11月20日(日)に、高槻市総合スポーツセンター陸上競技場で行われた「コノミヤ・スペランツァ大阪高槻 vs ちふれASエルフェン埼玉戦」を取材して来ました。
試合は0-0のまま迎えた後半開始直後、接触プレーでちふれASエルフィンが獲得したPKで、薊選手が見事に得点。
彼女の攻撃及び守備での上手さが本当に光っていました。
誰以上に昨年の2部降格の責任を感じていたかもしれません。。。。
そのまま0-1で逃げ切り、コノミヤ・スペランツァ大阪高槻の惜敗に終わりました。
それと同時に、大阪高槻の二部リーグ降格と、埼玉の一部昇格が決まりした。
試合後の薊選手。緊張やプレッシャーから解放され喜ぶ顔が印象的でした。
コノミヤ・スペランツァ大阪高槻はホームの声援の後押しもあり、最後まで攻める姿勢を崩しませんでした。
シュート機会も何度もありましたが、ゴールポストに嫌われるなどの不運も重なり、得点には至りませんでした。
また、大阪高槻の丸山桂里奈選手が本日の試合での引退を表明。
試合後には、今までの声援への感謝と、現役生活の最後を大阪で終えることができて幸せですとファンの方へ報告を行いました。
そして今回も、恒例のサラへの独占インタビューをしました。
〈今日の試合について〉
今日は運がなかった。
ポストに当たってしまったり、他にも得点の機会はたくさんあった。
今日の試合には、勝利の女神が私たちに微笑まなかった。
埼玉は強いメンタルで立ち向かったことで、この勝利になったと思う。
〈埼玉が一部昇格についてどう思うか〉
大阪高槻が二部降格になったのは悲しい。
しかし同時に、ちふれが一部昇格したことに対してはとても嬉しく感じている。
日本に最初に来た時にプレーしたのは埼玉だったため、最初の家族だと思っているので、彼らの昇格はとても喜ばしい。
今の埼玉は私が所属していた時以上に強いメンタルがあるので、一部でも十分に通用すると思う。
〈次のシーズンについて〉
正直なところまだ決めきれていない。
先ずはニュージーランドの家に帰って家族、友人と会って次のシーズンについてじっくり話しながら考えたい。
5年ほどずっと家族と離れ、海外でプレーしていたので、しばらくは家族との時間を大切にしたい。
自分にとって、家族にとって何がベストなのかをじっくり考えたい。
インタビューの後、前回取らせてもらったサラ選手の足型にサインを入れてもらいました。
サラは試合後に関係者やスタッフのみならず、埼玉の選手からも次のシーズンについてどうするのかを質問されていたのが印象的でした。
監督との一枚。
しばらくの休養ののち、是非ともまたなでしこリーグに戻って来てほしいものです。
最後に、今回の取材でサライチオシのレストランを聞き、そこで食事をしてきました。
何と「サラスペシャル」と名付けられるメニューもあるほど。
次回はそちらのレポートを掲載させて頂きますね。
ではでは
熊木
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