投稿日 : 2018.3.23 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
クラウディーベイにて撮影取材をさせていただきました
こんにちは。
オークランドからマールボロへ移動後、クラウディーベイに宿泊滞在させていただきました。
クラウディーベイには、The Shack(シャック)と呼ばれる宿泊施設があります。
この施設のレポートについてはまた後日詳しくさせていただきますが、ラグジュアリーでありながら、日々の喧騒を忘れてゆったりすることのできる、本当に素晴らしい所なんです。
さて、クラウディーベイでの撮影は、早朝からスタートしました。
滞在させていただいていたこの日は、ちょうどスパークリングワイン「ペロリュス」用のピノ・ノワールの収穫日で、収穫時期のクラウディーベイの一日ということで、畑の責任者、ジム・ホワイト氏に密着取材させていただき、ビデオ撮影を行いました。
(ビデオは現在鋭意編集中です)
クラウディーベイはマールボロ内に200以上のブドウ畑の区画を所有しています。
これくらいの規模になると、スタッフ規模も数十人にのぼります。複数の区画を管理する数人のマネジャーがいて、日ごとにブドウの状況を確認しながら、日々収穫時期と計画についてミーティングを重ねるそうです。
ジムはチーム統括しており、各マネージャーからの報告に応じながら、日々畑を回るそうです。
いくつかの畑の区画を案内していただいた後に連れて行ってくれたのが、今まさに収穫をしているピノ・ノワールの畑でした。
ここでは、バックパッカーや季節労働者などがパートタイムで集まり、朝から収穫をしていました。
驚いたことに、これだけ大きな規模の畑を持ちながらも、クラウディーベイは全て手摘みでブドウを収穫しているということです。
作業者たちは慣れた手つきでどんどんブドウを収穫し、流れるように籠から大きなケージに詰められていきます。
非常ににぎやかなこの収穫の時期が、畑に携わるスタッフたちにとって、一年で一番忙しくも、エキサイティングで楽しみな日々なんだそうです。
私も一房ピッキングさせていただきながら、ピノ・ノワールのブドウを食べさせてもらいました。収穫を迎えたブドウは甘みと酸味のバランスがとてもよく、とっても美味しかったです。
(ちなみにこの後、工場見学をした際にセントラル・オタゴのピノ・ノワールが到着して、それも試食させていただいたのですが、全然味が違ったことに驚きました)
しかし、今日ピッキングしたブドウがペロリュスとなり、世界のどこかの誰かが飲んでくれると思うと、とても感慨深い気持ちになりました。
取材をさせていただきながら、大変貴重な経験をさせていただくことができました。
ジムをはじめ、クラウディーベイの皆さま、本当にありがとうございました。
我妻
タグ : CLOUDY BAY, クラウディーベイ, ニュージーランドワイン