投稿日 : 2026.5.12 | 投稿者 : Kiwi Breeze
NTTジャパンラグビー リーグワン 2025-26 ディビジョン1 第18節 静岡ブルーレヴズ vs 横浜キヤノンイーグルス レポート
5月9日(土)にヤマハスタジアムで行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン 2025-26 ディビジョン1 第18節 静岡ブルーレヴズ vs 横浜キヤノンイーグルス を取材してきました。
早いものであっという間にリーグ戦最終節を迎えました。
天気も良く観戦日和で、たくさんの人が応援に駆けつけました。
開幕戦では静岡ブルーレヴズが勝利しましたが、横浜キヤノンイーグルスは4連勝でシーズンを終えたいところです。
キウイブリーズが注目するのは、横浜キヤノンイーグルスのリアム ・コルトマン
1月12日にチームから加入のお知らせが発表され、1月17日に初出場。ベテランで即戦力としてチームに貢献してきました。
前半5分マロ ・ツイタマのトライで静岡ブルーレヴズが先制します。
その後一進一退の展開の後、21分ラインアウトモールから決めたのは、横浜キヤノンイーグルスのリアム ・コルトマン!
しかし23分にランダル ・ベイカーのイエローカードにより1人少ない状況になった後から流れが変わり、4連続トライを許してしまいました。
前半は、35-5で静岡ブルーレヴズがリードして折り返します。
横浜キヤノンイーグルスの強みである速いパスを静岡ブルーレヴズがディフェンスで潰していくため、上手く噛み合わず厳しい時間が続いてしまいました。
静岡ブルーレヴズも速い展開で攻撃を仕掛けていくので、横浜キヤノンイーグルスはついていけなかったのと、あとはプレッシャーがかなり激しかったです。
後半に入り、横浜キヤノンイーグルスは一気に5人選手交代してきました。
キーパーソンであり、この試合をもって退団するファフ ・デクラークを投入して流れを変えるのが狙いだと思われます。
リアム・コルトマンも交代しました。いつかまたリーグワンでプレーしている姿が見たいです。
後半9分武藤のトライで5点返すも、なかなか流れは変えられず。。。
試合は、42-15で静岡ブルーレヴズが勝利しました。
プレーヤー・オブ・ザ・マッチはセミ・ラドラドラでした。
静岡ブルーレヴズは自分たちのラグビーというものを出せていて強かったです。FWバトルでも圧倒していました。
試合後には、ミスターレヴズと呼ばれるクラブの象徴的存在として活躍した大戸裕矢選手の引退セレモニーが行われました。
試合後に行われた記者会見の模様を一部お届けします。
横浜キヤノンイーグルス レオン・マクドナルド ヘッドコーチ
「静岡ブルーレヴズは素晴らしいパフォーマンスでした。色々な想いをかけた大事な試合になると予想して準備してきましたが、試合の中でコリジョンやセットピースなどに負けてしまい相手に勢いを与えてしまいました。いくつかソフトトライもありましたし、後半もう少し僅差であれば僕たちの努力で追い上げることもできたと思うのですが…。相手のスクラムが勢いに乗っているタフな状況でも皆諦めずに最後までファイトしてプライドを持っている心を見せてくれました」
ジェシー・クリエル キャプテン
「レオンが言っていたように、静岡ブルーレヴズは自分たちの強みを活かして素晴らしいパフォーマンスを出しました。残念な気持ちもありますし、もどかしい気持ちもあります。良いプレーで締めくくりたかったのですが、そこまで繋げていくことができなかったのが残念です。でも皆が諦めずに80分間ファイトし続ける姿勢を誇りに思います。来シーズンに向けて僕はわくわくしています。圧倒するキヤノンラグビーをどんどん見せたいと思っています。来年プレーオフ狙えるチームになるのが楽しみです」
Q. 後半流れを自分たちのものにできなかったのは何が足りなかったと思いますか
A. (レオン・マクドナルド ヘッドコーチ)
安定したボールの供給のところで流れが途絶えたりした。スクラムでターンオーバーがあったり、ゲームを追っていく中で自陣深いところからプレーしなくてはならなかったのでそこで止まったり。強いセットピースからキッキングゲームを使って敵陣にアタックしていくのが理想なのですが、今の自分たちの強みであるボールを持ったプレーに不安定さがありプレーできませんでした。
A.(ジェシー・クリエル キャプテン)
レオンが言ったように、強みであるボールキャリーができなくてセットピースの不安定さから個人技に頼ってしまい、痛い目に遭ったイメージです
静岡ブルーレヴズ 藤井 雄一郎監督
「先週プレーオフに行けないことが確定して、この1週間はどんな時も応援してくださった方のためにも勝って終えたいと。この1週間選手は本当に良い準備をしてきて、試合も最初から飛ばして点数を取れましたし5ポイントも取れました。ただ、今シーズンは勝たないといけないところで怪我人が出たり、なかなかタイミングが合わなかったりいろんなもので苦しんだんですけど、それによって若い選手もたくさん出れましたしいろんなものも勉強できたので、それをしっかり来季に繋げて、プレーオフと優勝を目指していけるチームになるように、また1から取り組んでいきたいと思います。
今日はレフリングがすごい良くて、今シースンはスクラムとかでレフリングに苦しんだんですけど、今日はストレスなく、持ち味をしっかり出せて、勝てたんじゃないかなと。来季はあまりそこに振り回されないように、しっかりしたチームを作って、圧倒できるチームを作りたいなと思います」
チャールズ・ピウタウ 選手
「今日はすごくいい試合だったと思います。本当はプレーオフに行きたかったですが、最終的に今日自分たちが良いチームだというのを今日は見せられたと思うし自分たちの強みもしっかり出せたので、来季も強みを出していけるようにしたいですし、選手たちの頑張りが素晴らしいかったと思います。来季はトロフィーを掲げられるようプレーオフ、優勝目指して頑張っていきたいと思います」
ミックスゾーンでは独占インタビューをしてきました。
横浜キヤノンイーグルス ビリー・ハーモン
Q. 今日の試合の感想を聞かせてください。
A. 立ち上がりが遅かったですね。相手はスター性のある選手が多い強いチームなので、チャンスを与えて自由に走るラグビーをさせてしまうと、ああいうプレーをしてきます。前半はまさにそれをやらせてしまいました。そこから点差を取り返すのはやっぱり苦しかったですね。相手は自分たちの強みをしっかり出してきたし、いい勝負だったと思います。
Q. 来シーズンに向けては何を重視していくつもりですか?
A. 僕たちは確実に正しい方向へ前進できたと思います。もちろんシーズン序盤は出だしが遅かったですけどね。でも、チームとして成長できたし、個々の選手たちもすごく成長しました。だから、みんなにはオフシーズンをしっかり楽しんでほしいですし、その上でプレシーズンには万全の状態で戻ってきて、さらに成長して、これからも前に進み続けてほしいですね。
Q. 6月にジャパンXVがマオリ・オールブラックスと対戦しますが、ハイランダーズからは誰が選ばれると思いますか?
A. うーん、まだはっきりとは分からないですね。ルースフォワードで何人か過去に選ばれたのでもしかしたらですが。TKハウデンとか、ニコル・ブロートンとか。ほかにも何人かいますしね。だから、すごく面白いチームになると思います。
それに、僕自身も以前ジャパンの選手たちと対戦して楽しかったです。ジャパンXVって、若い選手をたくさん起用していて、すごくエキサイティングなラグビーをするんですよね。
前に対戦した時も、正直、自分たちの予想よりずっと高いレベルで戦ってきた印象があります。テンポも速いし、スキルも素晴らしい。だから今回の試合もすごく楽しみです。観るのが待ちきれないですね。
続いてリアム・コルトマン
Q. 今日の試合の感想を聞かせてください。
A.タフな試合でした。相手チームはフィジカルの強いフォワード陣を持っていて、本当にこちらにプレッシャーをかけてきました。でも、うちの選手たちもすごく粘りを見せてくれましたね。ただ、得点につながる場面を継続してうまく結びつけることができなくて、もっと点を重ねることができませんでした。
Q. 日本での一番思い出に残っているラグビーの経験は何ですか?
A. 全部が本当に最高ですね。こっちでラグビーをするのは、自分にとってまったく新しい経験でした。チームのみんなのことを知れたのもすごく良かったし、こういう環境の一員になれたことも、本当に特別なことだと感じています。
Q. チームのファンに一言お願いします。
A. 皆さん、本当に今シーズンたくさんの応援ありがとうございました。こうして日本に来てラグビーができる機会をもらえたことに、本当に感謝しています。ありがとうございました。そして来年はもっと良い形になると思うので、これからもイーグルスの応援をよろしくお願いします。
リアム・コルトマンはチーム加入から合計3トライしましたが、幸運にも全てキウイブリーズが取材に行った時だったので、生で見ることができました。
取材の際に毎回インタビューしていたので自分のことを覚えてくれて、日本に来て試合で履いていたブーツを2足プレゼントしてくれました。
そのお礼にウィッタカーチョコをプレゼント!
機会があったらまた日本でプレーしてほしいです。
最後に、試合後ファンに向かって手を振るコルトマン
ではでは
熊木
タグ : リアム ・コルトマン, 横浜キヤノンイーグルス

















