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ニュージーランドの旬な情報や取材報告など、タイムリーな話題を綴っています。

投稿日 : 2025.3.27 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン1 第12節 交流戦 トヨタヴェルブリッツ vs 三菱重工相模原ダイナボアーズ レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン1  第12節  交流戦 トヨタヴェルブリッツ vs 三菱重工相模原ダイナボアーズ レポート

3月22日(土)に岐阜メモリアルセンター 長良川競技場で行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン1 第12節 交流戦 トヨタヴェルブリッツ vs 三菱重工相模原ダイナボアーズ を取材してきました。

来場者プレゼントはアーロン・スミスのボブルヘッドフィギュアでした!

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天気も良く春の陽気でまさに観戦日和でした。

注目選手はアーロン・スミス

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タックルをされながらもギリギリまでパス出しが出来るところが素晴らしかったです。

前半1分相模原DBのカートリー ・アレンゼ
のトライで先制し、12分にもウォルト ・スティーンカンプのトライが決まりました。

前半16分に一時交代で入っていたトヨタVの小村がトライしましたが、その後も相模原DBが得点を重ね、前半は24-5で相模原DBがリードして折り返しました。

後半に入り、6分にトヨタVヴィリアメ ・ツイドラキがトライ

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アーロン・スミスは後半11分に交代しました。

メンバー交代によりスピードが速くなり全体のギアが上がったように感じました。

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後半13分と16分にジョセフ ・マヌの連続トライが決まり、16分の素晴らしいジャンピングトライにはスタジアムも沸いていました!

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2点差まで追い上げ、このままの流れでいければ逆転するかと思われましたが、敵陣に入った時に取りきれず、逆に後半24分に相模原DBにトライを許し、点差をつけられてしまいました。

観客数は4,563人でした。

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試合終了の一枚。全選手の意気消沈しているように見えました。ここから順位を上げてもらいたいです。

試合は31-22で三菱重工相模原ダイナボアーズが勝利し、プレーヤー・オブ・ザ・マッチはウォルト・スティーンカンプでした。

トヨタヴェルブリッツはディフェンスではスクラムで押し負けてしまっていたり、ラインアウトでもミスがあったり、反則も多かったです。攻撃のパターンもバリエーションがないように見えました。

試合後の記者会見の模様を一部お届けします。
三菱重工相模原ダイナボアーズ グレン・ディレーニー ヘッドコーチ

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「前半と後半で全く違う展開で、前半は我々はいいトライがありましたが、後半相手が勢いに乗ってそれを止めることがとても難しかったです。心配していたところもありましたが、運良く勢いを止め、自分たちが勝つことができました。でも相手も良いチームで後半良いプレーが目立っていました。我々も知り合いが多くリスペクトしています。あと数分あったら全然違う展開だったかもしれません。決して簡単な勝利ではありませんでした」

岩村キャプテン

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「勝ちきれたことを嬉しく思います。ヘッドコーチが言っていた通り、前半と後半で内容が違っていたような展開で、後半に関してはコネクションが切れたりラインアウトがうまく遂行できなかったりと、そういったところから相手に流れを渡しトライを取られてしまいました。そこから自分たちの目の前の仕事を1つ1つやっていこうとフォーカスしてやった結果、また自分たちの流れを取り戻しスコアをとって最後勝ち切ることができました。ずるずる流れを相手に持って行かせなかったというのは成長した部分だと思います」

続いてトヨタヴェルブリッツ スティーブ ハンセン ヘッドコーチ

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「まず初めに相模原ダイナボアーズにおめでとうと伝えたいです。我々にとっては非常にフラストレーションの溜まる内容のゲームでした。ディフェンスまた実行力という点に関して時にすごく良い姿があったものの、同時にソフトな場面があったと思います。その他ではレフリーの一貫性のなさというところに関して、ノックオンから生まれた2トライがあった風に思います。

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もちろん我々がコントロールできるのは実行力アタック、ディフェンス両方の点においてですが、それと同時により高いレフリーへの一貫性を求めたいと思います。今日の内容に関しては、非常に残念なものでした。

私自身これまで長い間ラグビーに関わってきましたが、現在の印象ではレフリーの育成が十分ではないと感じています。これは全チームに共通する課題だと認識しています。もちろん日頃他の仕事をしていると理解していますが、プロとしての基準を求めたいと思います。JRFUまたJRLOにはレフェリーの育成に注力することを求めていきたいです。毎週のようにレフリーからジャッジについて連絡が来ることがありますが、それでは選手やファンが求めている基準には満ちていないと考えています。

おそらく私がこのような発言をしてしまうと問題になりかねることだとは思いますが、私自身はトヨタヴェルブリッツそして日本のラグビーを非常に大切に思っています。それであえて提言させていただきました。それと同時にレフリーの方々のこともとても大切に思っています。彼らに対する支援が十分ではありません。育成の機会というのも十分ではないと思っています。日頃別の仕事をしながらプロと同じ基準を求められるというのは非常に厳しい立場にあると考えています」

マイケル・フーパー キャプテンが治療中のため加藤選手が登壇しました。

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「前半チームとして良い入りをしようと話をしていて、良いディフェンスから入って良いアタックも出来ていたのですが、チームでここぞという時にソフトになってしまったところがありました。本当に1試合通して強く皆アグレッシブに前に出てディフェンスしていたのでそこは誇りに思っています。この課題というのを1週間また良い準備して、まだ試合いっぱい続くのでしっかり戦っていきたいなと思います」

Q. チャンスのところで決めきれないところについて

A. (スティーブ ハンセン ヘッドコーチ)

「結果というところに関してプレッシャーがかかった時、また勝つチャンスが見えた時に、タフな状況に追い込まれてしまうことがあります。それはなぜかというと今その瞬間実行することではなく、他のことに囚われてしまうことがあるからです。そういった現状を踏まえて現在シニアプレイヤーに多く怪我人が発生していること、そういったメンバーがチームに一体感を作る要でもあります。もちろんチームの現状に痛みを伴っていますが、それと同時に経験値を作っていると思います。月曜日にチームでレビューをし成長していかないといけないと思っていますが、より早く学びをしていかないといけない箇所があると実感しています。
これまで長い間さまざまなチームでコーチングをしてきましたが、選手の練習に対する努力に関しては誇りに思っています。とはいえそれが現在結果につながっていないのが積み重なってしまっていること、そういった形で敗戦が続くとチームとしては非常に苦しい状況になってしまう。それが今の現状でありそれを乗り越える手段を見つけなければなりません。選手のハードワークが足りていないということではありません。現状を受け入れて成長に繋げていきたいです」

Q. 勝ち切れないということはメンタル的な課題を乗り越えないといけないということか

A. (スティーブ ハンセン ヘッドコーチ)
実行力が発揮できていない要因は2つあります。相手からプレッシャーがかかってきてしまっているのか、もしくは自分たち自身にプレッシャーをかけてしまっていること。その2つであると考えています。後者の点に関しては現在チームに結果がついてきていないことでより自分たちに圧力をかけてしまっている状況にあります。それと同時に現在チームが若いメンバーが出ているというところで姫野、トゥポウ、マプスアがようやく復帰しました。シニアプレイヤーがチームにいない、そういったメンバーがチームにパフォーマンスを発揮するための要になります。そういった一連の状況に関して勝つとうまくいくということもありますが、試合に勝てていない状況が作られてしまうとケーキに砂糖がない、味のない状態になってしまうと考えています」

トヨタヴェルブリッツは勝利を掴みとり、自信を取り戻すことがなにより今1番必要なことだと思います。順位は現在11位で、怪我人も多く厳しい状態でありますが、皆一丸となって乗り越えてほしいです。

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観戦に来たファンに向けての一枚

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金沢

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投稿日 : 2025.2.16 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン1 第8節 交流戦 東芝ブレイブルーパス東京 vs 東京サントリーサンゴリアス レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン1 第8節 交流戦 東芝ブレイブルーパス東京 vs 東京サントリーサンゴリアス レポート

2月15日(土)に秩父宮ラグビー場で行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン1 第8節 交流戦 東芝ブレイブルーパス東京 vs 東京サントリーサンゴリアス を取材してきました。

ともに府中市がホストエリアという府中ダービーで負けられない戦いです!

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13339人の観客が試合前から選手たちへ暖かい声援を送っていました。

キウイブリーズが注目するのは、
東芝ブレイブルーパス東京のシャノン ・フリゼル
オールブラックスでありハイランダーズでも活躍した選手です。

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力強いランが特徴でした。

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また、タックルに関してはこれからもっと改善が必要かと思います。

前半6分ペナルティゴールで東京SGが先制します。

シャノン ・フリゼル がヘッドコンタクトによりHIAで一時退場し代わりに入った徳永が8分にトライを決め逆転しますがその後は取って取られてのシーソーゲームが続きました。

しかし36分松永、43分リッチー ・モウンガのトライで点差をつけ、前半は31-18でBL東京がリードして折り返します。

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前半最後のリッチー ・モウンガのトライがポイントになったと思います。

後半に入り、東京SGが連続トライを決め、1点差まで追い詰めました。

後半18分ハイタックルでイエローカードによりシャノン ・フリゼルが10分間の退場となりますが、BL東京は数的不利の中、果敢に攻めていきます。
27分モウンガからパスを受けた佐々木がトライ!

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かと思われましたがTMOにより取消。
最近どの試合でも感じていますが、リーグワンはTMOが多すぎて試合のテンポが悪くなっています。。。

しかし30分にロブ ・トンプソンのトライが決まりました!

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あまり感情を出すタイプの選手ではないので、この表情は珍しいなと思いました。
後半疲れがたまっている中、BL東京は苦しい場面を乗り越えました。

この日はなかなかモールでは決めきれていなかったですが、36分にラインアウトからモールでトライ

試合は43-33で東芝ブレイブルーパス東京が勝利しました。

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プレーヤー・オブ・ザ・マッチはロブ・トンプソンでした!

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東芝ブレイブルーパス東京はフィジカルバトル、東京サントリーサンゴリアスはキックもうまく使いながら走り勝つといったように両チーム特徴が出ていた試合で、まさに総力戦だったように感じました。
ブレイブルーパスはイエローカードが2枚ありましたが粘り強くディフェンスし、要所でトライを決め切ることができたのが大きかったと思います。
ただどちらが勝ってもおかしくないような素晴らしい試合で、観客も満足したのではないでしょうか!?

試合後行われた記者会見の一部をお届けします。
トッド・ブラックアダー ヘッドコーチ

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「まず府中ダービーを素晴らしい舞台で沢山の観客の前でプレーし勝利できたことを嬉しく思います。先週パナソニックさんとすごくタフな試合で課題も見つかりその課題にしっかり直視して、今日の試合はイエローカード2枚出てしまいましたがボーナスポイント5点獲得したというところに関しても東芝がどういうチームであるのかというのを表していると思います。もちろん簡単な試合ではなくて苦しい時間帯もたくさんあったので、それはサントリーさんが素晴らしいチームであるということです。勝利できて嬉しく思います」

Q. 前半1点差にされたところから残り5分くらいで2トライとりましたが、何か指示したのか。何が良くてトライが取れたのか

A. (リーチ マイケル キャプテン)
サントリーのディフェンスをよく分析して、どこにスペースがあるかというのを理解して、どうやって取りに行こうか考えて、外にするより前へ前へ持って行こうと。それは良くできたと思います。(中略)サントリーは火をつけると危ないチームなので、前半ラストの2トライがなかったら危なかったです

Q. 14人で守りきったシーンについて

A. (リーチ マイケル キャプテン)
バックローで1人入れ替えがあったくらいで、ディフェンスは特に人数が少ないからといって特に変えていないです

Q. 苦しかった中勝ち切れた理由は

A. (リーチ マイケル キャプテン)
自分たちのアイデンティティもあるし、練習の成果かなと思います

試合後シャノン・フリゼルに会えなかったので、どこかのタイミングで独占インタビューしたいと思います。

ではでは

熊木

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投稿日 : 2025.2.3 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン2 第5節 NECグリーンロケッツ東葛 vs 花園近鉄ライナーズ レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン2 第5節 NECグリーンロケッツ東葛 vs 花園近鉄ライナーズ レポート

2月2日(日)に柏の葉公園総合競技場で行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン2 第5節 NECグリーンロケッツ東葛 vs 花園近鉄ライナーズ を取材してきました。

キウイブリーズが注目するのは、ハイランダーズから今季よりNECグリーンロケッツ東葛に加入した、パリパリ ・パーキンソン

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リース ・パッチェル

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同じく元ハイランダーズのNECグリーンロケッツ東葛 アッシュ ・ディクソン

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選手登録だと思いますがコーチングやメンバー及びメンバー外選手に積極的に話しかけていました。

花園近鉄ライナーズ アンドリュー ・マカリオはメンバー外でした。

雪は降らなかったものの、競技場はかなり寒かったです。

前半3分GR東葛が攻撃するも決めきれず、その後9分片岡のトライで花園Lが先制します。

40分に花園Lがペナルティゴールを決め、点差を広げました。
41分GR東葛のトライが決まったかと思われましたが、TMOによりフォワードパスの判定でトライキャンセルとなり前半終了。

前半は、8-0で花園Lがリードして折り返しました。
GR東葛は敵陣にいる時間が長かったものの、いくつかのチャンスを反則でものにできなかったのはもったいなかったです。

後半に入り、5分にGR東葛がTMOによりノックフォワードの判定でトライキャンセルとなりました。

しかし7分にマリティノ ・ネマニのトライ!

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リースのコンバージョンゴールも決まり、1点差に迫りましたが

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その後花園Lがペナルティゴールとトライで31-7と大きく点差を広げていきました。

しかしこのまま終われないGR東葛は33分に宮島、40分に新井のトライで意地を見せました。

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試合は31-19で花園近鉄ライナーズが勝利しました。
花園近鉄ライナーズ は2連勝、NECグリーンロケッツ東葛は2連敗となりました。

プレーヤー・オブ・ザ・マッチは花園近鉄ライナーズ ウィル・ハリソンでした。

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パリパリは近鉄の3選手にタックルを受けながら前進する姿が良かったです。

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来季もいるみたいなのでもっとチームにフィットしたら楽しみです。

試合後の記者会見では、

NECグリーンロケッツ東葛のウェイン・ ピヴァック ヘッドコーチ

「残念な結果となり、この結果には満足していません。直近の試合で負けたところを取り返したいというところが最優先でした。ホームでファンの皆さんの前で試合が出来たことは嬉しく思います。前半は非常に良いスタートを切れましたが、充分強いプレーができず0-7で前半を終える形になりました。ゴールライン際でホールドアップされたのもあったので、若い選手にとってはそこは学びとなったかなと思います。あと結果ノートライとなりましたが左側でのイージーなトライもあったので、良いものを生み出せていたと思います。相手がこちらの22mラインに入ってきた時に点を取って帰って行ったというのが大きな違いです。一つ述べると、マッチオフシャルの判断に合意できかねるものが1つあったのを覚えています。10番吉村のヘッドコンタクトのシーンです。ペナルティとなってイエローかレッドが出るものだとこちらは思っていました。後半はペナルティの蓄積が大きかったです。後半も作り出すことはできていましたが、ハンドリングエラーや判断ミスによりトライを取りきることができなかったシーンがありました。あとはディフェンスでタックルが何度か滑って仕留め切れないシーンがありました。止め切れずソフトトライに繋がったのも記憶しています。良かった点は最後まで諦めずにできることを証明してくれました。頑張りがあって最後いくつかトライを決めることができました。トライカウントは3ずつでしたが、ペナルティゴールの蓄積があってそこが違いを生んだと思います。コーチ観点でまとめると、前回の試合からは向上した点もあったのですが、結果としては満足のいくものにはなりませんでした」

マリティノ ・ネマニ キャプテン

「前半は両チーム均衡した状態で、こちらが規律で折られる形になりました。前半は敵陣でたくさんラグビーができたと感じています。ただ規律が良くなかったせいで自陣に押し戻されたと思っています。ハードワークを重ねたのに点を取り切れないのが課題です。後半は選手たち気合を見せてくれました。後半からのポジティブな点を次の試合に繋げていければと思っています」

ミックスゾーンではパリパリ ・パーキンソンに独占インタビューしてきました。

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Q. 今日の試合の感想を聞かせてください

A. 準備段階では集中が途切れる出来事(ニック・フィップス キャプテンが負傷のため離脱)がいくつかありつつも、ゲームに入る部分に関しては良かったと思っています。
この試合をものにし切ることができなかったので悔しいですし、特にファンの皆さんの前で勝ち切ることができなかったのは悔しいですが、まだシーズンもあるのでここから跳ね上がって頑張っていくのみかなと思っています

Q. 今季からグリーンロケッツに加入して、チームはどうですか

A. 楽しんでいます。ひとつペースを変える良いきっかけになったと思っていますし、この新しい環境で仕事に来るのも非常に楽しみに毎日過ごしています。
自分の日本語がまだ下手なのですが、周りの選手が忍耐強く付き合ってくれますし、みんなすごく優しいです。
ファンの人たちも良い人が多いので、結果がついてきていないですが、楽しんで過ごせています

Q. プロデュースしたパリパリスナックについて

A. プロデュースの段階でいろいろなスナックを試して、その中のどの味に寄せたか名前は覚えていないですが、好きな味でおすすめです。個人的にお菓子を買いに見に行くタイプなのですが、日本語が残念ながら読めないので、まだ自分自身のベストスナックは見つけられていないです。ただパリパリスナックが長い間売られることを願っています!

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パリパリにはこの後NZフレンズのインタビューで色々な質問に答えてもらいました。

そちらは後日アップ予定ですので、どうぞお楽しみに!

ではでは

熊木

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投稿日 : 2025.1.12 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン2 第3節 清水建設江東ブルーシャークス vs 日本製鉄釜石シーウェイブス レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン2 第3節 清水建設江東ブルーシャークス vs 日本製鉄釜石シーウェイブス レポート

1月11日(土)に江東区夢の島競技場で行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン2 第3節 清水建設江東ブルーシャークス vs 日本製鉄釜石シーウェイブス を取材してきました。

開幕2連勝の清水建設江東ブルーシャークスと2連敗中の日本製鉄釜石シーウェイブスの対戦です。

キウイブリーズが注目するのは、清水建設江東ブルーシャークスのリマ ・ソポアンガ

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日本製鉄釜石シーウェイブスのミッチェル ・ハント

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三重ホンダヒートから今季移籍してきました。
両選手ともハイランダーズで活躍していた選手が日本のリーグワンでの試合が見れることは自分にとっても幸せな事です。

現在南アフリカ代表アタックコーチを務めるトニー・ブラウンに、ハイランダーズで関わったことがある中でベストSOプレイヤーについて聞いたことがあります。

「最も安定しているのはヘイデン・パーカー、最も才能があるのはリマ・ソポアンガ、ミッチェル・ハントはその両方を少しずつ兼ね備えている」
とコメントしていたので、そのうちの2人の対決がリーグワンで見れるのを楽しみにしていました!

前半15分江東BSがフェーズを重ねて、リマが右に大きくパスを出し、安達のトライで先制します。
リマは視野が広く緩急をつけたパスをするので、相手にとっては脅威です。

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その後も江東BSは2トライを決めリードを広げていきましたが、前半終了間際の39分釜石SWのトライは大きかったと思いました。

前半は21-14で江東BSがリードして折り返しました。

後半に入り、ペナルティゴールでさらに3点を追加した江東BS

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その後隙をついてトライと思われましたが、TMOの結果オフサイドで取り消しとなる場面もありました。

そして18分にミッチェル ・ハントのトライ

さらに25分ヘンリー ジェイミーのトライにより釜石SWが逆転しました。

30分に交代で江東BSケイン ・ハミントンが入りました。

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前節メンバー外だったので心配でしたが良かったです。

38分にもヘンリー ジェイミーのトライが決まり、試合は35-24で日本製鉄釜石シーウェイブスが勝利しました。

アウェイゲームにも関わらずファンが駆けつけ、試合中スタンドからの歓声も大きかったので、選手たちを後押ししていたと思います。皆で掴んだ今季初勝利なのではないでしょうか。

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プレーヤー・オブ・ザ・マッチは2トライを決めたヘンリー ジェイミーでした。

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清水建設江東ブルーシャークスは3連勝ならず残念でした。

ボールウォッチャーになってしまって、相手の攻撃になると簡単に取られるところは引き続き改善が必要かと思います。

試合後に行われた記者会見の一部をお届けします。

清水建設江東ブルーシャークス 仁木監督

「結果は敗戦という形になりましたが、この敗戦をスタッフ・選手含めて受け止めるかというところだと思っています。黙っていても次ドコモ(レッドハリケーンズ大阪)戦がやってきますので、切り替えて次戦に臨んでいきたいと思います。本日はありがとうございました」

白子キャプテン

「今週強度の高い良い練習をチームでしてきて積み上げられてきたと思っていたのですが、なかなか自分たちの良さやプレーが出せなかったり肝心なところでミスがあって勝ちきれなかった部分があるので、次に向けて修正していきたいと思います」

Q. ここまで接戦をものにしてきましたが、今回うまくいかなかった点は

A. (仁木監督)

戦術というよりは、単に気持ちの差かなと思います。2連勝させていただいて、一戦一戦というところを選手・スタッフに言い続けてきましたが、やはり年末年始を挟んでどこかで綻びがあったのかなと思います。必ず勝たなくてはいけない試合だったと思いますし、次はドコモと試合でこの負けをどう我々糧にして成長して次に向かっていくかというところです

(白子キャプテン)

我々ディビジョン3から2に上がったチームでチャレンジャーなので、一戦一戦成長して自分たちのラグビーをして戦っていくというところで、すごく良い準備は出来ていたと思うんですけど、勝ちの貪欲さ、ひたむきさというところで釜石シーウェイブスさんの方が上回ったのかなと思っています。驕りがあったわけではないんですけど、もう1回自分たちの練習に対する態度をしっかり見直して積み上げていくことが重要なのかなと思っています

Q. 釜石に対する苦手意識はありますか

A. (仁木監督)

苦手意識というよりは、単に釜石さんが貪欲に勝ちたいと。ある意味負けたことで現在地が分かったかなと思います。2連勝してきましたけど、1つ勝つことの重さを私自身も痛感しました。ただ単に釜石さんが一生懸命ひたむきにラグビーをしてひとつの勝利に向かって全員で力を合わせてきたというところだと思います

(白子キャプテン)

釜石さんは勢いが出てくるとアタックリズムが出てワイドに展開していくのは分かっているんですけど、どうしてもテンポが生まれた時に自分たちがディフェンスで我慢しきれなかったり、止めていたとしてもペナルティでアドバンテージでもう一回自陣でディフェンスすることになったりと、そういったところの課題がまだ自分たちが修正できていないのかなと。そこは成長の余地でもあり課題だと思うんですけど、次戦に向けてしっかり修正して、次釜石さんと戦う時には絶対勝ちたいなと思います

独占インタビューもしてきました。

まずは日本製鉄釜石シーウェイブスのミッチェル ・ハントです。

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Q. 今季から釜石に移籍してきましたが、どうですか

A. とても良いです!街は小さいですが、スタイルが好きです。岩手の綺麗な街並みを見ることができて嬉しいです。チームメイトのハミッシュ・ダルゼルが海に連れて行ってくれて、釣りもしています

Q. 釜石では何年プレーしますか

A. 2年契約です。私は日本がとても好きなので、これから2年間また日本にいれるので楽しみにしています。日本はとても素晴らしい国ですし、ここにずっといれたら嬉しいです

Q. 今日の試合の感想を聞かせてください。トライも決めていましたね!

A. 今日はとてもチャレンジングな試合でした。前半釜石はとても遅い展開でした。清水がホームでスコアを早めにあげていくことによって、プレッシャーがかかりました。後半はマインドセットして強い気持ちで臨めました。最後の10分間は試合がどう転ぶか分からない展開の中でしたが、ディフェンスが良かったと思っています。この結果はとても嬉しいです

Q. 今季の目標を聞かせてください

A. 釜石は昨季1試合しか勝つことができませんでしたので、今季はもっと勝利を重ねてファンの方に楽しんでもらえるような試合をしたいです!

次に、清水建設江東ブルーシャークスのリマ ・ソポアンガ

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「とてもフラストレーションのたまる試合でした」と一言。
次節まで少し期間があくため、1週間ほどニュージーランドに帰国するそうです。

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試合後は家族タイム。どの選手も家族との時間を本当に大切にしています!

あと、インタビューはできませんでしたが、ケイン ・ハミントンはお見送り花道で笑顔でファンと交流していました!

清水建設江東ブルーシャークスのホストゲームはアットホームな雰囲気がとても好きなので、また取材に行けたらと思っています。

ではでは

熊木

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投稿日 : 2024.12.29 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン2 第2節 清水建設江東ブルーシャークス vs 九州電力キューデンヴォルテクス レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン2  第2節 清水建設江東ブルーシャークス vs 九州電力キューデンヴォルテクス レポート

12月28日(土)に江東区夢の島競技場で行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン2 第2節 清水建設江東ブルーシャークス vs 九州電力キューデンヴォルテクス を取材してきました。

改修工事があったため、夢の島競技場でのホストゲームは久しぶりです。

九州電力キューデンヴォルテクスには2023年5月の入れ替え戦で敗れてディビジョン3に降格したため、この試合は特に勝ちにこだわっていると思われます。

キウイブリーズが注目するのは、清水建設江東ブルーシャークスのリマ ・ソポアンガ

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リーグワン2年目です!
開幕戦と同じくSOでスターティングメンバーに入りました。

ケイン・ハミントンは開幕戦で途中交代していて、今節はメンバー外でした。

前半2分、昨シーズンのディビジョン3得点王コンラッド ・バンワイクのトライを皮切りに、

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12分で合計3トライが決まり、21-0と江東BSが大きくリードします。

ピッチを広く使いワイドに展開していて、SOリマ ・ソポアンガ とFB コンラッド ・バンワイクを中心にゲームコントロールができていて、良い攻撃の流れが作れていました。

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BKのコミュニケーションが取れていて、チームとしてやろうとしていることが昨シーズンから引き継がれている印象です。

リマの持ち味である視野の広さやパスのタイミングも良かったです。

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その後九州KVに2トライを許しますが、江東BSも追加トライを決めて、前半は31-14で江東BSがリードして折り返しました。

後半3分金築のトライでさらに点差を広げた江東BSでしたが、ディフェンス面で粘れず簡単に取られてしまうシーンが見られました。
後半苦しい時間もありましたが、粘って耐え抜きました。

試合は、41-33で清水建設江東ブルーシャークスが勝利しました。

プレーヤー・オブ・ザ・マッチは、リマ・ソポアンガでした。

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キックも安定していて良かったです。

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清水建設江東ブルーシャークスは開幕2連勝となりましたが、良いところがたくさん見れた一方で、課題も見つかりました。
ただ、今は『勝つ』ということが重要で、チームを勢いづけることにも繋がります。

試合数を重ねることで課題は改善していけるかと思いますので、これからも期待しています!

なによりホストゲームで勝利し、応援に来ていたファンも皆嬉しそうだったのが印象的でした。

スケジュールの都合で記者会見に行けなかったのですが、リマ ・ソポアンガに独占インタビューしてきましたので、その模様をお届けします。

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Q. 勝利と初のプレーヤー・オブ・ザ・マッチおめでとうございます。今日の試合はいかがでしたか

A. 本当に良かったです。いい準備ができたし、ホームの観衆の前で勝てたのも良かったです。今年はプレッシャーが大きいし、2部に残留したいし、降格決定戦はやりたくないです。ディビジョン2残留にまた一歩近づいたわけですが、チームにとっても、会社にとっても本当に嬉しいことだと思います。クラブに関わるすべての人にとって、本当に幸せなことです

Q. 今後の目標を教えてください

A. まず第一に2部にとどまることが、クラブとして本当に、本当に、本当に良い野心であり、努力すべきことだと思います

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キウイブリーズとしては、今シーズンはディビジョン2の試合にもできるだけたくさん取材に行きたいと思っています。

次節はもう2025年なんですね!
皆様良いお年をお迎えください。

金沢

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投稿日 : 2024.12.23 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン1 第1節 横浜キヤノンイーグルス vs 東芝ブレイブルーパス東京 レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン1 第1節 横浜キヤノンイーグルス vs  東芝ブレイブルーパス東京 レポート

早いもので2024年もあとわずかになり、リーグワン開幕を迎えました!

12月22日(日)に日産スタジアムで行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン1 第1節 横浜キヤノンイーグルス vs 東芝ブレイブルーパス東京 を取材してきました。

昨シーズン優勝した東芝ブレイブルーパス東京と2年連続ベスト4入りしている横浜キヤノンイーグルスの対戦です。

キウイブリーズが注目するのは、東芝ブレイブルーパス東京で2シーズン目を迎えたシャノン ・フリゼルと

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リッチー ・モウンガ

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そして今シーズンから横浜キヤノンイーグルスに加入したビリー・ハーモン

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特にシャノンとビリーはハイランダーズで同じポジションだったので、マッチアップが見れることを期待しています。

前半4分BL東京シャノン ・フリゼルのタックルが危険なプレーとしてイエローカードとなり、1人少ない状況に。
6分にペナルティゴールで先制した横浜Eは、キックをうまく使いながら攻撃のチャンスを作り得点していきました。
BL東京は反則やミスが多く、なかなか攻撃の形にもっていくことができず、前半30分で16-0とリードを許す展開となりました。

しかし前半終了間際の39分にBL東京がパスを繋いで最後は松永のトライでようやく得点し、16-7で横浜Eがリードして折り返しました。
この1トライが後半に向けて流れを変えたのではないかと思います。

後半5分BL東京のシャノン ・フリゼルのランでトライ!

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ビリー・ハーモンも必死にディフェンスしますが、シャノンが決め切りました。
また15分にはリッチー ・モウンガのトライで逆転しました。

この日はトライを防ぐディフェンスも見せていて、攻守ともに素晴らしい活躍でした。

後半23分には追いつかれるも、30分に眞野のトライでふたたび勝ち越しました。

観客数は22,871人でした。

試合は、28-21で東芝ブレイブルーパス東京が勝利しました。

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眞野は、ロブ・トンプソンが風邪とのことでメンバー変更により急遽スターティングメンバーでの出場となりましたが、見事プレイヤー・オブ・ザ・マッチに輝きました。

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試合後、シャノンは応援に来ていた家族に会いに行っていました!

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海外の選手は本当に家族を第一に考えていますよね。良く家族の理解があって今ここに居れるって取材した際聞きます。

記者会見では、リーチ マイケル
「ペナルティだったり自陣で反則が多かったり、なかなか東芝のリズムが作れなかったですが、立て直すことができてよかったと思っています。でも試合は本当にきつかったです。リーグワンの試合は勝つのが難しくなってきていて、タイトなリーグになると思います」

トッド・ブラックアダーHC

「これ以上ないくらい選手の皆が誇らしいです。16-0ですごく厳しい状態からよく我慢してやってくれました。リーチが言っていたように、よく適応できたと思っていて、前半あまり良くなかったですが、後半よく試合に戻っていけたなと思います。すごくタフでフィジカルな試合でした」
ハーフタイムにどのような指示を出したのかについて聞かれると、
「課題点でいうと、規律のところでした。前半ペナルティがすごく多くてそこが修正できたのは良かったです。後半にかけてブレイクダウンのところでもよく適応できたなと思っています」

試合後、ミックスゾーンで囲み取材に応じたシャノン ・フリゼル

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Q. 10分間シンビンによる退場がありましたが

A. あの10分間がすごく大事で、その間にレビューをして試合の状況を見て戻っていけました。ネガティブからポジティブに変えることができました

Q. 後半は前半に比べると良かったですが、どのようにコミュニケーションを取りましたか

A. 前半はチャンスで取りきれないところが多くて、そこはコーチたちがハーフタイムでしっかり戦術練り直してきてくれたので、それを遂行しました

Q. 後半のキャリーについてチーム内で共有していましたか

A. 相手はファフ ・デクラークやジェシー ・クリエルなどラインスピードを上げられる選手がいるので、まずこっちはボールを持って強いキャリーをして、フェーズを流された上でアタックしていきました

Q. ここからチームとして研ぎ澄ませていかなくてはいけない点はどこだと思いますか

A. 正直まだどこを磨けばいいのかは自分でも分かっていないのですが、コーチたちがしっかりレビューしてくれると思うので、それを聞いた上で次のダイナボアーズ戦に向かっていきたいと思います。楽しみにしています

Q. 昨年はワールドカップを終えて時間がないまま開幕を迎えました。今年はチームに合流するのが早かったですが手応えは

A. 去年と1番違うのは、早めに合流したことによってチームの皆と過ごす時間が長く持てました。合宿にも参加ができて、いい時間が過ごせてそういう点でもいい準備ができていると思います

残念ながらビリー・ハーモンにはミックスゾーンで会えなかったので、また取材に行きたいと思います。
なお本日12/23はビリーの誕生日です!初めて日本で迎えるバースデー楽しんでほしいです。

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キウイブリーズは今シーズンも独自の視点でリーグワンの取材をしていきます。どうぞお楽しみに!

ではでは

熊木

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