『今は真剣にシンクロに打ち込みたい』
カースティン・アンダーソン
Kirstin Anderson
ニュージーランド・インバーカーギル出身のシンクロナイズドスイミング選手。
11歳からシンクロを始め、2007年ニュージーランド国際シンクロ水泳選手権のジュニア部門で優勝。翌年よりシニアのソロとデュエットの部に出場し、ソロ・デュエットともに、テクニカルとフリーの4部門で優勝を総なめした。
若干19歳ながら、ニュージーランドのシンクロナイズドスイミングで最も実力のある選手として、注目されている。
- シンクロナイズドスイミングを始めたきっかけについて
シンクロは11歳から始めて、今年で8年目になります。練習はハードですし、本格的に始めてからは、なかなかプライベートの時間が取れませんが、練習中や試合で、きれいに技が決まったときは、とても嬉しいです。
- NZおススメスポット
一つは、私の出身地であるインバーカーギル(Invercargill)です。インバーカーギルは南島最南端に位置する人口5万人ほどの小さな街ですが、とても静かで落ち着いた街ですよ。ゴールドラッシュのときに建てられた豪華な建物は私も好きですし、多くの観光客が訪れるんですよ。
それから、南島の観光地であるクイーンズダウン(Queenstown)もおススメです。クイーンズタウンはとっても静かな町並みできれいです。また、バンジージャンプ発祥の地として有名です。これからニュージーランドは冬になりますが、クイーンズタウンには大きなスキー場がたくさんあるので、6月からはスキー・スノーボードでにぎわいますよ。
- NZおススメFood
おススメフードはBBQです。練習がオフの日は、家族や友だちと集まって、楽しくおしゃべりしながらBBQするのが習慣です。もちろん、BBQの料理もとても好きですが、みんなと集まってワイワイ楽しむ雰囲気が好きなんです。
- 日本について
とてもきれいで、思っていたよりも大きく感じました。また、いろいろなスポットがありそうなので、試合後の滞在時間で観光するのがとても楽しみです。
- 日本を3つの単語で表すとするなら
(夜景が)プリティー、忙しい、ショッピングですね。
- 来日経験は?
今回が初めての来日です。東京に滞在していますが、今大会の会場である辰巳国際水泳場の近くは、夜景がとてもすばらしいですね。思わず見とれてしまいました。
それ以外にもエキサイティングな場所がとても多いですし、お店が充実しているので、ショッピング好きの私にとって、東京はとても魅力的です。
- 将来の夢や目標について
練習の合間や休みの日にお友達とお話をしたり、ショッピングをするのが一番楽しい時間です。でも、その楽しさもシンクロを一生懸命練習しているからこそあるものだと思うので、今は真剣にシンクロに打ち込んでいます。
実は、来年2010年にコモンウェルス大会がインドのデリーで開催されるのですが、その大会で7点台を出すことが今の目標です。それまで練習を重ねて頑張っていきたいです。
※編集部注:コモンウェルス大会とは、イギリス連邦に所属する53の国と地域から71チームが参加する、4年ごとに開催される総合競技大会。参加国にとってはオリンピック同様に価値の高い競技会とされている。
- 日本のファンへのメッセージ