投稿日 : 2026.5.5 | 投稿者 : Kiwi Breeze
NTTジャパンラグビー リーグワン 2025-26 ディビジョン1 第17節 横浜キヤノンイーグルス vs 三菱重工相模原ダイナボアーズ レポート
5月3日(日)に秩父宮ラグビー場で行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン 2025-26 ディビジョン1 第17節 横浜キヤノンイーグルス vs 三菱重工相模原ダイナボアーズ を取材してきました。
横浜キヤノンイーグルスはプレーオフトーナメント進出の可能性があったものの、5月2日(土)の試合結果によりプレーオフに進出できる6位以上のチームが決まってしまいました。しかし入替戦回避のため、両チーム絶対に負けられない試合です。
キウイブリーズが注目するのは横浜キヤノンイーグルスのリアム ・コルトマン
今節もスターティングメンバーに入りました。
前半2分に横浜キヤノンイーグルスのジェシー ・クリエルが先制トライ
クリエルを止めるために3人の選手
キャプテンとしてチームの支柱という感じでした。
その後も速いパス回しで外に展開するという攻撃スタイルで5分、12分にトライで一気にリードします。
しかし三菱重工相模原ダイナボアーズもその後対策してきて、横浜キヤノンイーグルスの大外のスペースを潰してきました。
その結果敵陣でプレーする時間帯が多くなって2トライを返しました。
前半は21-10で横浜キヤノンイーグルスがリードして折り返しました。
リアム・コルトマンは後半27分に交代しました。
ディフェンスで本当に身体張っていて、素晴らしい活躍をしていました!
一時は4点差にまで縮まりましたが、流れを変えたのは後半27分に入ったファフ ・デクラークでした。
明らかにパスのスピードが速くなり、この疲れてくる時間帯に三菱重工相模原ダイナボアーズはついていくことができませんでした。
30分に武藤のペナルティゴールと、勝利を決定付ける32分のリーバイ ・アウムアのトライ。
近くで撮影していましたが、チームとしての一体感を感じました。
試合は31-22で横浜キヤノンイーグルスが勝利しました。
そしてディビジョン1残留を決めました。
怪我人が多かったり思うようにいかず本当に苦しいシーズンだったと思いますが、後半盛り返してチームがやりたかったプレーができていたように感じます。
日本人より深いお辞儀。リスペクトを感じました。
ファンの声援に答えるコルトマン。
試合後に行われた記者会見の模様を一部お届けします。
三菱重工相模原ダイナボアーズ グレン・ディレーニー ヘッドコーチ
吉田杏キャプテン
「前半風下で苦しい時間が続き、後半1トライで追いつける点差になりましたが、そこで仕留めきれなかった。そこはキャプテンの自分の責任を感じています。下を向いていても次に繋がらないので次に向けていい準備をしていきます」
Q. 入替戦進出が決まったことについてどう受け止めているか
A. (吉田キャプテン)
残り3試合、一戦一戦自分たちが1シーズンやってきたことを見せれば問題ないと思っています。良い準備をして良い試合をして過ごしていく。自分たちがやるべきことをやっていく。
(グレン・ディレーニー ヘッドコーチ)
どの試合でもプレッシャーはあると思いますが、3回チャンスがある。今シーズンずっとやってきたように、学ばなければいけないところは学んで、活かして成長し続けて、自分たちがどういうチームなのか見せるだけだと思います。チーム一丸となって楽しみながら自分たちのラグビーを見せたいと思います。
横浜キヤノンイーグルス レオン・マクドナルド ヘッドコーチ
「チームにとってとても大事な試合でした。ダイナボアーズが必死でくると知っていたので、戦いの準備を1週間してきました。スタートもとても良く、ワイドスペースにアタックできました。相手はスマートにプレーして強みのFWパックからアタックしてきました。私たちの強みである、ボールを持ってワイドスペースからアタックすることがうまくできない場面もありました。リードはあったものの、ハーフタイムでまだ接戦という意識を持ってとメッセージを送りました。ボールを持ってフェーズを重ねてカウンターアタックしていくのが大事と話しました。プレッシャーの中で勝てたことを誇りに思います。それが今シーズンの成長だと思います。シーズン序盤のパフォーマンスだときついところも上達したからこういう結果に繋がりました。最後のホームゲームで、アップダウンのあるシーズンをずっとサポートしてくれた皆さんの前で良いパフォーマンスを出したかったです」
ジェシー・クリエル キャプテン
「レオンHCが言っていたように、ダイナボアーズは必死でくるからタフな試合になると予想していました。リーダーズからチームに要求したのは、23人がジャージのために思いやりのあるパフォーマンスを出すことです。タフな場面の中でチームがタフなオプションを選択して良い結果に繋がったことを誇りに思います。あと1試合、良いフィニッシュに繋げたいので、また1週間ハードワークしたいと思います。チームとファンひとりひとりがこのチームを誇りに思ってもらえるよう頑張ります」
Q. 4点差まで追い詰められた時どう話して修正したのか
A. (ジェシー・クリエル キャプテン)
相手は強みであるFWパックからアタックして調子をあげてきましたが、我々のFWのリーダーたちが色々解決策を見つけてフィールド内で修正したのが素晴らしいリーダーシップでした。
Q. 選手交代のタイミングについて
A. (レオン・マクドナルド ヘッドコーチ)
ファフ・デクラークをもっと早い段階で交代したかったのですが、リアム・コルトマンがとても良いパフォーマンスを出していて、FWも強いプレッシャーの中で早めの交代ができませんでした。リーバイ ・アウムアが途中出場しインパクトを与えることを1週間かけて準備して、良いパフォーマンスで勝利に貢献してくれました。パフォーマンスが100%出せる状況でない選手もたくさんいましたが、体を張ってくれたことを誇りに思います。
Q. シーズン序盤苦しい状況だった時を振り返って
A. (ジェシー・クリエル キャプテン)
結果がどうであれポジティブで毎週ハードワークしていたところが今に繋がったと思います。アタック、ディフェンスの中で細かい修正をしてきて自信につながりました。その自信が今のパフォーマンスになりました。
Q. ファフ・デクラークについて
A. (レオン・マクドナルド ヘッドコーチ)
今日の彼の役割は、ワールドカップで2回優勝している経験を活かしてチームをリードすることでした。FWへの指示やリーダーシップ、レフリーへのコミュニケーションにおいて活かされていました。今週はチームにとって大事な1週間で、彼にとってこのチームは大事なホームなので、全てを出し切ってフィニッシュしてくれると思います。
(ジェシー・クリエル キャプテン)
ファフと何度か会話してきましたが、自分の怪我の多さにがっかりしていました。会話の中でよく言っていたのは、若い選手の成長とリーダーシップのところと、ファンに自分のパフォーマンスで恩返しがしたいというところでした。
ミックスゾーンではリアム・コルトマンに恒例の独占インタビューをしてきました。
Q.今日の試合の感想を聞かせてください。
A. いや、厳しい試合でした。いいスタートは切れたんですが、相手チームがが盛り返してきて、しばらくかなりプレッシャーをかけられる時間帯が続きました。でも選手たちは一丸となって最後まで戦い抜き、結果を出すことができました。
Q. 今日はチームにとってとても重要な試合ですが、どんな点に重点を置いていましたか。
A. そうですね、両チームにとって重要な試合でした。ご存じの通り、お互いに入れ替え戦を避けようとしている状況だったので、本当に大一番になることは分かっていました。とにかく自分たちのプレーに集中する必要がありましたね。
最初の20〜30分は本当に素晴らしい出来でしたが、その後少し相手に流れを渡してしまいました。それでも、さっき言ったように、選手たちはもう一度立て直して、自分たちのプレーを取り戻し、最終的に結果を出すことができました。
Q. 来週の今シーズン最後の試合に向けて何が必要だと思いますか。
A. そうですね、次の試合もまた重要な一戦になります。最終戦ということで、私たちがどれだけ大切に思っているかをファンの皆さんに示す機会でもあります。
そして、次も厳しい試合になると思います。というのも、このリーグではどの試合も非常にタフなものばかりでしたし、来週も例外ではないでしょう。ここ数週間、自分たちが続けてきたことをしっかり継続し、万全の状態で試合に臨む必要があります。
今回のベストショットは今季で退団するファフ ・デクラーク
タックルを受けながらも周りを見てのパス。これが世界レベルと感じるところ。
最終節も取材予定です!
ではでは
熊木
タグ : リアム ・コルトマン, 横浜キヤノンイーグルス

















