しましたが、後半だけをみると28対27で僅差でした。
日本の攻撃にもリズムが出ていましたし、テンポよく攻撃できている場面もありました。

これは前半終了後にコーチ陣の適切な修正箇所が挙げられたように思えました。
スタッツは見ておりませんが、ペナルティーの数も減ったように思えました。

一番注目したのは後半40分姫野のトライ。

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このトライは意味のあるトライだったと思いました。最後までネバーギブアップ精神を感じることが出来ましたし、観客1人1人に響くトライでした。

これから日本代表はヨーロッパでトンガ代表とフランス代表と試合を行います。

 

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試合ごとに課題を見つけて、一つ一つクリアして成長してもらいたいと思います。

次回の記事でオーストラリア代表10番のリース・ホッジへ独占取材を行ったので紹介致します!

ではでは

熊木

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投稿日 : 2016.11.7 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

ラグビー日本代表vs アルゼンチン代表 レポート

ラグビー日本代表vs アルゼンチン代表 レポート

11月5日ラグビー日本代表vs アルゼンチン代表の試合を取材しに、秩父宮ラグビー場へ行って参りました。
結果は、アルゼンチンに7トライを奪われ、20-54で敗れました。

ジェイミー・ジョセフHC(監督)の初戦ということもあり、試合前の表情は硬く、笑顔はあまりありませんでした。

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また、アタックコーチのトニー・ブラウン。高校の先輩でもあります。

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いつもはフレンドリーで優しい彼ですが、この日は多少ピリピリしているように思えました。当然プライベートや練習で見る顔とは違っていました。

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ちなみに、会場には元ラグビー協会会長の森氏や、オリンピック担当大臣の丸川氏の姿も確認出来ましした。

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ここからは、試合のレビューです。

ジェイミー・ジョセフ監督は、堀江(写真右)と立川(写真左)の二人にキャプテンを任せました。

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これは、スーパーラグビーのハイランダーズで指揮していた時と同じです。
この戦術はこれからもっと多くのチームで採用されることになると思います。

また、他のメディアでは「大敗」と書かれ、実際そうだとも思いますが、私は新たな発見も多く見ることが出来たし、このスコアで終われたのは健闘だったのではないかと思いました。

どの試合でも勝利を飾りたいと思うのは私も含め、ジャパンのことが好きな多くのファンの願いだと思いますが、体格差がありFWの圧力はピッチで見ていても明らかでした。そのアルゼンチン相手に適応出来た部分も見つけられたように感じ、勝敗だけではない収穫はあったと思います。

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アルゼンチンは、ニュージーランド・オーストラリア・南アフリカと試合を行い、組織力やチームのスタイルも確率され、ほぼ完璧な状態で来日していました。

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その中でもコンタクトの部分では互角以上!?ジャパンが押している場面もありました。

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連携やコミュニケーションは、チームとして始まったばかりなので、これから上がって行くしかないはず。今後に期待したいです。

今のジャパンにとってのゴールは2019年に日本で開催されるW杯!!
大きなビジョンをもって、チーム関係者・ファンの皆さんで一緒に盛り上げて行けたら良いなと思います!

最後に、最後の最後まで諦めずトライを決めた、この試合初キャップのレメキ・ロマノ・ラヴァには今後注目して行きたいです。

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彼のような選手が出てくることで、チームとしても競争が高まり、組織の実力をアップする相乗効果になると思います。

ではでは

熊木

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投稿日 : 2016.10.10 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

トップリーグ 2016-2017 第6節 パナソニックvs NEC

トップリーグ 2016-2017 第6節 パナソニックvs NEC

ラグビートップリーグ第6節 パナソニックvs NECの試合を取材しに、熊谷陸上競技場へ行って参りました。
結果は、51対26でパナソニックがNECを下し、今季4 勝目を挙げました。

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この試合で注目したのは大学生初のトップリーガー、山沢拓也。若いうちからこのレベルで経験を積めるということは、必ず日本ラグビーにとってプラスになると思いますし、実際に日本選手権でもそうだった様に、大学生がどこまで試合をコントロール出来るのか見てみたいという気持ちもありました。
彼の10番のポディションはまさにゲームメーカーと言っていいポディションであり、攻守に渡り指示をする、司令塔みたいな役割があると言えます。

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さて、そんな中での結果ですが、初トライを決め、キックでは6ゴール3PGの計26点を獲得と、かなりチームの勝利に貢献していました。また、地元でのマンオブザマッチに選ばれるなど素晴らしい才能を目の当たりにしました。
若い彼の今後にも注目して行きたいと思っています。

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また、センターのリチャード・バックマンは独特なステップでNECの選手を交わし、ベテランのヒーナンも安定したプレーを披露していました。

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前にも記事で書いた通り、パナソニックは若手とベテランのバランスが取れて来ていると思います。日本代表のキャンプがあり代表の試合もある。そんな過酷なスケジュールの中で、主力が代表に招集されたことを想定したチーム作りを行っているのだと思います。
史上初の4連覇がかかる中、今後のチームの成長を考えた選手起用など、若手の育成に注力しているロビー・ディーンズ監督の采配は、やはりトップクラスの監督と言えるのではないでしょうか。普通(自分)だったら今の采配は勇気が無く出来ないと思います。

試合後、リチャード・バックマンに今回の試合の感想と今後についてインタビューを行いました。

本日の試合の感想は

ストップ・スタートなゲームをしてしまった。また、前の試合より早かったように感じました。攻撃では良い動きをすることが出来ましたが、ディフェンスでもう少し向上できると思うので、トレーニングで改善していきたいと思っています。

パナソニックプレー後、スーパーラグビーではハイランダーズでプレーをするのか

はい。1月からハイランダーズでプレーをすることが決まっています。パナソニックのアドバイザーのトニー・ブラウンが監督でエキサイティングに思うし、とても心強いです。

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取材後はファンの方へサインをしていました。

ではでは

熊木

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投稿日 : 2016.10.1 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

トップリーグ 2016-2017 第5節 パナソニックvs NTTコム

トップリーグ 2016-2017 第5節 パナソニックvs NTTコム

ラグビートップリーグ第5節 秩父宮ラグビー場で行われた、パナソニックvs NTTコムの試合を取材しました。
結果は、42対14でパナソニックがNTTコムを下しました。

この試合で注目したのは、オタゴハイランダーズでスパーラグビー2015の優勝メンバーとして活躍した「リチャード・バックマン」。

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現在27歳という最高に脂の乗った年齢で、良いコンディションの選手です。

実際に日本での試合を生で見たのはこれが初めてでしたが、独特なステップをする選手でディフェンスにも貢献をしていました。
彼のトップリーグデビューは、前節のサントリー戦。このサントリー戦でトップリーグ初トライを挙げていました。BKは戦術を理解するのに時間がかかると言われているので、このタイミングでスターティングに入るという事は、理解力が高い選手だと言えるでしょう。

さて、そのバックマン選手が所属するパナソニックですが、ベテランと若手の融合がうまく出来ているチームだと思います。

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その中でもこの試合でキーとなるプレーヤーだったのはやはり、田中選手。彼の素晴らしいゲームコントロールには脱帽です。

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また、物怖じせずNTTコムのNO.8アマナキ・レレイ・マフィにタックルしに行く姿がとても印象に残りました。
足元にタックルをしているのが田中選手。

他にも、私の高校の先輩にあたるトニー・ブラウンが現役だったころからプレーしている、LOのヒーナン。

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この試合でもトライを挙げるなど、ベテランとしての存在感がありました。

彼も、トニー・ブラウン在籍時代から見ている選手ですが、トライの嗅覚を持ち、チームの士気を高められる選手のように感じます。

試合に関して、前半はパナソニックの思う通りのゲーム運びで折り返すことが出来ていました。23対0。

後半はNTTコムのペースになる場面も多々ありましがた、この試合のゲームキャプテンを務めた大ベテラン、北川が後半ロスタイムにトライを挙げ、トータル5トライでボーナスポイントを獲得しました!

試合後、リチャード・バックマンにインタビューを行いました。

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◆日本のラグビースタイルについて

とても「速い」と感じています。
これに対応できる様に、もう少しフィットネスを上げる必要があると思っています。
もっとトレーニング強化してカバーしたいです。また、チームとしてもっと勝利に貢献したいです。コンタクトレベルも非常に高く、良い経験になっていると思います。

◆日本の印象は?

まだ滞在期間は短いですが、素晴らしい国だと思っているよ。パートナーも満足していますし、日本の文化や食べ物も満喫しています。

Kiwi Breezeとしても今後のリチャード・バックマンの活躍に期待しています。

次回のブログでは高校の先輩「トニー・ブラウン」(パナソニクのアドバイザーとラグビー日本代表のアシスタントコーチ)をこの日偶然秩父宮ラグビー場で発見したので、その内容について書きます!

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キウイブリーズだけの情報になると思います。

ではでは

熊木

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