投稿日 : 2018.12.16 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
ラグビー日本選手権兼トップリーグ決勝トーナメント サントリーサンゴリアス vs 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
2018年12月15日(土)に秩父宮ラグビー場にて行われた、サントリーサンゴリアス vs 神戸製鋼コベルコスティーラーズを取材をしてきました。
サントリーは勝てば3連覇で、神戸製鋼はトップリーグでは15年ぶり日本選手権では18年ぶりの優勝を目指し挑んだ戦いでした。
この試合での注目は、やはりダン・カーター。
世界のラグビーファンで、彼を知らない人はいないのではないでしょうか。
この試合でも、ゲームマネジメントで実力を発揮していました。
彼の視野の広さやパスの精度、そしてなんといってもキックパス。
36歳でこのプレーとは、脱帽ですね。
試合後もファンにできる限りサインを書くダン。
一流の素晴らしい選手=人間的にも素晴らしい人ということですね!
また、神戸製鋼での注目はハイランダーズトリオです!
ロックのトム・フランクリン
昨日はセンターでプレーしたリチャード・バックマン
そしてスタンドオフのヘイデン・パーカーです。
ヘイデンはサンウルブズでプレーを、トムとリチャードはハイランダーズで来季プレーすることが決まっています。
この試合で際立っていたのは、トム。彼のハードワークは目を見張るものがありました。
この試合で、日本の地でファーストトライ!
この試合の神戸製鋼の勝因は、前半の試合の入りのペース。
サントリーの攻撃とディフェンスを防ぐため、高いプレッシャーでペースを握った神戸製鋼。
55対5というスコアで圧勝しました。
神戸製鋼の選手のパスをつなぐ意識の高さ。フォーワードもですが、オフロードパスなど素晴らしかったです。
トムも試合後、「この試合がベストな試合だった」とコメントがあったのも納得です。
ヘイデンは、この試合も後半途中から出場しました。トライ後のキックも成功させました。
今シーズンは6回蹴って6回成功し、サンウルブズでも、過去トップリーグでパナソニックでプレーをしていたときも、いずれも100%成功を収めています。
「今シーズンは怪我にも見舞われ、思うような結果を残すことができなかったが、サンウルブズでは100%の状態で臨みたい」と試合後のコメントをもらいました。
リチャードはこの試合でもディフェンス部分で良く働いていました。
写真はロックのジョーを一人で止める瞬間です。
また、ダミーになったり精度の高いパスを見ることができました。
ハイランダーズトリオは来シーズンも神戸製鋼でプレーするので、V2達成を目指して日々の練習からハードになってもらいたいです!
来週の火曜にニュージーランドに戻り、来年1月6日か7日に戻って来るとのことです。
最後に忘れていけないのはキウイブリーズで一番の注目選手でもあるサントリーのジョー・ウィーラー!
試合後のコメントでも試合の話はテンション低めでした。
「思うようなことができなかった。神戸製鋼の攻守が素晴らしかった。」とコメント。
また、22日が奥さんの出産予定日ということもあり、本日ニュージーランドに一時戻るとのことです。初夏のニュージーランドでリフレッシュして、来年1月初旬に戻ってきてもらいたいです!
男の子と女の子かは聞いていないので、わからないとのことでした。ちなみにジョーは女の子が良いとのことです!
この話の時は終始笑顔で対応をしてもらいました。この後も本日の試合の結果に落ち込む模様でした。
彼はまだ数年サントリーでプレーするので、いつかはキャプテンをやってもいいのではないかと思っています。
明日の記事もこの試合の続編をアップします。
キウイブリーズでしか見れない写真がありますので是非お楽しみに!
ではでは
熊木