投稿日 : 2018.11.27 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
サンウルブズ 2019シーズンチーム発表記者会見
本日、品川にて行われたサンウルブズ2019シーズンチーム発表記者会見を取材してきました。
今季から、自分の高校の先輩でもあるトニー・ブラウンが指揮を取ることで、今まで以上に期待している部分はあります!
昨日イングランドから帰国したばかりということもあり、表情からも多少疲れが見られましたが、最後までメディアからの質問に答え、そこでも彼らしい言い回しが聞けて良かったです。
注目したのは、チーム発表です。
まず感じたのは、トニーらしい選手選択だということです。
彼はハイランダーズでもコーチをしていました。クレイグ・ミラー、ヘイデン・パーカー、ジェイソン・エメリーが2年目のシーズンとなります。
今季より新たに加わるオタゴゆかりのプレイヤーは、ロックのトム・ロウ、FLのダン・プライヤー、CTBのフィル・バーリーがいます。
その中でも注目は、ロックのトム・ロウ。彼は、自分の出身校であるダニーデンにあるBalmacewen Intermediate School を2011年に卒業し、バスケットボールでジュニアのニュージーランド代表にも選出され、地元オタゴ代表としてもプレーをしていた選手です。
ニュージーランドの高校ではサマースポーツとウィンタースポーツがあり、掛け持ちする選手は多いんですが、ウィンタースポーツであるバスケットとラグビーの両方で活躍していたとのことです。
また、ロックというポディションということからも、195cmで手足が長い選手なので楽しみです。
本当はサントリーのジョー・ウィーラーに加入してもらいたかったんですが、12月に奥さんの出産があり。。。と言っていました。
また、メディアから「今回は準備期間が昨シーズよりあるがどうか」という質問で、トニーらしい切り返しを聞けました。
「3日より3週間ある方が良い準備ができるに決まっている」と。。。
今季のスローガンは「WE ARE THE PACK」とし、目標をプレーオフ進出と掲げました。
これも実にトニーらしいスローガンだと思いました。
ファン・スタッフ・スポンサー・メディアみんなで一つになり一緒になって戦うということは、昔三洋でプレーをしていたときに、彼がよく口にしていた記憶があります。
彼自身現役時代に10番で活躍していましたが、周りの選手をいかにうまく使うかが重要と考えていて、日本に今のアタックのスタイルを植え付けました。
日本人やスタイルをよく知っている彼ならではの攻撃方法だと思いますし、トライを挙げるバリエーションも増えたように感じます。
また、オールブラックス相手に5トライは個人的に驚きました。オールブラックスのスティーブや、元ハイランダーズでコーチをしていたスコットも正直驚いたに違いありません。
サンウルブズは来年1月12日から新たなシーズンを迎え、拠点を辰巳から千葉・市原市で始動する予定なので、今から取材が楽しみです!
また、トニーにおすすめのニュージーランドワインを聞いたところ、ワナカのワイナリーの「MOUDE」を教えてもらったので、知人にピノノワールとスパークリングワインを購入してきてもらいました。
12月にでも一緒に飲めたらと思っています。
ではでは
熊木