7月15日(土)に秩父宮ラグビー場にて行われたスーパーラグビー 2017 最終節 サンウルブズ vs ブルーズの試合を取材してきました。
結果は48対21でサンウルブズがニュージーランドカンファレンスのブルーズを下しました。サンウルブズは今季2勝目となりました!
31度を超える強烈な日差しが照り付けるピッチでも集中力を切らす事なく、タックルをしてチームとしてのカバーリングも早かったようにみえました。また不甲斐なかった南アフリカ遠征から戻り、チームとして最終戦になんとしても勝利してファンの方と喜びを共有したいという気持ちがこちらにまで伝わるゲームでした。
サンウルブズのヘッドコーチ「ティアティア」が試合後の会見で「よく耐え、しっかり競れていた」というコメントからもいかに気合が入っていたのかを感じる事が出来ました。
ブルーズも2週間前に日来日(オールブラックスメンバー外)して、鈴鹿市でホンダとの練習試合をするなど十分準備期間があったと思います。
また本日がブルーズの選手として最後の試合になる3選手がキャプテンの前にピッチに出て来ました。
先頭はニュージーランド代表(オールブラックス)のPRチャーリー・ファウムイナ
続いてニュージーランド代表(オールブラックス)のNO8スティーヴン・ルアトゥア
最後にマオリオールブラックスのファーストファイブエイトのイハイ・ウエスト
ブルーズはプレーオフに進むことは出来ませんが、最終戦を勝利して3選手を送り出そうと気合が入っていました。
その気合を上回ったサンウルブズ。
ラグビーは本当にメンタルのスポーツです。
また会場のサポーターの声援が選手一人一人を後押ししたように思いました。
チームとしての一体感を感じる事が出来た試合でした。
ディフェンスする姿がオオカミのように見えました。
1対1では止める事が出来ない選手を2人から3人で止めて、素早いカバーリングをする姿を多く見られました。。。
またトップリーグのトヨタでプレーをしたジェロームカイノ。
後半16分 イエローカードで10分間の退場。これによりチームプランを変更せざる得なかったようです。またブルーズの選手たちの足は止まり、集中力が切れていたようにもみえました。
試合後、イハイ・ウエストに試合の感想を聞きました。
返ってきたのは「暑かった」の一言。さらに「数年は日本でのプレーは考えていない」とのことでした。
他の多くの選手も下を向きバスに乗り込んでいったのが印象的でした。
3選手くらいはファンにサインをしていました。
アキライロアネは子どもにブーツや練習着をプレゼントしていました。
その子どもにとって一生の宝物になることでしょうね。
本日のフライトでオークランドに戻るブルーズの選手たち。試合後は滞在ホテルのビアガーデンでリフレッシュしたそうです。
来月はハイランダーズも来日しますので、今から楽しみです。
ではでは
熊木
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