投稿日 : 2018.3.28 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
クラウディーベイに付属するレストラン「Jack’s Raw Bar」にてフードマリアージュを体験しました
こんにちは。
クラウディーベイの取材日のランチに、ワイナリー内にあるレストラン「Jack’s Raw Bar」にてお食事とワインを頂きました。
先日取材記事をアップさせていただいたとおり、Jack’s Raw Barは、オークランドで有名な日本人、野村祥恵さんがフードマッチングを考案、プロデュースしています。
祥恵さんは「日本をテーマにしたフードマリアージュ」をして欲しいというクラウディーベイからの依頼の元、メニューを作ります。
奇をてらった創作フードではなく、日本を感じてもらうように色々工夫したので、楽しんでもらえたら嬉しいですと、取材時にコメントを頂いていました。
さて、最初に注文させていただいたのは、その日まさにブドウ収穫をしていたペロリュスとのマッチングで、「Te Matuku Oyster」を、シンプルに生でライムとお醤油で頂くものと、わさびマヨネーズで頂くてんぷらの2種類の調理法で頂きいました。
Te Matuku Oysterはオイスターベイの近海で獲れる牡蠣で、地元のものというのもこだわりのひとつなのだそう。
とてもクリーミーで濃厚なこちらの牡蠣は、文句なしに生で食べても美味しいですし、それと伝統的な手法で作られたペロリュスとのマッチングは言うまでもありません。
少し驚いた牡蠣のてんぷらですが、わさびマヨネーズのソースがとてもマッチングしていて、非常に美味しかったです。
もちろん、ペロリュスとの相性もバッチリ。
生牡蠣とてんぷら、それぞれ1/2ダースずつ頼んで、味比べをしてみるのは、是非オススメです!
続いて注文させていただいたのは、同じく近海で取れた魚貝のみを用いた、「Sashimi Bord(お刺身の盛り合わせ)」。
初めていただく白身魚もありましたが、淡白ながら身がしっかりしていて、鯛のような味わいでした。中でも美味しかったのは、ホタテでした。ニュージーランドの海の豊かさ、恵みをとても感じますね。
メニューにはソーヴィニヨン・ブランとのマリアージュがオススメされていましたが、もちろんペロリュスとの相性もバッチリでした。
最後に頂いたのは、クラウディーベイの誇る高級ピノ・ノワール「Te Wahi(テ ワヒ)」とのマリアージュで、「Kamisero Soba」を頂きました。
こちらは、鴨のローストが添えられた、緑茶を練りこんだ緑のおそばです。
(メニューにはKamiseroと書いてありましたが、おそらく「鴨せいろ」なのではないかと思います・・)
おそばがサーブされると、目の前でめんつゆを注いでくれました。
鴨のうまみと脂がしっかり出された、やや甘めのめんつゆと、テワヒが予想以上にバッチリあっていました。めんつゆというか、鴨の味が良く染み出た、照り焼きソースというような感じです。そのため、照り焼きソースの味付けされたロースト鴨肉とテワヒも合いました。
お蕎麦はちょっと茹ですぎな印象もありましたが、見た目も、めんつゆを目の前でサーブするという演出も、よく考えられたメニューで、外国人にも喜ばれる味付けだなと感じました。
残念だったのは、テワヒのサーブされたグラスでした。ピノ・ノワール用のグラスではなかったので、テワヒの本当のポテンシャルは引き出されづらく、もったいなかったです。
ともあれ、屋外で頂くお食事はとても心地よく、美味しいフードとワインで、素敵な時間を過ごすことができました。
クラウディーベイを訪れた際は、是非Jack’s Raw Barでひと時を過ごされることをオススメします。
我妻
タグ : CLOUDY BAY, クラウディーベイ, ニュージーランドワイン