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ニュージーランドの旬な情報や取材報告など、タイムリーな話題を綴っています。

投稿日 : 2023.7.3 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

オールブラックスラグビークリニック 2023 presented by リポビタンD レポート

オールブラックスラグビークリニック 2023 presented by リポビタンD レポート

7月2日(日)にリコー総合グラウンドにて行われた、オールブラックスラグビークリニック presented by リポビタンD を取材してきました。

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ラグビー日本代表は、今秋に控えたラグビーワールドカップ2023フランス大会を前に、日本国内で国際試合5試合に臨みます。
そのうち2試合は、オールブラックスXVと対戦し、
7月8日(土)秩父宮ラグビー場にてリポビタンDチャレンジカップ2023 JAPAN XV vs All Blacks XV
そして翌週7月15日(土)はえがお健康スタジアムにて、リポビタンDチャレンジカップ2023 日本代表vs All Blacks XV
が行われます。

オールブラックスXVは、正代表に次ぐシニアチームです。

今回来日したメンバーの中にも、オールブラックスの経験者が多数います!

ラグビークリニックには、
アサフォ・アウムア

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ビリー・ハーモン

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アキラ・イオアネ

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デュプレッシー・キリフィ

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ザヴィア・ヌミア

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リッキー・リキテリ

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ピタ・ガス・ソワクラ

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クィンテン・ストレンジ

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以上8人の選手が2人ずつ4組に分かれ、世田谷区ラグビースクールスクール生(小学5・6年生約100名)との練習に参加しました。

練習開始前に選手を代表して、ビリー・ハーモンの挨拶がありました。

「(日本語で)おはようございます。ビリー・ハーモンといいます。日本に、そして世田谷に来れたことを本当に嬉しく思っています。今日は皆さんと一緒にラグビーを通じて楽しい時間を過ごせればと思います。我々はこれからテストマッチを行いますが、日本に来て日本の文化を体験することを楽しみにしています。今日は皆で良い時間を過ごしましょう!(日本語で)ありがとう。」

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晴天で気温が高かったのでかなり暑かったですが、選手たちは子どもたちと交流し笑顔もたくさん見られました。

世界トップレベルの選手から直接ラグビーを指導してもらえるなんて本当にうらやましいです。。。
この貴重な経験が将来に活きていくといいですね!!
子どもたちも皆大きな声で「楽しかった!」と言っていました。

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また、終わりには選手を代表してビリー・ハーモンが「今日は暑かったですが、皆さんとラグビーをして一緒の時間を過ごせてとても楽しかったです。皆さんも楽しめたことを我々は祈っています。そして私から伝えたいのは、ラグビーのキャリアだけでなく、これからの人生においてハードワークし続けて、そして楽しんでください。これからの皆さんの全ての活躍を祈っています。今日は本当にありがとうございました」
とスピーチしました。

ラグビークリニックの後には、選手4名が囲み取材に応じました。

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Q. 今日の感想は

A. 楽しかったです!暑かったですが、皆さんと楽しい時間を過ごせましたし、特に子どもたちのスキルの高さに感銘を受けました(ビリー・ハーモン)
子どもたちが皆真剣にトレーニングに励んでいたので、日本のラグビー界の将来は明るいと思いました(ピタ・ガス・ソワクラ)

Q. 試合への意気込みは

A. 私はスーパーラグビーで早いうちに敗退してしまったチームにいたので、またラグビーがプレーできるということを純粋に楽しみたいと思っています(アサフォ・アウムア)
間違いなく素晴らしい試合になると思っています。これからBKが来日しチームに合流するので、皆で一緒になって良い準備をして、良い試合になることを期待しています(アキラ・イオアネ)

Q. 日本のファンへメッセージ

A. 日本の皆さまこうやって私たちをホストしてくださり、ありがとうございます。どこに行っても我々を温かく迎えてくださるのが日本の皆さまです。これが私にとっては今回初めての来日となります。これから日本の皆さまと会うこと、日本の文化を体験できること、そして試合を楽しみにしています(ビリー・ハーモン)

囲み取材後にビリーと少し話したのですが、「ハイランダーズからもたくさんの選手が日本に行っているし、いつか自分もチャンスがあれば日本でプレーできたら嬉しい」と言っていました。

金曜日から昨日までで選手は全員来日して本日から全体練習がスタートです。

オールブラックスXVの試合はどちらも取材に行きますので、またレポートします!

ではでは

熊木

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投稿日 : 2023.5.27 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

ラグビー U20 日本代表 vs NZU(ニュージーランド学生代表 2023)レポート

ラグビー U20 日本代表 vs NZU(ニュージーランド学生代表 2023)レポート

5月27日(土)に秩父宮ラグビー場にて行われた、U20日本代表 vs NZU(ニュージーランド学生代表)を取材してきました。

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この試合は、6~7 月に南アフリカで開催されるワールドラグビーU20 チャンピオンシップ 2023に参加するU20日本代表の強化試合として実施されました。
入場料は無料で、2,526人が応援に来ていました。

なお、2018年にニュージーランド学生代表が来日し関東学生代表と試合を行った際には自分も取材に行っていました。
レポートはこちら :)

その時のメンバーにいたジョシュ・ティム

元オールブラックスで活躍したジョン・ティムの息子です。

2019年にサンウルブズのスコッドとして、追加招集されました。
現在はハイランダーズで活躍しています!

ニュージーランド学生代表は5月22日(月)に来日し、24日(水)の阪神バーバリアンズとのトレーニングマッチ(38-52で敗戦)を経て、今日U20日本代表と対戦しました。

試合前には、ハカが実施されました。

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前半5分先制したのは、NZU!
オタゴ大学のジェレマイア・アシ

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33分にもトライを決めました。独占インタビューを行ったのでお楽しみに。

NZUは前半終了間際ラインアウトからモールで押し込みトライを決めました。
1対1のコンタクトなどでもフィジカルの強さを見せつけました。

前半は、21-20でU20日本代表がリードして折り返します。

後半に入り、4分にまたしてもジェレマイア・アシがトライ!

NZUが逆転します。
ジェレマイア・アシは攻守ともにチームに貢献していました。

後半16分から入った20番のジョシュ・レッター

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2022年にOtago Rugby Union club rugby awards で年間最優秀選手賞を受賞したそうです。

NZUは後半徐々に疲れが見え、足が止まっていました。

対するU20日本代表はゴール前でのスクラムが3度あり、NZUにプレッシャーをかけてペナルティートライで再度U20日本代表が逆転しました。

後半38分5番アレフォシオ・エイホがトライを決めるも

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試合は、52-46でU20日本代表が勝利しました。

試合後に両チーム揃って撮影。NZU恒例ですね!

3トライを決めたジェレマイア・アシを含め、ニュージーランド学生代表にオタゴ大学の選手は5人いました。

5 アレフォシオ・エイホ

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7 アーロン・ウィジィー

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11 ジェレマイア・アシ

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15 ジャーメイン・ペペ

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20 ジョシュ・レッター

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ジョシュは現在オークランドで弁護士をしていて忙しいため、ラグビーはほとんどできていないとのことでした。

記者会見でのジェイソン・マクリーンヘッドコーチの話によると、3週間前に試合が決定したそうです。
「月曜に来日して水曜にゲームを行って、今日に至るまで大きな進歩を見せることができたかなと思っています。勝つことはできませんでしたが、パフォーマンスについては満足いくものだったと思います。」と話していました。

試合後、ジェレマイア・アシに独占インタビューを行いました。

Q. 今日の試合について

A. 良い試合だったと思います。 U20日本代表はとても良いチームでした。自分が思っていたような結果にはなりませんでしたが、日本のチームと対戦できて良い経験になりました。

Q. 今まで日本に来たことはありますか

A. 今回2回目の来日になります。2019年にサニックスワールドラグビーユース交流大会でセント ピーターズ カレッジの一員として来て、東福岡高校などと対戦しました。

Q. 目標は何ですか

A. 私の目標はオールブラックスになることです。今はオタゴ州代表としてNPC(ニュージーランド国内ラグビーリーグ)でプレーしています。もし来年ハイランダーズでプレーするチャンスがあれば自分の経験になると思います。

オタゴ大学出身選手は元オールブラックスでありハイランダーズそしてトップリーグ時代にキヤノンやNECでもプレーしたアダム・トムソンもいます。
彼のように今後活躍する選手が出てきてくれたら嬉しいです!

ではでは

熊木

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投稿日 : 2023.5.20 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 プレーオフトーナメント 決勝 埼玉パナソニックワイルドナイツ vs クボタスピアーズ船橋・東京ベイ レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 プレーオフトーナメント 決勝 埼玉パナソニックワイルドナイツ vs クボタスピアーズ船橋・東京ベイ レポート

5月20日(土)に国立競技場にて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 プレーオフトーナメント 決勝 埼玉パナソニックワイルドナイツ vs クボタスピアーズ船橋・東京ベイ を取材してきました。

2連覇を目指す埼玉パナソニックワイルドナイツと、初のプレーオフトーナメント決勝進出となったクボタスピアーズ船橋・東京ベイの対戦です。

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キウイブリーズが注目するのは、ハイランダーズ出身で日本代表の埼玉パナソニックワイルドナイツのクレイグ ・ミラー

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今シーズン限りで退団が発表されている元オールブラックスのクボタスピアーズ船橋・東京ベイのライアン ・クロッティ

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前半立ち上がりはS東京ベイが敵陣でプレーする時間が多かったですが、埼玉WKの堅いディフェンスにより、チャンスを阻まれます。
しかし20分にペナルティゴールでS東京ベイが先制します。
その後両チームともにペナルティゴールで着実に得点を刻んでいき、前半は9-3でS東京ベイがリードして折り返します。

埼玉WKはハンドリングエラーなどのミスがいつもより多かったのと、規律が乱れていました。

後半に入り、得点を決めて流れを変えたい埼玉WKでしたが、またも反則によりS東京ベイにペナルティーゴールでリードを広げられてしまいました。

S東京ベイのライアン ・クロッティは後半9分に交代しました。

また、埼玉WKのクレイグ ・ミラーは後半10分から入りました。

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そして後半18分にラインアウトから埼玉WKがモールを押し込み、待ちに待ったこの試合初のトライ!

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決めたのは、ベテラン堀江でした。

続いて後半25分に埼玉WK山沢からのパスを受け取った長田がトライを決め逆転します。

これで流れが傾いたかと思われましたが、それでも怯まずに果敢に攻めたS東京ベイは後半29分に木田のトライで再度リードする展開に。
国立競技場も歓声で沸いていました!

埼玉WKは残り少なくなった時間帯にチャンスがありましたが、パスが繋がらず。。。

入場者数は、41,794人でした。
昨年の決勝(33,604人)を大きく上回りました!

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試合は、17-15でクボタスピアーズ船橋・東京ベイが勝利し、リーグワン2022-23は、クボタスピアーズ船橋・東京ベイが初優勝を飾りました。
自分はフォトとしてピッチにいましたが、現地のオレンジアーミーの声援は間違いなく選手を後押ししていたように感じました。

POM(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)は、キャプテン立川でした。

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試合後のインタビューでは、「トップイーストから会社の皆さんに根強くサポートしてもらい、その中で積み上げてきたものが今日形になって嬉しく思いますし少しでも恩返しできたのかなと思います。」と話していました。
インタビューの中で何度もオレンジアーミーへの感謝の言葉があり、皆で掴んだ優勝だというのが伝わってきました。

勝利を喜ぶクボタスピアーズ船橋・東京ベイ

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オレンジアーミーに向かってトロフィーを掲げるライアン・クロッティ

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試合後に、埼玉パナソニックワイルドナイツのクレイグ ・ミラーに独占インタビューしました。

Q. 今日の試合の感想は
A. 決勝はいつもとは違うプレッシャーがありました。クボタはとても良いプレーをしていました。キッキングゲームも良かったですし、クリエイティブなプレーで50-50のところをしっかりと取っていました。今日はクボタのペースになってしまい、我々は思っていたようにプレー出来ませんでした。

Q. 来シーズンについて
A. 来シーズンもパナソニックでプレーすることが決まっています。多くのラグビー選手は来シーズンについて不透明な中、自分は恵まれていると思います。チームメイトとも良い関係性を築けているので、出来る限り日本でプレーしたいと思っています。

次に、クボタスピアーズ船橋・東京ベイのライアン ・クロッティに独占インタビューしました。

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Q. 今日の試合の感想は
A. 素晴らしかったです。パナソニックはとてもタフで、まるで腕相撲のような試合でした。両チームともにプレッシャーが激しかったですが、我々はチーム一丸となって戦うことができました。先週のサントリーとのゲームを教訓として、我々は自分たちの良いところを伸ばしていくよう意識しました。

Q. クボタで4シーズンプレーして、最後にチームが初優勝を果たしました。今どのような気持ちですか
A. クボタはディビジョン2(トップイースト)からスタートしましたが、ハードワークしてチームの風土も年々良くなっていきました。その結果、今日私たちがディビジョン1でNo.1となれたことをとても嬉しく思います。

Q. 今後について
A. 今シーズンでクボタとの契約は終わってしまうことは残念ですが、チャンピオンとなってチームを去ることができるのは嬉しいです。私にとって、素晴らしい思い出となりました。チームメイトともとても良い関係性を築くことができましたし、チームに誇りを持っています。わたしにとって、クボタは本当に特別な存在です。

Q. この後はクライストチャーチに帰るのですか
A. 妻と娘が待っていますので、会えるのが今からとても楽しみです。今後についてはニュージーランドに戻ってから妻と相談して決めますが、引退するのか、もしくはどこかのチームでプレーするか、はたまたコーチになるのかについてはまだ決まっていません。妻がボスなので彼女の判断に従います!

 

リーグワンは終わりましたが、次は日本代表が9月開幕のラグビーワールドカップ2023フランス大会へ向けて、再始動します。
5月24日(水)10時に日本代表候補浦安合宿参加のメンバーを発表予定です。

昨日に引き続き視察に来ていたトニー・ブラウンアシスタントコーチ

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合宿の後に日本代表は7月・8月の国際試合開催 5連戦に挑みます。
All Blacks XVをはじめとして、日本代表がワールドカップ前に強豪相手にどのような戦いを見せてくれるのか楽しみです!

ではでは

熊木

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投稿日 : 2023.5.19 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 プレーオフトーナメント 3位決定戦 横浜キヤノンイーグルス vs 東京サントリーサンゴリアス レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 プレーオフトーナメント 3位決定戦 横浜キヤノンイーグルス vs 東京サントリーサンゴリアス レポート

5月19日(金)に秩父宮ラグビー場にて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 プレーオフトーナメント 3位決定戦 横浜キヤノンイーグルス vs 東京サントリーサンゴリアス を取材してきました。

キウイブリーズが注目するのは、元オールブラックスで東京サントリーサンゴリアスのアーロン ・クルーデン

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前半は雨が降っていて、ピッチ・ボールともに滑りやすかったです。

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試合開始後から東京SGが積極的に攻撃を続け、4分に大外に展開してトライを決めて先制します。

17分には横浜Eに逆転されましたが、東京SGは20分にトライを決めて得点を重ねていきます。
東京SGは敵陣に入るとしっかりと点を取って行くところが良かったと思います。

前半は、15-7で東京SGがリードして折り返します。

後半6分ラインアウトから、抜け出した横浜Eファフ ・デクラークのテクニック光るプレーで観客を魅了しました。

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このようなプレーができる日本人選手はなかなかいないですね。。。

 

前半とは流れが変わり後半は横浜Eが敵陣にいる時間が長くなっていたところに、後半17分にモールを押し込んでトライを決め横浜Eが逆転します。
しかし後半21分にラインアウトからモールを押し込んだ東京SGがまたまたリードするなど、どちらも譲らない熱い展開に。

アーロン ・クルーデンは後半23分に交代しました。

後半26分ラインアウトから外に展開してトライが決まり、またも横浜Eが逆転します。

来場者数は8,270人でした。

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試合は、26-20で横浜キヤノンイーグルスが勝利しました。
リーグ戦では2度敗れていましたが、3度目の対戦で勝利を飾りました。

この結果により、3位は横浜キヤノンイーグルスとなりました。
チーム歴代最高順位かつ、公式戦で東京サントリーサンゴリアスに初めて勝利し、シーズンを終えました。
試合後の会見で沢木監督は「接戦するも勝ちきれなくてサンゴリアスにはチームとして苦手意識があったが、(今日の勝利で)自信になる。」と話していました。

POM(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)は、2トライを決めた横浜キヤノンイーグルスの松井でした。

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また、ファフ ・デクラークは運動量も多く、視野が広いので彼を起点にした攻撃のバリエーションが豊富でしたし、随所に見られた試合の流れを変えるプレーは流石でした。

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試合後のインタビューで、「チームとして素晴らしいシーズンでした。選手たちがハードワークして積み上げてきたものが成果として出せたと思いますし、自分としてもチームの結束力が1番だったという風に思います。」
そして、「日本のラグビーはフィジカルで本当に楽しかったです。ファンも最高で、自分は世界のいろいろな国でプレーしましたが、その中でも世界で1番と言えると思います。」と答えていました。

試合後、東京サントリーサンゴリアスのアーロン ・クルーデンに独占インタビューしました。

Q. 今日の試合の感想は

A. タフな試合でした。お互いハードワークしていて、どちらが勝ってもおかしくない試合でした。

Q. 日本でのプレーを3シーズン終えました。今後については決まっていますか

A. まだ決まっていません。当然歳を取ってきてはいますが、その分経験も増えています。できる限り日本でプレーできたら嬉しいです。

試合後ファンの子どもにブーツをプレゼントしている場面も見られました。
貰った子はとても喜んでいました!

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なお、この試合には、日本代表のジェイミー・ジョセフHCや、トニー・ブラウンアシスタントコーチも来ていました。明日の決勝も視察に来るようです!

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トニーの笑顔は貴重です。。。

決勝は明日5月20日(土)に国立競技場にて行われます。

埼玉パナソニックワイルドナイツの連覇なるか、それともクボタスピアーズ船橋・東京ベイが初優勝を掴むのでしょうか。
こちらも取材しますので、またレポートします!

ではでは

熊木

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投稿日 : 2023.5.10 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

日本ラグビーフットボール協会 & ニュージーランドラグビー協会が覚書締結!

日本ラグビーフットボール協会 & ニュージーランドラグビー協会が覚書締結!

こんにちは!
本日、嬉しい発表がありました。

日本ラグビーフットボール協会(JRFU)はニュージーランドラグビー協会(NZR)と今後の協力関係に関する覚書を締結するにあたり、都内で記者会見を行いました。

以下、リリース内容です。

公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:土田雅人、東京都港区)は、ニュージーランドラグビー協会 (NZR)と、ニュージーランドラグビーとの連携を深め、アジア太平洋地域全体のラグビー競技を発展させるための 覚書を締結いたしましたのでお知らせいたします。

本覚書によって両協会は、日本代表とニュージーランド代表との定期的な試合の開催など、戦略的かつ商業的 な協業機会を模索してまいります。
2024 年から 2027 年までの間、日本代表および JAPAN XV(ジャパン・フィフティーン)は、オールブラックス(ニュ ージーランド代表)、マオリ・オールブラックス、All Blacks XV(オールブラックス・フィフティーン)と、日本で定期的 な対戦を予定しています。

また、ニュージーランドを拠点とするスーパーラグビーのチームが、「DHL Super Rugby Pacific (DHL スーパー ラグビー パシフィック)」のレギュラーシーズン外にジャパンラグビー リーグワンのチームと対戦する機会や、ブラ ックファーンズ・セブンズ(女子セブンズニュージーランド代表)とオールブラックス・セブンズ(男子セブンズニュー ジーランド代表)が既存の大会期間外にセブンズ日本代表と対戦する機会の創出を、互いに検討します。

また、女子ラグビーの分野では、「Sky Super Rugby Aupiki (スカイ スーパーラグビー アウピキ)」や「Bunnings Warehouse Farah Palmer Cup(バニングス・ウェアハウス ファラー パーマー カップ)」において、日本の女子トッ プ選手がプレーする機会を検討していく予定です。

■マーク・ロビンソン CEO ニュージーランドラグビー協会 CEO

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「日本ラグビーとニュージーランドラグビーは、フィールドの内外で協力し合い、お互いを尊重し、ラグビーへの愛とラグビーの価値を共有するという、長きに渡る強い歴史を持っており、このたびの覚書締結を嬉しく思います。 この覚書は、我々の代表チーム、コマーシャルパートナー、その他のプロチームや各大会が、より密に協力する 機会を提供するものです。また長期的には、男子と女子の大会がどのように連携できるかも検討する予定です」

■岩渕健輔 (公財)日本ラグビーフットボール協会 専務理事

「ニュージーランドラグビーの伝統および、各チームや大会のインテグリティを尊重する共通の姿勢を受け入れたく存じます。私たちは、ラグビーを愛し、チームワーク、ハードワーク、誠実さやインテグリティなど、ラグビーがフィールドの内外で象徴する価値観を共有しています。 当協会とニュージーランドラグビー協会(NZR)は、今後より密に協力することで、日本とニュージーランドで行われ る大会または日本とニュージーランドのチームが参加する既存の大会の伝統、競争力や商業的な活動を維持し、尊重することの重要性を認識しております」

つまり、今まで以上にオールブラックスやニュージーランドのスーパーラグビーのチームとの対戦が行われるようになるということです。
世界トップレベルのプレーを経験する機会が増えることで日本ラグビーの更なるレベルアップも期待されますし、ニュージーランドの選手たちが日本ラグビーに興味を持って将来的にリーグワンでプレーするきっかけになったらいいですね。

その前に、今秋に控えたラグビーワールドカップ2023フランス大会に向けて、オールブラックス・フィフティーン戦が

7月8日(土)秩父宮ラグビー場
7月15日(土)えがお健康スタジアム(熊本)

にて行われます。

こちらも楽しみです!

金沢

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投稿日 : 2023.5.5 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 D2/D3入替戦 D2 5位 vs D3 2位 第1戦 清水建設江東ブルーシャークス vs 九州電力キューデンヴォルテクス レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 D2/D3入替戦 D2 5位 vs D3 2位 第1戦 清水建設江東ブルーシャークス vs 九州電力キューデンヴォルテクス レポート

5月5日(金)に江東区夢の島競技場にて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 D2/D3入替戦 D2 5位 vs D3 2位 第1戦 清水建設江東ブルーシャークス vs 九州電力キューデンヴォルテクスを取材してきました。

4月22日(土)にディビジョン2の順位決定戦で釜石シーウェイブスRFC に敗れ、5位となった清水建設江東ブルーシャークス。
(試合レポートはこちら)

順位決定戦の試合後の記者会見で、大隈隆明監督が「入替戦は特別な雰囲気があるので、勝ちたい気持ちが強い方が勝てると思う。80分間ひたむきに戦いたい。」と話していました。

ディビジョン2残留に向けて、チームが1つになって強い気持ちで戦い、第1戦の勝利そして夢の島競技場での初勝利を目指します。

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キウイブリーズが注目するのは、清水建設江東ブルーシャークスのケイン・ハミルトン

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順位決定戦の時と同じく、リザーブからのスタートでした。

また、九州電力キューデンヴォルテクスのトム・ロウ

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ダニーデン出身で、サンウルブズでのプレー経験もあります。取材するのはスーパーラグビー2020以来です。

前半7分に九州KVが先制してから、スピード感あるプレーでうまくボールを動かして攻撃の時間が続きました。

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また、江東BSにもプレッシャーをしっかりとかけられていました。
その影響もあり、江東BSは反則が多くリズムが悪くなってしまっていて、自陣でのプレーが続いていました。
39分には、反則が繰り返されたことによるイエローカードで1人少なくなった状態になりました。
江東BSは流れを変える得点までなかなか行き着くことができませんでした。

前半は36-0で九州KVがリードします。

トム・ロウは後半9分に交代しました。

試合中にチームメイトと日本語でコミュニケーションを取っている様子も見られましたし、信頼関係が構築されているのがよく分かりました。ディフェンスも良かったです。

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江東BSは前半と比較すると後半敵陣でプレーする時間が増えたものの、なかなかフィニッシュまで持っていけない状況でした。
それほどに九州KVのディフェンスの意識が高かったです。

後半16分にケイン・ハミルトンが入りました。

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前半から起用した方が攻撃のテンポが良くなってチャンスメイクに繋がるのではと個人的に思うのですが、外国人選手の枠の問題もあるのでなかなか難しいのかなと。。。

試合は、48-0で九州電力キューデンヴォルテクス が勝利しました。

敗れた清水建設江東ブルーシャークスはまさかの無得点となってしまいました。チームとしてまとまっていない印象を受けました。
自分はカメラマンとしてピッチサイドにいるので、選手たちの表情や息遣いなど細かいところまで分かるのですが、反則や失点が続くことによってメンタル的な部分も大きく影響してしまっていたように感じました。

試合後の記者会見では九州電力キューデンヴォルテクスのゼイン・ヒルトンヘッドコーチと高井キャプテンともに「しっかりと準備したものが遂行できた。自信を持って試合に臨めた。」と話していました。それが結果にはっきりと表れました。

試合後、九州電力キューデンヴォルテクスのトム・ロウに独占インタビューしました。

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Q. 今日の試合の感想は

A. とても良かったです。今のチームメイトとは長い時間を過ごしていますので、ゲームプランの理解も高まっています。今日はゲームプランをしっかりと遂行することができました。

Q. 第2戦に向けて意気込みを聞かせてください

A. 今日これからすぐに九州に帰ります。まずはしっかりとリカバリーすることが重要です。次のゲームに向けていい状態に持っていく必要があります。そして新しいゲームプランを作り、今日のような結果を残したいです。

次に、清水建設江東ブルーシャークスのケイン・ハミルトンの独占インタビューです。

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Q. 今日の試合について

A. フラストレーションが溜まる試合でした。元々予想していたものと全く違う展開・結果になってしまい、ちょっとぐったりしてしまっています。
来週何か特別なことが起こって、ディビジョン2に残れたらいいと思っています。

ケインはかなり元気なかったです。。。

清水建設江東ブルーシャークスはチームとして非常に悔しい結果になっても下を向かず、ホストゲーム恒例のお見送りを皆で行ってファンを大切にするおもてなしの精神は本当に素晴らしく、魅力的なチームであると思います。

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第2戦は、5月13日(土)14:30に駅前不動産スタジアム (佐賀県)にて行われます。
この1試合で全てが決まります。

残念ながら取材に行けないのですが、両チームともに全力を尽くし悔いのない試合になるよう祈っています!

ではでは

熊木

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Kiwi Breezeの更新情報です。

登録日 : 2018.5.8

NZフレンズに「Clive Jones」をアップしました!!

登録日 : 2018.4.10

NZフレンズに「野村祥恵」をアップしました!!

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