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ニュージーランドの旬な情報や取材報告など、タイムリーな話題を綴っています。

投稿日 : 2023.5.19 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 プレーオフトーナメント 3位決定戦 横浜キヤノンイーグルス vs 東京サントリーサンゴリアス レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 プレーオフトーナメント 3位決定戦 横浜キヤノンイーグルス vs 東京サントリーサンゴリアス レポート

5月19日(金)に秩父宮ラグビー場にて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 プレーオフトーナメント 3位決定戦 横浜キヤノンイーグルス vs 東京サントリーサンゴリアス を取材してきました。

キウイブリーズが注目するのは、元オールブラックスで東京サントリーサンゴリアスのアーロン ・クルーデン

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前半は雨が降っていて、ピッチ・ボールともに滑りやすかったです。

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試合開始後から東京SGが積極的に攻撃を続け、4分に大外に展開してトライを決めて先制します。

17分には横浜Eに逆転されましたが、東京SGは20分にトライを決めて得点を重ねていきます。
東京SGは敵陣に入るとしっかりと点を取って行くところが良かったと思います。

前半は、15-7で東京SGがリードして折り返します。

後半6分ラインアウトから、抜け出した横浜Eファフ ・デクラークのテクニック光るプレーで観客を魅了しました。

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このようなプレーができる日本人選手はなかなかいないですね。。。

 

前半とは流れが変わり後半は横浜Eが敵陣にいる時間が長くなっていたところに、後半17分にモールを押し込んでトライを決め横浜Eが逆転します。
しかし後半21分にラインアウトからモールを押し込んだ東京SGがまたまたリードするなど、どちらも譲らない熱い展開に。

アーロン ・クルーデンは後半23分に交代しました。

後半26分ラインアウトから外に展開してトライが決まり、またも横浜Eが逆転します。

来場者数は8,270人でした。

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試合は、26-20で横浜キヤノンイーグルスが勝利しました。
リーグ戦では2度敗れていましたが、3度目の対戦で勝利を飾りました。

この結果により、3位は横浜キヤノンイーグルスとなりました。
チーム歴代最高順位かつ、公式戦で東京サントリーサンゴリアスに初めて勝利し、シーズンを終えました。
試合後の会見で沢木監督は「接戦するも勝ちきれなくてサンゴリアスにはチームとして苦手意識があったが、(今日の勝利で)自信になる。」と話していました。

POM(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)は、2トライを決めた横浜キヤノンイーグルスの松井でした。

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また、ファフ ・デクラークは運動量も多く、視野が広いので彼を起点にした攻撃のバリエーションが豊富でしたし、随所に見られた試合の流れを変えるプレーは流石でした。

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試合後のインタビューで、「チームとして素晴らしいシーズンでした。選手たちがハードワークして積み上げてきたものが成果として出せたと思いますし、自分としてもチームの結束力が1番だったという風に思います。」
そして、「日本のラグビーはフィジカルで本当に楽しかったです。ファンも最高で、自分は世界のいろいろな国でプレーしましたが、その中でも世界で1番と言えると思います。」と答えていました。

試合後、東京サントリーサンゴリアスのアーロン ・クルーデンに独占インタビューしました。

Q. 今日の試合の感想は

A. タフな試合でした。お互いハードワークしていて、どちらが勝ってもおかしくない試合でした。

Q. 日本でのプレーを3シーズン終えました。今後については決まっていますか

A. まだ決まっていません。当然歳を取ってきてはいますが、その分経験も増えています。できる限り日本でプレーできたら嬉しいです。

試合後ファンの子どもにブーツをプレゼントしている場面も見られました。
貰った子はとても喜んでいました!

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なお、この試合には、日本代表のジェイミー・ジョセフHCや、トニー・ブラウンアシスタントコーチも来ていました。明日の決勝も視察に来るようです!

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トニーの笑顔は貴重です。。。

決勝は明日5月20日(土)に国立競技場にて行われます。

埼玉パナソニックワイルドナイツの連覇なるか、それともクボタスピアーズ船橋・東京ベイが初優勝を掴むのでしょうか。
こちらも取材しますので、またレポートします!

ではでは

熊木

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投稿日 : 2023.5.10 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

日本ラグビーフットボール協会 & ニュージーランドラグビー協会が覚書締結!

日本ラグビーフットボール協会 & ニュージーランドラグビー協会が覚書締結!

こんにちは!
本日、嬉しい発表がありました。

日本ラグビーフットボール協会(JRFU)はニュージーランドラグビー協会(NZR)と今後の協力関係に関する覚書を締結するにあたり、都内で記者会見を行いました。

以下、リリース内容です。

公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:土田雅人、東京都港区)は、ニュージーランドラグビー協会 (NZR)と、ニュージーランドラグビーとの連携を深め、アジア太平洋地域全体のラグビー競技を発展させるための 覚書を締結いたしましたのでお知らせいたします。

本覚書によって両協会は、日本代表とニュージーランド代表との定期的な試合の開催など、戦略的かつ商業的 な協業機会を模索してまいります。
2024 年から 2027 年までの間、日本代表および JAPAN XV(ジャパン・フィフティーン)は、オールブラックス(ニュ ージーランド代表)、マオリ・オールブラックス、All Blacks XV(オールブラックス・フィフティーン)と、日本で定期的 な対戦を予定しています。

また、ニュージーランドを拠点とするスーパーラグビーのチームが、「DHL Super Rugby Pacific (DHL スーパー ラグビー パシフィック)」のレギュラーシーズン外にジャパンラグビー リーグワンのチームと対戦する機会や、ブラ ックファーンズ・セブンズ(女子セブンズニュージーランド代表)とオールブラックス・セブンズ(男子セブンズニュー ジーランド代表)が既存の大会期間外にセブンズ日本代表と対戦する機会の創出を、互いに検討します。

また、女子ラグビーの分野では、「Sky Super Rugby Aupiki (スカイ スーパーラグビー アウピキ)」や「Bunnings Warehouse Farah Palmer Cup(バニングス・ウェアハウス ファラー パーマー カップ)」において、日本の女子トッ プ選手がプレーする機会を検討していく予定です。

■マーク・ロビンソン CEO ニュージーランドラグビー協会 CEO

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「日本ラグビーとニュージーランドラグビーは、フィールドの内外で協力し合い、お互いを尊重し、ラグビーへの愛とラグビーの価値を共有するという、長きに渡る強い歴史を持っており、このたびの覚書締結を嬉しく思います。 この覚書は、我々の代表チーム、コマーシャルパートナー、その他のプロチームや各大会が、より密に協力する 機会を提供するものです。また長期的には、男子と女子の大会がどのように連携できるかも検討する予定です」

■岩渕健輔 (公財)日本ラグビーフットボール協会 専務理事

「ニュージーランドラグビーの伝統および、各チームや大会のインテグリティを尊重する共通の姿勢を受け入れたく存じます。私たちは、ラグビーを愛し、チームワーク、ハードワーク、誠実さやインテグリティなど、ラグビーがフィールドの内外で象徴する価値観を共有しています。 当協会とニュージーランドラグビー協会(NZR)は、今後より密に協力することで、日本とニュージーランドで行われ る大会または日本とニュージーランドのチームが参加する既存の大会の伝統、競争力や商業的な活動を維持し、尊重することの重要性を認識しております」

つまり、今まで以上にオールブラックスやニュージーランドのスーパーラグビーのチームとの対戦が行われるようになるということです。
世界トップレベルのプレーを経験する機会が増えることで日本ラグビーの更なるレベルアップも期待されますし、ニュージーランドの選手たちが日本ラグビーに興味を持って将来的にリーグワンでプレーするきっかけになったらいいですね。

その前に、今秋に控えたラグビーワールドカップ2023フランス大会に向けて、オールブラックス・フィフティーン戦が

7月8日(土)秩父宮ラグビー場
7月15日(土)えがお健康スタジアム(熊本)

にて行われます。

こちらも楽しみです!

金沢

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投稿日 : 2023.5.5 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 D2/D3入替戦 D2 5位 vs D3 2位 第1戦 清水建設江東ブルーシャークス vs 九州電力キューデンヴォルテクス レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 D2/D3入替戦 D2 5位 vs D3 2位 第1戦 清水建設江東ブルーシャークス vs 九州電力キューデンヴォルテクス レポート

5月5日(金)に江東区夢の島競技場にて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 D2/D3入替戦 D2 5位 vs D3 2位 第1戦 清水建設江東ブルーシャークス vs 九州電力キューデンヴォルテクスを取材してきました。

4月22日(土)にディビジョン2の順位決定戦で釜石シーウェイブスRFC に敗れ、5位となった清水建設江東ブルーシャークス。
(試合レポートはこちら)

順位決定戦の試合後の記者会見で、大隈隆明監督が「入替戦は特別な雰囲気があるので、勝ちたい気持ちが強い方が勝てると思う。80分間ひたむきに戦いたい。」と話していました。

ディビジョン2残留に向けて、チームが1つになって強い気持ちで戦い、第1戦の勝利そして夢の島競技場での初勝利を目指します。

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キウイブリーズが注目するのは、清水建設江東ブルーシャークスのケイン・ハミルトン

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順位決定戦の時と同じく、リザーブからのスタートでした。

また、九州電力キューデンヴォルテクスのトム・ロウ

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ダニーデン出身で、サンウルブズでのプレー経験もあります。取材するのはスーパーラグビー2020以来です。

前半7分に九州KVが先制してから、スピード感あるプレーでうまくボールを動かして攻撃の時間が続きました。

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また、江東BSにもプレッシャーをしっかりとかけられていました。
その影響もあり、江東BSは反則が多くリズムが悪くなってしまっていて、自陣でのプレーが続いていました。
39分には、反則が繰り返されたことによるイエローカードで1人少なくなった状態になりました。
江東BSは流れを変える得点までなかなか行き着くことができませんでした。

前半は36-0で九州KVがリードします。

トム・ロウは後半9分に交代しました。

試合中にチームメイトと日本語でコミュニケーションを取っている様子も見られましたし、信頼関係が構築されているのがよく分かりました。ディフェンスも良かったです。

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江東BSは前半と比較すると後半敵陣でプレーする時間が増えたものの、なかなかフィニッシュまで持っていけない状況でした。
それほどに九州KVのディフェンスの意識が高かったです。

後半16分にケイン・ハミルトンが入りました。

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前半から起用した方が攻撃のテンポが良くなってチャンスメイクに繋がるのではと個人的に思うのですが、外国人選手の枠の問題もあるのでなかなか難しいのかなと。。。

試合は、48-0で九州電力キューデンヴォルテクス が勝利しました。

敗れた清水建設江東ブルーシャークスはまさかの無得点となってしまいました。チームとしてまとまっていない印象を受けました。
自分はカメラマンとしてピッチサイドにいるので、選手たちの表情や息遣いなど細かいところまで分かるのですが、反則や失点が続くことによってメンタル的な部分も大きく影響してしまっていたように感じました。

試合後の記者会見では九州電力キューデンヴォルテクスのゼイン・ヒルトンヘッドコーチと高井キャプテンともに「しっかりと準備したものが遂行できた。自信を持って試合に臨めた。」と話していました。それが結果にはっきりと表れました。

試合後、九州電力キューデンヴォルテクスのトム・ロウに独占インタビューしました。

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Q. 今日の試合の感想は

A. とても良かったです。今のチームメイトとは長い時間を過ごしていますので、ゲームプランの理解も高まっています。今日はゲームプランをしっかりと遂行することができました。

Q. 第2戦に向けて意気込みを聞かせてください

A. 今日これからすぐに九州に帰ります。まずはしっかりとリカバリーすることが重要です。次のゲームに向けていい状態に持っていく必要があります。そして新しいゲームプランを作り、今日のような結果を残したいです。

次に、清水建設江東ブルーシャークスのケイン・ハミルトンの独占インタビューです。

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Q. 今日の試合について

A. フラストレーションが溜まる試合でした。元々予想していたものと全く違う展開・結果になってしまい、ちょっとぐったりしてしまっています。
来週何か特別なことが起こって、ディビジョン2に残れたらいいと思っています。

ケインはかなり元気なかったです。。。

清水建設江東ブルーシャークスはチームとして非常に悔しい結果になっても下を向かず、ホストゲーム恒例のお見送りを皆で行ってファンを大切にするおもてなしの精神は本当に素晴らしく、魅力的なチームであると思います。

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第2戦は、5月13日(土)14:30に駅前不動産スタジアム (佐賀県)にて行われます。
この1試合で全てが決まります。

残念ながら取材に行けないのですが、両チームともに全力を尽くし悔いのない試合になるよう祈っています!

ではでは

熊木

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投稿日 : 2023.4.22 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23 ディビジョン2 4〜6位 順位決定戦 清水建設江東ブルーシャークス vs 釜石シーウェイブスRFC レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23 ディビジョン2 4〜6位 順位決定戦 清水建設江東ブルーシャークス vs 釜石シーウェイブスRFC レポート

4月22日(土)に江東区夢の島競技場にて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23 ディビジョン2 4〜6位 順位決定戦 清水建設江東ブルーシャークス vs 釜石シーウェイブスRFC を取材してきました。

ディビジョン2の取材は1月14日の第3節以来(レポートはこちらになります。

その時と同じ釜石シーウェイブスRFCとの対戦です。

清水建設江東ブルーシャークスは今シーズン江東区夢の島競技場での勝利がまだありませんので、勝ってファンと共に喜びを味わいたいところです。

キウイブリーズが注目するのは、清水建設江東ブルーシャークスのケイン・ハミルトン。
ハイランダーズでもプレー経験があるベテランなNO9です!

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今日はリザーブからのスタートでした。

前半先制したのは、釜石SW。

江東BSもテンポ良く攻撃するシーンも何度もありましたが、あと少しのところで反則をしてしまったりターンオーバーになったりと、なかなかトライに結びつかなかったのがもったいなかったです。

前半は24-3で釜石SWがリードします。

江東BSは後半14分に待望のトライが決まり、14点差になったものの、その後もチャンスシーンで得点を取ることができませんでした。

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それほど釜石SWのディフェンスでプレッシャーがかけられていたんだと思います。

あとは釜石SWは終始落ち着いてプレーできていたので規律が守られていたのも良かったです。

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ケイン・ハミルトンは後半30分に入りました。

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得点には繋がらなかったものの、彼が入ってから攻撃のテンポは良くなっていたように感じます。

ディフェンス部分でも体を張っていました。

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試合は、38-10で釜石シーウェイブスRFCが勝利しました。

敗れた清水建設江東ブルーシャークスはディビジョン2で5位となりました。

この結果により、D2/D3入替戦は、九州電力キューデンヴォルテクスと対戦します。

D2/D3入替戦は、第1戦が5月5日(金)に夢の島競技場で、第2戦は5月13日(土)に駅前不動産スタジアム(佐賀県)で行われます。

試合後、ケイン・ハミルトンに独占インタビューしてきました。

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Q. 今日の試合の感想は

A. 釜石には一度勝利していましたので、今日負けてしまったのはとても残念です。しかしまだ大事な試合があと2試合ありますので、しっかりビルドアップして、対策する必要があります。

Q. 入替戦での勝利のために必要なことは何だと思いますか

A. まず、ボールをホールドする時間を長くした方がいいと思います。そしてフェーズを重ねてトライを増やしていきたいです。ディフェンスの部分については、もちろん良いセットの時もあればブレイクダウンされることもありますので、ファーストフェーズをしっかりすることが大事だと思っています。

Q. 今後の契約について

A. 来シーズンもブルーシャークスでプレーします。日本がとても好きです。荏田にはローカルなラーメンスポットもあります。ブルーシャークスは選手やスタッフ皆いい人ばかりなので、一緒に過ごせるならずっといたいです。

前回取材した時にも思いましたが、清水建設江東ブルーシャークスの良いところは、「おもてなし」です。

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ファンクラブ会員限定で選手手作りフード提供していたり、試合後には選手が花道を作ってお見送りをしてくれたりと、ファンを大事にしているチームです。

残り2試合全力を尽くしてディビジョン2残留を決められるよう、応援しています!

ではでは

熊木

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投稿日 : 2023.4.7 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23 ディビジョン1 第14節 東京サントリーサンゴリアスvs コベルコ神戸スティーラーズ レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23 ディビジョン1 第14節 東京サントリーサンゴリアスvs コベルコ神戸スティーラーズ レポート

4月7日(金)に秩父宮ラグビー場にて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23 ディビジョン1 第14節 東京サントリーサンゴリアス vs コベルコ神戸スティーラーズ を取材してきました。

リーグ戦も残り3試合となりました。
東京サントリーサンゴリアスは現在3位なので、勝利すればプレーオフ進出に近づきます。
対するコベルコ神戸スティーラーズは9位で、順位を下げてしまうと入替戦となってしまいますので、絶対に落とせない一戦です。
なお、第4節で対戦した際は、39-19で東京サントリーサンゴリアスが勝利しています。

キウイブリーズが注目するのは、怪我(眼窩底骨折)から復帰した李承信

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5試合ぶりにスターティングメンバーに入りました。

そして元オールブラックスで東京サントリーサンゴリアスのアーロン ・クルーデン

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昨シーズンまで在籍していた古巣との対戦です!李承信とのSO(10番)対決にも注目したいと思います。

午後は時折雨風が強い時間帯もあり心配でしたが、試合開始前には霧雨となりました。でも風は強かったです。。。

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先制したのは、12分神戸Sでした!

スクラムから展開したプレーで、東京SGのディフェンスのスペースをうまく突きました。
東京SGもその5分後にラインからモールをつくり、抜け出してトライを決め点差を縮めます。

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その後も両チームともに1トライ1ゴールを決め、前半は14-12で神戸Sがリードします。

後半開始2分にアーロン・クルーデンのペナルティゴールで東京SGが逆転し、15分にはテビタ・リーのトライで点差を離していきます。
神戸Sは疲れが出てきているように感じました。

アーロン・クルーデンは後半25分に交代しました。

ピッチやボールが滑りやすかったことに加え、風の影響があってキックを多用するのが難しい中、東京SGはスクラム、モールで神戸Sにプレッシャーをかけていきました。

神戸Sは敵陣にいる時間も多く、チャンスも何度かはあったものの、東京SGの堅いディフェンスを突破することができませんでした。

神戸Sは粘りを見せるも追加点ならず。。。

試合は25-17で東京サントリーサンゴリアスが勝利しました。

注目していた10番対決は、アーロン・クルーデンに軍配が上がりました。

しかし李は2年前と比べると、筋力がアップし身体のサイズが1回りくらい大きくなっているように感じました。その結果コンタクトも強くなっていました。
声出しも積極的にしていて、リーダーシップを発揮していました。

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勝利はできませんでしたが、復帰戦で90分通して戦えたことは大きかったと思います。
代表での活躍も期待しています!

そしてPOM(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)に選ばれたのは、テビタ・リー

今季最後のホストゲームだったこともあり、有難いことに広報の方からサンゴリアチュウなど差し入れをいただきました。。。

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毎回ホスピタリティが素晴らしいチームです。
その選手が偶然にもテビタ・リーでした!

今シーズンも残りわずかとなり、プレー1つ1つが勝敗を分けるといっても過言ではないと思います。最後まで目が離せないですね!!

ではでは

熊木

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投稿日 : 2023.3.22 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

アーロン・スミス & ボーデン・バレット トヨタヴェルブリッツ入団記者会見 レポート

アーロン・スミス & ボーデン・バレット トヨタヴェルブリッツ入団記者会見 レポート

3月22日(水)にアーロン・スミスとボーデン・バレットのトヨタヴェルブリッツ入団記者会見がオンラインで行われました。
この模様は、トヨタヴェルブリッツのファンクラブレギュラー会員にもYouTubeで生配信されました。

以下、各選手のコメントです。

◇アーロン・スミス

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こんにちは。来季からの機会をとても楽しみにしています。また、姫野和樹とチームメイトとして再会や、家族での来日、ラグビーに関しては速いテンポのラグビー、そして日本文化含めて楽しみにしています。

◇ボーデン・バレット

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おはようございます。来季からの合流をとても楽しみにしています。日本に来ることは初めてではないので、家族とこの機会を本当に楽しみにしていますし、コロナ禍ではないことで以前よりも外に出られてたくさんの経験ができると思います。それ以外の点に関しても、ディレクター オブ ラグビーであるスティーブ、そしてベン率いるトヨタのチームにアーロンと共に合流できることを心待ちにしています。

次に、事前に募集した質問に回答しました。

Q. ワールドカップ後の拠点として日本を選んだ理由は

A.
(アーロン・スミス)
まず、プレイヤーとしてリーグワンでプレーできることを楽しみにしています。今の自分のキャリアにおいて、ニュージーランドから環境の変化という点でチャレンジだと思っています。来日の理由としては、スティーブとの関係性も非常に大きいです。また、日本での経験もあるボーデンとは家族、子供も年齢が近いので交流があります。
そしてベン、マネジメントチーム、選手たちに合流するのを楽しみにしています。現在、スティーブが勝つ文化というのをチームの中で牽引しているので、その一員になれることを心待ちにしています。

(ボーデン・バレット)

来日の理由は、アーロンと似ています。その中でも家族が大きな理由としてあります。以前日本に来た時もすごく良い時間を過ごすことができましたが、その時の状況もあり、あまり楽しむことができなかったので、また戻ってきたいと思っていたところでした。もちろんトヨタにいるメンバーがいなければ今回の決断には至らなかったと思います。スティーブ自身からもチームの中の話をたくさん聞き、彼から説得されてすごく良い環境があると聞きました。今彼が推し進めている勝つ文化の一員になれること、そして自分が前向きな影響を与えられることを楽しみにしています。

Q. 数あるリーグワンのチームの中からトヨタヴェルブリッツを選んだ理由は

A.
(アーロン・スミス)
自分としては、スティーブ・ハンセンの存在が大きいです。それ以外の点では、契約の時からボーデンと話をしていて、それが実現して一緒にプレーすることができるのが嬉しいです。彼はワールドクラスの選手であって、以前から同時に試合に出場してきたので、こうやってこのような機会に共に挑戦できることを嬉しく思います。また、ベン・ヘリングヘッドコーチはハイランダーズの時から知っていて、彼のプレースタイルが好きです。今後、クラブと歴史を作ってタイトルを獲りたいと思っているのが理由です。

(ボーデン・バレット)
理由はアーロンと似ていますが、ディレクター・オブ・ラグビーであるスティーブ・ハンセン、ベン・ヘリングヘッドコーチやトレーナーなど、その環境にいる人々についてスティーブ自身からたくさん説得されました。以前サントリーでプレーしていましたので、クラブを変えるというのは大きな決断でしたが、今回は「人」が大きな理由となりました。

ここからは、メディアからの質疑応答です。

Q. (アーロン・スミスへ)日本でプレーするのは初めてですが、日本のラグビーについては把握していますか

A. 日本のラグビーを見て感じるのを非常に楽しみにしています。日本のラグビーは非常にハイスキルで、ワールドクラスの選手が他のチームにもたくさん集まっているので、世界のベストと対戦できることを楽しみにしています。またスーパーラグビーや代表レベルの試合よりもスピードの速いスタイルは自分に合っていると感じています。速いテンポ、そして周りを使うことに関しては、フィジカルの準備がチャレンジとして伴うと思っています。ハイスキル、そのスピード感に順応するのに少し時間がかかるかもしれませんが、コーチ・マネジメントと準備をしていくのを楽しみにしています。

Q. (アーロン・スミスへ)スティーブ・ハンセンが大きな理由としてあると話していましたが、元チームメイトである田中史朗についてはどうですか

A. スティーブ・ハンセンがいるというのは、大きな理由でもあります。自分自身のキャリアにおいて、彼は大きな影響を与えた人物であり、彼との信頼関係もあります。それ以外には、対戦したい相手がいるということです。それは、ファフ・デクラーク(横浜キヤノンイーグルス)や田中史朗(NECグリーンロケッツ東葛)です。同時に姫野和樹と共にプレーできることを楽しみにしています。彼は良い選手で、ツアーでも良いプレーを見せてくれています。ハイランダーズて共にプレーした経験があり、彼がダニーデンに来た時は自分がさまざまなところに連れて行ったりしたので、今度は逆で日本の環境に順応する上で、彼にいろいろな場所に連れて行ってもらう機会を家族、そして自分も心待ちにしています。

Q. ワールドカップ後のオールブラックスでのキャリアについて

A.
(ボーデン・バレット)
たくさん考えるべきことがあると感じています。今31歳で、これからの人生は長いと考えています。日本でのプレーは、自分自身、そして家族、あとはラグビーワールドカップ後のメンタルをフレッシュにするためです。違う環境での経験として、家族で来日できることを楽しみにしていますし、違う環境でのプレーもその1つです。ヨーロッパのリーグでは他の国やクラブと対戦する機会がありますが、ニュージーランドでは外のチームとプレーする機会があまりありません。以前サントリーでプレーし、自分にとって良い経験になりました。まだ今後について考えることはたくさんありますが、キャリアは長いと感じています。

(アーロン・スミス)
自分はボーデンよりも年齢が上で34歳です。ですがリーグワンとしての経験はたくさん学べると感じています。スピード、スキル、違う選手、違う環境でプレーすることを楽しみにしています。今後のオールブラックスの活動に関しては自分はコントロール外であると思っています。海外でプレーするということがセレクションにどういった影響を与えるのかは理解しているので、2023年ベストを尽くすということしか自分にはできないと思います。新しいチャレンジに関してはとても楽しみにしています。トロフィー、タイトルを追いかけることが大きなモチベーションの要因であり、その件に関してベン、スティーブとも話し込んでいることなので、すごく楽しみです。

Q. オールブラックスがスコット・ロバートソンヘッドコーチの次期就任を発表しましたが、それについてコメントは

A.
(ボーデン・バレット)
ラグビー界にとって非常に大きなニュースであったと思います。ジェイミー、スコットともにとても良いコーチです。スコット・ロバートソンはニュージーランドでクルセイダーズでの素晴らしい経験を持っていますし、今回の件はニュージーランド国内にいる他のコーチにとっても非常に良いニュースであると思います。また、イアン・フォスターに関しては、我々は彼を信じていますし、国自体も彼をサポートしていると思います。選手としては、あまりラグビー内での政治的なことについては考えすぎないようにしています。アーロンと同様で、まずはスーパーラグビーで良いプレーをすること、そこに集中の重を置いています。その結果、最終的にフランス行きの飛行機に乗れていたらいいなと思います。

(アーロン・スミス)

今回の件に関しては、ニュージーランド国内でも非常に大きいニュースでした。2人のコーチともにとても良い候補者であったと思います。スコット・ロバートソンはすごく良いコーチで、クルセイダーズでも勝つ文化を作った人です。ジェイミー・ジョセフもすごく良いコーチなので、どちらの候補者になったとしてもニュージーランドのラグビーは良い状態であると思います。
オールブラックスの件に関してはまだ8ヶ月先のことなので、まずは目の前のことに集中しつつ、イアン・フォスターについては、今後の2024年からのキャリアを個人的に応援したいと思っています。

Q. ヴェルブリッツのラグビーについて首脳陣からどう聞いているか、またどうアジャストしていきたいか

A.
(ボーデン・バレット)
すごく良い質問だと思います。トヨタヴェルブリッツは以前対戦した時に非常に接戦な試合で、フィジカルでセットピースに強い印象がありました。ベン、スティーブとも話していますが、自分自身、そしてアーロンとのフォーカスとしては、どういうフェーズプレイアタックを作るか、そしてディフェンスをするか、ストライカーアタックに関してクリエイティビティを持てるかという点だと思っています。こういうことに関して、コーチ陣、選手と連携して行っていきたいと思っています。

(アーロン・スミス)
ボーデンと一緒で、コーチ陣と連携してチームのアタック、ディフェンスを理解していきたいと思っています。そしてスクラムハーフとして、選手個人の強み・弱みを理解した上で、強みであるランラインやキャリーに関しては良いチャンスを作りたいと思っています。姫野やボーデンと良い関係にあるので、FWのキャリーの強み、スキルを活かしたプレーをしていきたいです。自分のスタイルとしては、周囲を活かしたプレーなのでそれに取り組んでいきたいと思います。

Q. 現在サバティカルで多くの外国人選手が日本でプレーしていますが、2人はトヨタヴェルブリッツにいる間にチームにどのようなことを残したいと考えているか

A.
(アーロン・スミス)
チームとして年配のアスリートになるので、来た時よりも良い状態でチームを去りたいと思っています。若いスクラムハーフの選手の育成ももちろんですが、チームの勝つ文化を作る上で、自分の日々の行動、準備、トレーニング、ジム、フィールド、リカバリーなどにおける規律の部分でプロとして良い基準というのをチームに示していきたいです。

(ボーデン・バレット)
理由としてはアーロンと一緒で、周囲の選手をよりベターな状態にすることです。それはアーロン自身がそれが得意であり、自分も彼から影響を受けた経験があります。また、以前サントリーにいた際にはコロナ禍で経験できなかったことがたくさんありました。特にソーシャルな機会が限られていました。なので今回はより日本の文化を知ること、皆と食事を取ったり飲んだりして、人として選手のことをより理解するのを心待ちにしています。ラグビーにおいて、フィールド外でのコミニュケーションは非常に大切だと思っています。

Q. トヨタヴェルブリッツはベスト4より上にいけない時代が長く続いています。2人にとって勝つ文化というのは

A.
(ボーデン・バレット)
すでにそういった習慣というのは始まっていると思います。良い習慣をつけること、規律を保つこと、そして良い人であること、これを繰り返すことで一貫性のある良い環境が作られ、楽しくラグビーができると思います。オールブラックスにいる時もそうでしたが、正直な環境でありながらハードワークが成功に繋がり、そして信頼関係もあるというようなそういったキーポイントとなるような部分が浸透しているので、それに個人として今後影響が与えていけたらいいと思いました。

(アーロン・スミス)
ボーデンと同じコーチの下にいたので、考え方は同様です。来てから良い影響を与えられればと思っています。その中でも、バランスが鍵になります。パフォーマンスにおいては、フィールドでの信頼関係、メンタルのタフネス、フィールド内外でのコネクション、そしてラグビーを楽しむことだと思っています。まずチームファーストとして、全員が毎回全力を尽くせば良い結果がついてくると思いますし、そういった環境が整っていれば、結果がついてこなかったとしてもすぐ立ち上がれるチームになると思います。そういったことを意識しながらも、正直な会話、時にはタフな会話ができるような環境作りを行っていきたいと思っています。

Q. オールブラックスの選手は皆日本に来るとSNSでラーメンの写真を投稿していますが、日本のラーメンは魅力的なのですか

A.
(ボーデン・バレット)
たくさん食べてしまうと栄養士に怒られてしまうのですが、週に1~2食なら大丈夫だと思います。特に豚骨のラーメンが好きで、楽しみにしています。

(アーロン・スミス)
良い豚骨ラーメンを探していきたいと思っていますし、肉・玉子を増やすことも楽しみにしています。ただそれと同時にフィットネスが大事なので、自分は週1回にしたいと思います。日本は食べ物もワールドクラスで、自分自身も食事が好きでラーメンが1番です。

Q. (アーロン・スミスへ)ボーデンから日本で過ごした時間についてどのように聞いて、日本でのプレーについてどう意欲を感じましたか

A. 他のプレイヤーとも日本でのプレーについて話していますが、ボーデンは前回コロナ禍で経験に限りがあったように思います。ただラグビーの点においては、人や施設、環境面など経験のあるボーデンと同じクラブに行くことができるのを楽しみにしています。

約1時間の会見で、それぞれ質問に真摯に答えてくれていました。
トヨタヴェルブリッツへの入団ももちろん楽しみですが、まずは今シーズン2人がベストを尽くして活躍する姿を見れることを期待しています!

金沢

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