ホーム > NZブログ

NZブログ

 各種条件で絞り込み

ニュージーランドの旬な情報や取材報告など、タイムリーな話題を綴っています。

投稿日 : 2024.2.5 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

クロスボーダーラグビー2024 第1戦 東京サントリーサンゴリアス vs ブルーズ レポート

クロスボーダーラグビー2024 第1戦 東京サントリーサンゴリアス vs ブルーズ レポート

2月3日(土)に秩父宮ラグビー場にて行われた、クロスボーダーラグビー2024 第1戦 東京サントリーサンゴリアス vs ブルーズ を取材してきました。

昨季リーグワンでトップ4だったチームとスーパーラグビーのチームが対戦する、クロスボーダーラグビー2024。第1戦は東京サントリーサンゴリアスとブルーズの対戦です。
スーパーラグビーは2月23日に開幕するので、ブルーズにとってはプレシーズンマッチとなります。
ラグビーワールドカップ2023フランス大会でオールブラックスの一員としてプレーした選手も今回来日していますが、第1戦ではメンバー外となっています。

試合前に行われたイベントのため来場したトヨタヴェルブリッツのアーロン・スミスとボーデン・バレット

3R1A7578

アーロン・スミス「スーパーラグビーはプレシーズンの終盤なので、展開の早いタフな試合になることが予想されますが、ニュージーランドの質の高いラグビーを見せてくれることでしょう。オールブラックスの選手もたくさんいますし、若い才能あるプレイヤーも見てほしいです」

3R1A7600

ボーデン・バレット「ブルーズはコーチ陣が新しく変わったので、どういうパフォーマンスになるのかワクワクしながら見ていたいと思っています」

さらにアーロン・スミスは「来年はハイランダーズに来て欲しいです!」と言っていました。

試合開始からペースを握ったのはブルーズでした。
立ち上がりに攻め続けて前半4分に先制すると、その後も9分、15分と連続トライを決め圧倒します。

3R1A7700

前半20分すぎからようやく東京SGが敵陣に入り攻撃を仕掛けていき、30分に松島のトライが決まりました。

前半は19-7でブルーズがリードして折り返します。

リーグワンのチームがどのくらいできるのか、正直予想していたよりもずっと実力差を感じました。ブルーズはまだシーズン前ではありますが、これが世界トップレベルのアタッキングラグビーなんだなと思いました。

後半に入ってからもペースを握ったのはブルーズでした。後半3分、6分と連続トライでさらに点差を離していきます。

後半メインスタンドでハイランダーズのレジェンドの2人トニー・ブラウンとアーロン・スミスを発見!

3R1A7795

どんな話をしていたんでしょうか…?

入場者数は13,278人でした。

後半4トライを決めたブルーズに対し、東京SGは敵陣深くまで入るも決め切ることができず無得点に終わりました。

試合は、43-7でブルーズが勝利しました。

3R1A7866

POMはブルーズの13番コーリー ・エヴァンズ でした。

3R1A7727

まだ23歳と若くこれからが楽しみな選手の1人です。

また、10番のスティーブン・ペロフェタ

3R1A7671

パスを出す位置やタイミングが良くスキルの高さはもちろん、ゲームメイクが上手かったです。以前オールブラックスに選出され来日していましたが、今後オールブラックスの10番を争う1人となる可能性が高いです。

また、東京サントリーサンゴリアスはニコラス・サンチェスと交代で入った高本 幹也が視野が広くキックも良かったと思いました。将来的に日本代表のメンバーに入ってくるんじゃないでしょうか。

試合後の記者会見でバーン・コッターHCは、「7週間ほど練習をしてきて今日ゲームプランを実行する形で、自分たちがどのくらいできるのか確認することができました。私たちにとってベストな状態は前に進むことなので、前半それが上手くできていたと思います。それが今日の結果に繋がりました」

東京サントリーサンゴリアスの田中澄憲監督は、実際にプレーして感じた差について「最初の20分は受け身だったと思います。ボールを持つ時間が少なかったですが、ディフェンスの中でどうボールを取り返すか、アグレッシブにラインを上げるとか、どういうアタックをするかを試合の中盤まで出来なかったので、最初からできるマインドをしっかりと身につけなくてはいけないです」と話しました。

ブルーズは来週2月10日はニッパツ三ツ沢球技場にて横浜キヤノンイーグルスと対戦します。

3R1A7930
ラグビーワールドカップ2023フランス大会のメンバーだったケイレブ・クラークが出場する可能性があるという話も記者会見でありましたので、楽しみです。

次の記事では、クロスボーダーラグビー2024 第2戦 埼玉パナソニックワイルドナイツ vs チーフス のレポートをお届けします。

金沢

タグ : , , ,

投稿日 : 2024.1.24 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1 第6節 交流戦 三菱重工相模原ダイナボアーズ vs 東京サントリーサンゴリアス レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1 第6節 交流戦 三菱重工相模原ダイナボアーズ vs 東京サントリーサンゴリアス レポート

1月20日(土)に相模原ギオンスタジアムにて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1 第6節 交流戦 三菱重工相模原ダイナボアーズ vs 東京サントリーサンゴリアス を取材してきました。

今節から交流戦に入りました!

キウイブリーズが注目するのは、相模原ダイナボアーズのジャクソン ・ヘモポ
日本のラグビースタイルに順応できていて、三菱重工にとってはなくてはならい選手になっていました。

3R1A7329

オールブラックスで5キャップです。

元ハイランダーズで昨年のMVPで新加入したマリノ ・ミカエリトゥウはリザーブでメンバーに入っています。

3R1A7445

そして東京サントリーサンゴリアスのサム ・ケイン

3R1A7340

オールブラックスでキャプテンを務め95キャップと経験も豊富ですし、新加入でありながらリーダーシップがあります。

相模原ギオンスタジアムはあいにくの雨で冷え込んでいました。。。

前半開始してから間も無く流れを掴んだのは相模原DBでした!

前半5分岩村が抜け出してトライで先制すると、
9分にはヘモポのトライが決まります!

その後も11分、15分と相模原DBが4連続トライで一気に突き放していきます。
連続トライでスタジアム内は盛り上がり、大きな歓声が上がっていました!

相模原DBは前半20分くらいまでは自分たちのやりたいことができていたように感じました。
フィジカルもよかったですし、攻撃のリズムやギャップを突いたり、カウンターで圧倒していました。
特に10番のジェームス ・グレイソンのゲームメイクが良かったです。

東京SGはプランが遂行できず選手たちのコミュニケーションが不足気味になってしまっていました。
それでも20分以降は28分、37分にトライを決めて15点差まで詰めました。

前半は29-14で相模原DBがリードして折り返しました。

一時は29点もの差がありましたが、東京SGは 後半23分に逆転しました。
東京SGはキックの使い方など一貫性のある攻撃でうまくテリトリーを取ろうとしていました。

後半26分にマリノ ・ミカエリトゥウが交代で入りました。

3R1A7521

後半33分、近場で攻め続けた相模原DBは執念のトライで34-31と再逆転しますが。。。

3R1A7470

ラストワンプレーで東京SGがフェーズを重ね、最後は大外へのロングパスから中野がトライを決めました。

試合は、36-34で東京サントリーサンゴリアスが勝利しました。

3R1A7543

試合後のへモポのこの表情。

最後の最後までどちらが勝つかわからない、手に汗握る展開でした。
スタジアムは寒かったですが、とても熱い試合となりました!

後半途中から出場したマリノ ・ミカエリトゥウはインパクトプレイヤーですね。
最後のディフェンスの際も体を張ったプレーが他の選手の模範になっていたのではないでしょうか。

3R1A7533

相模原ダイナボアーズは前節埼玉パナソニックワイルドナイツとの対戦で大敗し、そこからうまく立て直してきたという印象です。
敗れはしましたが、決して悪い内容ではないと自分は思います。

2月3・4日と2月10日にはクロスボーダーラグビ ー2024が開催されるので、リーグワンは少し期間が空きますが、この悔しさをばねに頑張って欲しいです!

次取材した時は独占インタビューしたいと思います。

ではでは

熊木

タグ : , ,

投稿日 : 2024.1.8 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1 第4節 東芝ブレイブルーパス東京 vs クボタスピアーズ船橋・東京ベイ レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1 第4節 東芝ブレイブルーパス東京 vs クボタスピアーズ船橋・東京ベイ レポート

1月7日(日)に等々力陸上競技場にて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1 第4節 東芝ブレイブルーパス東京 vs クボタスピアーズ船橋・東京ベイ を取材してきました。

キウイブリーズが注目するのは、東芝ブレイブルーパス東京のオールブラックスのシャノン ・フリゼル

3R1A7103

リッチー・モウンガ

3R1A7062

 

2人ともオールブラックスでラグビーワールドカップ2023フランス大会を終えた後、今シーズンより東芝ブレイブルーパス東京に加入したばかりですが、それぞれ先月行われたゲームでプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出されるなど大活躍しています!
フランスW杯以降多くのオールブラックス選手がリーグワンでプレーしている中一番フィットしているチームではないでしょうか。
クボタスピアーズ船橋・東京ベイの最年長のデイン ・コールズとのマッチアップにも期待です。

3R1A6871

開幕3連勝の東芝ブレイブルーパス東京と、昨年優勝したクボタスピアーズ船橋・東京ベイとの対決です。

前半17分デイン・コールズがリーグワン初トライを決めS東京ベイが先制しました。

しかしその後26分、29分と連続トライでBL東京が逆転します。

リッチー・モウンガのキック安定しています!

3R1A7013

前半終了間際にペナルティゴールを決め、S東京ベイが差を縮めます。

前半は、17-10でBL東京がリードして折り返します。

前半からお互いディフェンスで激しいプレッシャーをかけていました。

3R1A7031

自分はかれこれ15年くらいラグビーの取材をしていますが、トップリーグ、リーグワン通して今まで見た中で1・2を争うくらいのフィジカルバトルだと感じました。

後半に入り20分くらいから、S東京ベイがバテ気味になっている印象を受けました。
後半24分BL東京濱田のトライでさらに点差を離していきます。

リッチー・モウンガはラン、キック、パス全てにおいてチームに貢献する活躍ぶりでしたが、34分にハイタックルでイエローカードに。。。

3R1A7152

このイエローカードですがレッドカードでなくて良かったですが、この場所にモウンガ!?あらゆるピンチなところにいるのが世界基準の選手だなと思います。少しトニーブラウン(ラグビー日本代表のアシスタントコーチ)に似ています。

数的有利になったS東京ベイは35分にリアム ・ウィリアムズのトライで点差を縮め、ラスト1プレー粘りましたが及ばずノーサイド。
BL東京はしっかり守りきりました。

試合は、24-20で東芝ブレイブルーパス東京が勝利しました。

どっちが勝ってもおかしくない、見応えある良い試合だったと思います。

東芝ブレイブルーパス東京は開幕4連勝です!
4連勝しているのは、東芝ブレイブルーパス東京と埼玉パナソニックワイルドナイツの2チームのみです。
東芝ブレイブルーパス東京はディフェンスに強みのあるチームですが、過去と比較すると攻撃のバリエーションが増えている印象を受けました。欲を言えばあと1本パスが繋がるともっと良い攻撃が出来ると思います。。。
まだ第4節が終わったところですが、今シーズンとても楽しみなチームです!

また、ロブ・トンプソンのアタックはディフェンスのギャップを作るなどアクセントになっていて、良かったです。
体を張ってボールキャリーして突破する力もあります。一歩でも前へ、という気持ちが伝わってくるようなプレーでした。このチームでなくてはならない選手になるといいですね。

3R1A7048

試合後、モウンガとの一枚

3R1A7215

シャノン ・フリゼルがサムズアップしてくれました。

3R1A7280

諸事情によりミックスゾーンでの取材に行けなかったので、次は独占インタビューしたいと思います。

ではでは

熊木

タグ : , , ,

投稿日 : 2023.12.25 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1 第3節 三重ホンダヒート vs 東京サントリーサンゴリアス レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1 第3節 三重ホンダヒート vs 東京サントリーサンゴリアス レポート

12月24日(日)に三重交通G スポーツの杜 鈴鹿にて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1 第3節 三重ホンダヒート vs 東京サントリーサンゴリアス を取材してきました。

キウイブリーズが注目するのは、三重ホンダヒートのミッチェル ・ハント

3R1A6592

元ハイランダーズで、今シーズンより三重ホンダヒートに加入しました。
第1節と2節はFBでしたが、今節は初めてSOでスターティングメンバーに入りました。
ハイランダーズでもSOが本職だったので、活躍に期待しています。

前日本代表アシスタントコーチのトニー・ブラウンにミッチェル・ハントの印象を聞いたところ、「プレーに安定性があり、才能もあるプレイヤーだと思う」と言っていました!

三重ホンダヒートはディビジョン1に昇格し、2戦2敗とまだ勝ちがありませんが、徐々にディビジョン1のスピードや当たりの強さなどに慣れていくと思われます。
対する東京サントリーサンゴリアスは先週は東芝ブレイブルーパス東京との府中ダービーに敗れ、1勝1敗となっています。
オールブラックスのキャプテン サム・ケインもいます!

3R1A6712

前半2分に東京SGのトライで先制し、その後もトライを重ねていきます。

前半28分サム・ケインが交代しました。

3R1A6636

試合後の記者会見によると、大事を取ってとのことでした。

前半は、17-6で東京SGがリードし折り返します。

後半に入り、東京SGはらしさが出せずに自滅していってしまったように感じました。
三重Hはキックを上手く使って攻撃を仕掛けられていましたし、ディフェンスも良かったです。

3R1A6706

試合は、34-16で東京サントリーサンゴリアスが勝利しました。

三重ホンダヒートは敗れはしたものの、今後に向けて収穫のあるゲームだったと思います。

記者会見でアラン・クローリーHCは、ディフェンスでの修正が必要、アタックも粘り強くやる必要があるといった反省点に加えて、10番と15番(ミッチェル・ハントと呉 洸太)をコンバートしたことによるポジティブなパフォーマンスがあったとコメントしていました。

試合後、ミッチェル ・ハントに独占インタビューしました。

3R1A6860

Q. 10番と15番、プレーするにあたり違いはありますか?

A. 10番と15番はよく似ていると思います。10番の方がおそらく、試合の方向性を決める上でコントロールできる立場にあると思います。だから今日の試合でよりコントロールしやすくなったというのも、その一因だったと思います。そうでなければ、どちらもバックフィールドに入り、どちらもキックし、どちらも走ることになります。一般的なプレーでは10番と15番、非常に似ていると思います。

Q. 来日前ハイランダーズでも10番と15番でプレーしていましたが、どちらが好きでしたか?

A. 10番だと思いますね。10番の方がよりゲームをコントロールすることができるので。どのラインアウトがベストなのか、試合の勢いはどうだったのか、それをランで解決しなければならないんです。だから10番を背負うチャレンジは好きですね。

Q. 今日の試合はいかがでしたか?

A. この2週間よりはずっと良かったです。今週は基本に戻ったと思います。ゲームの細部において自分たちに集中することができました。それが結果に表れたと思います。だから、これから先、どうすればもっと良くなっていけるか、いい方程式を見つけたと思います。少しずつね。そう、今日はポジティブでした。

Q. 今シーズンの目標を教えてください

A. チームとしては、できるだけ多くの試合に勝ちたいと思っています。去年はここにいなかったけど、ホンダがリーグワンに入ったことでみんなが興奮しているのが伝わってくるんです。だから個人的には、自分の経験を生かして力になりたいと思っています。そして毎週調子を上げて、ディビジョン1で何勝かできることを願っています。

三重ホンダヒートとは1年契約とのことでしたが、「できる限り長く日本でプレーしたい」と話していました。

試合後にはファンにサインや写真に応じてました。

3R1A6868

来年もニュージーランドの選手にフォーカスするという独自の視点で試合レポートをお届けしたいと思っています!

ではでは

熊木

タグ : , ,

投稿日 : 2023.12.19 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1 第2節 横浜キヤノンイーグルス vs トヨタヴェルブリッツ レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1 第2節 横浜キヤノンイーグルス vs トヨタヴェルブリッツ レポート

12月16日(土)に日産スタジアムにて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1 第2節 横浜キヤノンイーグルス vs トヨタヴェルブリッツ を取材してきました。

キウイブリーズが注目するのは、今シーズンよりトヨタヴェルブリッツに加入したアーロン・スミス

3R1A6166

皆さんもご存知かと思いますが、元ハイランダーズ&オールブラックスで、スクラムハーフでチームの要として活躍した素晴らしい選手です。

合流してからまだそんなに経っていないのですが、先週の開幕戦はフル出場してチームの勝利に貢献しました。

第2節の見どころは、トヨタ ヴェルブリッツ アーロン・スミスと横浜キヤノンイーグルス ファフ・デクラークの世界トップクラスのスクラムハーフ対決です。
ラグビーワールドカップ2023フランス大会の決勝に出場した2人のプレーが日本で見れるなんて夢のようですね!
試合中及び試合後少し話していました。

3R1A6040

試合開始から横浜Eが主導権を握りますが崩しきれず、トヨタVが前半13分ペナルティゴールで先制します。

3R1A6136

しかし14分、25分に横浜Eがトライし、点差を広げました。

前半は17-10で横浜Eがリードで折り返します。

後半2分にイノケ・ブルアのトライで横浜Eがさらに突き放します。

後半16分トヨタVのジョシュ ・ディクソンが交代で入りました。

3R1A6245

彼もハイランダーズからトヨタVに加入した選手です!

後半31分に横浜Eリアキマタギ ・モリのハイタックルでイエローカードになり、数的有利となったトヨタV
33分にアーロン・スミスがラックのサイドを突破してトライが決まりました!
リーグワン初得点、初トライです。

トヨタVは2点差まで迫りましたが、横浜Eが守り抜きました。

試合は、24-22で横浜キヤノンイーグルスが勝利しました。

観客数は31,312人で、ジャパンラグビー リーグワンのリーグ戦の1試合最多入場者数の記録を更新しました!

image0 (1)

なお、翌日12月17日(日)に味の素スタジアムで行われた東京サントリーサンゴリアス vs 東芝ブレイブルーパス東京 が31,953人だったので、2日連続で記録更新となりました。

記者会見に登壇したトヨタヴェルブリッツのベン・ヘリング ヘッドコーチは、
「試合序盤の30分に関しては、キヤノンが速い展開でプレーし、トヨタに対していいアタックで仕掛けてきました。我々はミスタックルであったり、ディフェンスが試合時間の9割を占めるなどディフェンスの時間が非常に長かったと感じています。その中でボールを守ること、セットピースの遂行力などうまくいかない場面があり、フラストレーションのたまる試合でした。とはいえ試合を通して粘り強くプレーしたと思います。

結果に関しては残念ですが、今後のシーズンに向けて良い未来が待っていると思いますので、これから修正点を修正して先に進んでいきたい」と話しました。

続いて、姫野キャプテン

3R1A6122

「結果としては残念ではあるんですけど、粘って粘って最後の最後までプレッシャーをかけ続けたチームメイトの努力は素晴らしいものがあったと思っています。このまましっかりとマインドセットを持ち続けて日頃の練習、試合をやっていくことによってチームとしてより成熟していくと思うので、このマインドセットを今日見れたことはキャプテンとして嬉しく思います」
「自分たちにとってはトライを取りきるというところを練習の中でも突き詰めてやっていくことが大事になっていくと思います。アーロンやボーデンといった世界レベルの彼らが入ったことによって、練習の質も上がってきていると思います」

次取材に行った際にはアーロン・スミスに独占インタビューできたらと思っています。

ではでは

熊木

タグ : , , ,

投稿日 : 2023.12.9 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン3 第1節 清水建設江東ブルーシャークス vs 日野レッドドルフィンズ レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン3 第1節 清水建設江東ブルーシャークス vs 日野レッドドルフィンズ レポート

12月9日(土)に江東区夢の島競技場で行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン3 清水建設江東ブルーシャークス vs 日野レッドドルフィンズ を取材してきました。

正直、開幕戦どこに取材行くかかなり迷いました。。。
決め手となったのは、ハイランダーズのレジェンド、リマ・ソポアンガ

3R1A5567

ハイランダーズ最多得点の記録を持っています!
ちなみに2位はトニー・ブラウンです。

元オールブラックスでもあり、ラグビーワールドカップ 2023 フランス大会ではサモア代表だった経験豊富なプレイヤーです。

今シーズンより清水建設江東ブルーシャークスに新加入し、リーグワンデビューする姿が見たくてこのゲームを選びました!!

ソポアンガはSOでスターティングメンバーに入りました。

3R1A5494

前半3分リマ・ソポアンガがペナルティゴールでリーグワン初得点を決めました。

3R1A5528

ソポアンガは視野が広く、多様なキックでエリアをうまく使っていました。また、パスのスピードとランもうまかったです。

3R1A5686

6分にペナルティゴールで同点となった後から流れが日野RDに傾き、18分に逆転

35分ソポアンガがPGを決め、2点差まで縮めました。

前半終了間際に江東BSにチャンスが来ましたが決めきれず。。。

前半は8-6で日野RDがリードして折り返します。

後半に入ってからも日野RDは反則が多かったですが、攻撃のターンになるとしっかりと得点できている印象でした。

江東BSは敵陣深くまで攻め込むも決めきれないシーンが何度かあったのがもったいなかったです。

その差が勝敗を分けたと思います。

試合は、30-16で日野レッドドルフィンズが勝利しました。

清水建設江東ブルーシャークスは開幕戦勝利となりませんでしたが、これからに期待です!

ソポアンガは後半ハイタックルでシンビンとなる時間帯もありましたが、ペナルティゴール、コンバージョンゴールともに全て成功させました。

3R1A5722

また、積極的に声掛けして周りをうまく使っていました。

記者会見で仁木監督は、「開幕戦という雰囲気に(リマ・ソポアンガも)のまれてしまったのかなと。ただ彼はキャリアがあるので、良い時も悪い時もあるのがラグビーなので、必ず修正して次に向けて顔を上げて明日以降取り組んでいくと思っています。」
「今シーズンの目標として、ディビジョン2に昇格するだけではなく、昇格した後もしっかりと戦えるチームを作っていく。選手の入れ替えがあっても複数ポジションできて対応できるチームづくりを考えて起用、メンバー入れ替えを意識しています。」と話していました。

試合後、リマ・ソポアンガに独占インタビューしました。

3R1A5768

Q. 今日の試合の感想は

A. 少しストレスの溜まる試合でした。皆が望む結果が出ませんでした。しかし結果が全てなので、受け入れなくてはなりません。ただまだ1試合目なので、次に向けて良い準備をしていい試合をしたいです。

Q. 今シーズンの目標は

A. ディビジョン2に昇格することです。そのためにも次に向けてできる限りの準備をします。

これとは別にNZフレンズでたくさんの質問に答えてもらいました。

そちらは後日アップ予定です!

帰りに、会場の片付けをするケイン・ハミルトンに会いました。

IMG_9180

今は怪我しているものの、第3節くらいにはメンバーに入れるかもしれないとのことです。復帰を待っています!

ちなみに自分はファンクラブはプレミアム会員に入会しました。

定員100名とのことですが、特典もかなりあってお得なのでは!?

また機会があったら他の特典なども紹介できたらと思っています。

またレポートします!

ではでは

熊木

タグ : , , ,

2 / 2891234...LAST »

What's new!

More >

Kiwi Breezeの更新情報です。

登録日 : 2018.5.8

NZフレンズに「Clive Jones」をアップしました!!

登録日 : 2018.4.10

NZフレンズに「野村祥恵」をアップしました!!

Twitter

NZ Information