投稿日 : 2018.9.16 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
ダン・カーター共同記者会見+キウイブリーズグッズ紹介
昨日のゲームレポートに続き、試合後に行われたダン・カーター共同記者会見内容について書きます。
以下、ダン・カーターのコメントです。
「今日はチームにとっても、私にとっても素晴らしい試合になりました。相手は昨年度のチャンピオンチーム。サントリーにはずっと勝てていなかったそうですので、今日はチャレンジでした。非常にハードワークでしたが、トップリーグに出られてとても嬉しく感じています。
日本に来て2ヶ月、ようやくジャージを着て試合に出ることができて、とても嬉しいです。また、本当に多くの人が試合を観にきてくれたことも、嬉しかったです。
2ヶ月の間、色々な人に助けてもらいました。そのおかげで日本に慣れるのはとても早かったです。夏合宿では、チームで色々トライしてハードワークをこなしました。マン・オブ・ザ・マッチの受賞はとても嬉しいことですが、チームの誰が取ってもおかしくなかったと思います。チームメンバーに感謝したいです。
日本のラグビーの基準は毎年レベルアップしています。
今日は80分フルに試合に出るつもりはありませんでした。後半にリザーブの選手が入ってきたときに交代かなと思いましたが、そうではなく80分間プレーしました(笑)
日本のラグビーはスピードが速いので、そこに慣れていくことが必要です。後半は雨が降って、スピードが落ちたので助かりました。また、4ヶ月の試合のブランクがあったので、緊張しました。16年のキャリアがありますが、新しい国でスタートするときは、過去の実績は関係なくまた1から作っていく必要があるため、だいぶ緊張していました。今日はあくまでスタートです。毎週改善していかないといけません。
全体的に、今日の自分のプレーには満足しています。通常自信がつくまで、いつもなら数試合かかりますが、今日は自分のスキルをしっかり出すことができて本当に良かったです。ハードワークのおかげです。チームメンバーも、自分がやりやすいようにしっかりと動いてくれました。」
一流の選手はコメントも一流だということが、記者会見からよくわかりました。
会場にいた多くのメディアからの質問に丁寧に受け答えする姿に、皆がダン・カーターの人間として素晴らしさを感じていたと思います。
試合後のグリーティングのときのダン・カーター。
笑顔が素敵ですよね。
最後までファンの方にサインをしていました。
共同記者会見があり、スタッフが呼びに来るまでずっと書いていました。
人としても素晴らしく、2009年オールブラックスとして来日したときに貰った、オールブラックスのジャージ。
その翌年にクラストチャーチで行われたブレディスローカップで貰った、オールブラックスジャージ。
そのときに、日本でいつかプレーをして下さいと言ったところ、「自分のキャリアはどうなるかわからないけど、プレーできたらいいね」と言ってくれたことを覚えています。
さらに、2013年にオールブラックスとして来日したときにもらった手形。
サインをしながら、「日本には色々な物があるんだね」と言っていました。
全ての人を本当に大切にする姿勢こそが、ダン・カーターが世界中から慕われている理由かもしれません。
またいつか神戸でインタビューができたらと思っています!
All The Best DC!
ではでは
熊木
タグ : ダン・カーター, 神戸製鋼コベルコスティーラーズ, 記者会見