『より質の高いワイン作りをしていきたい。』
サム・ウィーヴァー
Sam Weaver
代々ニュージーランドで暮らす一家に生まれるが、イギリスで生まれ育つ。
1988年にニュージーランドへ移り、1997年より妻のマンディーと共にマルボロで『Churton』を営んでいる。
オマカ・ヴァレーとワイホパイ・ヴァレーを見下ろす海抜200メートルの地点に広大な畑を所有し、様々な動物を放牧し堆肥もすべて手作りする「バイオダイナミック農法」を取り入れ、手摘みにこだわり、洗練されたワイン造りに日々努めている。
力強い香りと味わいを特徴とするマルボロの葡萄に、ヨーロッパのファインワインの洗練と複雑味を結合し、オールド・ワールド・スタイルと調和したニュー・ワールド・ワインと言えるソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワールを生産している。
- 経歴について
大学を卒業して、1978年からロンドンのワイン商でワインの取引について学びました。
それがワイン作りの原点ですね。
チャートンを立ち上げるまで25年以上、フランスやイギリスなど様々な場所で、醸造やコンサルタントについても学びました。- NZおススメスポット
まず、私たちの拠点であるマルボロの「マルボロ・サウンズ」が、とても美しいのでおススメですね。
ゴールデン・ベイも最高ですよ!!
それから、ネルソンのマーチンソンもおススメします。
「ホワイトウォーター(急流)の首都」という名で呼ばれるほどいたるところに川が流れていて、カヌーやカヤックなんかを楽しめます。
私はフライフィッシングをしによく行くんですよ。- NZおススメFood
魚が美味しいですね。それから、グリーンマッスル・牡蠣・クレイフィッシュといった海の幸も最高ですよ。
肉類でいえば、ラムと・・・ワイルドポーク(いのしし)も、脂が少なく、味が良いのでおススメしたいですね。- 日本について
とても素晴らしい国だと思います。みなさん親切ですし、礼儀正しい。
意外なほど細かいところまで、関心を持って接してくれることを嬉しく思いましたね。
それから、日本食も大変気に入りました。
さしみ・しゃぶしゃぶ・焼鳥・金華豚・鴨肉・ホルモン、、、色々食べましたが、どれも美味しかったです。- 日本を3つの単語で表すとするなら
courtesy(礼儀正しい)
humor(人間味にあふれた)
serious(真面目だ、真剣だ)- 来日経験は?
2010年6月と、今回の2回目です。
- 将来の夢や目標について
2年前から栽培を始めた、ニュージーランドでは新しい品種となる葡萄があるんです。
その成長を待って、素晴らしいワインを作り上げることですね。
それから、10年・20年と畑が成熟すればするほど葡萄の質も上がっていくので、今ある葡萄からもっと美味しいワインを作り続けることですね。- 日本のファンへのメッセージ