マナワツ・ワンガヌイ
北島の中部に位置し、東西南北をホークスベイ・タラナキ・ウェリントン・ワイカトに囲まれた地域です。
マナワツ平野は農業や酪農が盛んで、多くの農産品が生産されています。
古くからマオリ族の歴史において重要な場所とされており、現在も多くのマオリ族出身者が暮らしています。
世界遺産に登録されているトンガリロ国立公園もマナワツ・ワンガヌイに位置します。
参考(英語) | マナワツ・ワンガヌイ 公式サイト |
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- トンガリロ国立公園
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トンガリロ国立公園は、1894年にニュージーランド初の国立公園、世界でも2番目の国立公園として指定されました。また、1990年には自然遺産として、1993年には文化遺産として登録された、複合世界遺産です。国立公園はトンガリロ山、ナウルホエ山、ルアペフ山の3つの活火山に囲まれた高原地帯になっています。32ものトラッキングコースが存在し、ゆっくり歩いて2時間程のものから、6日間かけて一周する大掛かりなものまで豊富なコースがあり、多くの人に楽しまれています。
- トンガリロ・クロッシング
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約19.4kmの工程で人にもよりますが、7時間~8時間ほどのコースです。他のトレッキングコースとは違い、火山地帯を越えていき、幻想的な風景を楽しむことができます。エメラルド色の湖と素晴らしい景色は必見です。
- マウント・ルアペフ
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マウント・ルアペフの標高は2797mと国立公園内では最高峰です。ルアペフ山は7月から10月くらいまでスキー場がオープンし、多くのスキーヤーで賑わいます。なお、ルアペフ山は「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の「ドーム山」として映画にも登場しています。
- ファカパパ・ビジターセンター
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トンガリロ国立公園のインフォーメーションセンターで、ジオラマ模型、写真パネル、火山・歴史(マオリ)関係などの展示や、トレッキングなどの各種アクティビティの案内、マップなどの販売などをしています。
- タウファイ滝
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トンガリロ国立公園のトレッキング・コースの一つで、近くの駐車場から行けば、往復20分という最も手軽なコースの一つです。簡単なコースですが、タイファイ滝は小さくも立派で迫力があり、滝つぼのすぐ近くまで行くことができるのが魅力です。
- タラナキ滝
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タウファイ滝と同じく、トンガリロ国立公園のトレッキング・コースの一つから行くことのできる、人気の高い滝です。コース全長は6km程度で、起伏もさして無いため、1時間半ほどでタラナキ滝に到着することができます。崖の切れ目から水が噴き出す光景は圧巻です。