投稿日 : 2018.9.2 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
トップリーグ2018-2019 第1節 リコーブラックラムズ vs ホンダヒート
昨日、9月1日(土)に秩父宮ラグビー場にて行われたリコーブラックラムズ vs ホンダヒートの試合を取材してきました。
キウイブリーズで注目しているのは今季より加入したリコーの「エリオット・ディクソン」です。スーパーラグビーではハイランダーズで2011年から90キャップを重ね、2016年にオールブラックス(ニュージーランド代表)キャップとして3試合に出場している選手です。
日本への来日は、2009年に行われたU-20W杯でニュージーランド代表として、またマオリオールブラックスとして来日している選手です。昨年熊谷で行われたハイランダーズとしても来日していました!
試合後にエリオット・ディクソンに独占インタビューを行ったので、お楽しみに。
日野 vs サニックスの試合もそうでしたが、開幕戦ということもあり、独特な緊張感の中ゲームがスタートしました。
試合は、リコーはロビー・ロビンソンを中心にハイボールを上手く使って敵陣のエリアマネジメントをしようとしていました。
リコーの強みであるディフェンスが、ホンダのプレッシャーの方が上回ることがあったので、そこは修正が必要だと思います。
しかし素晴らしいスピリッツである試合でした。
どちらが勝ってもおかしくなく、トライを取ったら取り返すといった展開でした。特にしびれたのは37分リコー濱野のトライです!
このトライとPGが決まっていなかったらと思うと。。。
試合は39対34でリコーが初戦を勝利しました!両チームとも課題がみられたので、修正して次節に臨んでもらいたいです。
ここからは、エリオット・ディクソンの独占インタビューです。
今日の試合についてどう思いますか?
いいゲームでした。しかしタフな試合でした。ホンダにはショーン・トレビーやジョシュ・ベックハイスなど、かつて一緒にプレーしたこともあるいい選手と対戦できて良かったです。ラグビーで勝利するにはテリトリーやポジションが重要で、我々の方が上回っていました。そういう時にトライが生まれていました。次節の東芝戦に向けて、その部分の精度をさらに上げて迎えたいと思います。
リコーのチームの目標について聞かせてください
今年はチャンピオンになることを目指しています。今年は7試合しかリーグ戦がないので、一つ一つの試合を通じて、よりスピードを高めていくこと、ばらばらのパーツをひとつに繋げていくこと、そして勝利を積み重ねていくことについて話し合っています。
この試合の勝利も重要だったと思います。
次週が待ち遠しいですし、試合ができることにとてもワクワクしています。
オールブラックスで3 Capsを獲得していますが、またオールブラックスに戻る機会はありますか?
はい。また、オールブラックスに選出されたいです。リコーのシーズンが終わったあとはスーパーラグビーのシーズンにニュージーランドに戻り、良いプレーをしてセレクションのメンバーに選ばれたいと思っています。来年9月に日本で行われるW杯に来れたら、素晴らしい経験になると思っています。
リコーとは何年契約なのですか?
1年契約です。単年契約ですので何が起きるか分かりませんが、今年一年、日本でのプレーを全力で取り組みたいですし、日本での生活も楽しみたいです。来シーズンも引き続きリコーに残って、プレーし続けたいと思っています。
日本語についてはどうですか?
「すごいね!」「ちょっと」(日本語を披露する)
まだまだほんの少ししか話せませんが、ラッキーなことに私が話せるマオリ語と、日本語は良く似ているので、もっと日本語を話せるように練習したいです。
エリオットの特徴は、チームのためにハードなプレイをするところで、タックルのあとすぐに立ち上がってまたタックルにいく選手なので、これからチーム戦術を理解したら、さらに楽しみです。
ハイランダーズのジャージにサインをするエリオット。
また性格も陽気なので、チームにも早くなじめると思っています!!!
ではでは
熊木
タグ : エリオット・ディクソン, トップリーグ2018-2019, リコーブラックラムズ