『「こうなりたい」を強く持って』
ロレーン・モラー
Lorraine Moller
1955年6月1日、ニュージーランド北島ハミルトン近くのプタルル生まれ。
1979年24歳の頃アメリカに移住し、現在はボルダーに居住している。
1992年バルセロナオリンピック・女子マラソンの銅メダリスト。大阪国際女子マラソンにも何度も出場しており、3回優勝を果たしている。
主な活動として「ハート・オブ・ゴールド」の副代表理事を務めている。名付け親はモラー本人であり、代表理事は有森裕子が務めている。
- 走り始めたきっかけについて
14歳から陸上を始めました。
その当時は「女性が長距離走ると将来子供を産めなくなる」と信じられていて、ニュージーランドでも世界でも女子で陸上をする人は稀でしたね。それで最初は短距離でトレーニングをしていたのですが、非常にタイムが良く周りからすごいと言われたのがきっかけで、思い切って長距離に転向しました。- NZおススメスポット
私はニュージーランドのビーチが好きです。
特におススメなのは、北島のMt Maunganuiですね。
それから、実は私の名前の付いた公園もあるんですよ!- NZおススメFood
ニュージーランドといえば「フィッシュ&チップス」ですよね。
でもヘルシーじゃないのが難点です。
あと、ベジマイトですね。これは体にも良いし、ニュージーランドの子供も好きな子が多いですよ。- 日本について
日本は私にとって大切な場所です。
大阪マラソンには何度も出場していますし、3回優勝することもできましたしね。
人柄も良いし、とても気持の良い環境だと思います。- 日本を3つの単語で表すとするなら
エクセレント、プライド、シリアスですね。
- 来日経験は?
最低12回は来日してますね。
日本が大好きなので、是非また近々来たいと思っています。- 将来の夢や目標について
現状に満足しているので、このままでもとても幸せなんですが、より多くの人に「リディアード※」を知ってもらいたいですね。
スポーツにおいても人生においても、最も重要なのはメンタルなので、「自分がこうなりたい」という強い意思を持つことが大切だと思うんです。私の場合そうすることで4回連続でオリンピックに出場し、唯一女子で完走出来ましたし。
そのノウハウが「リディアード」には詰まっています。だから、もっとたくさんの人に知ってもらいたいですね。※「リディアード方式」・・・ニュージーランド出身の元トップランナー、アーサー・リディアードが確立した中長距離のトレーニング理論。“有酸素レベルのランニングを基礎とし、それを土台に ヒルトレーニング、無酸素トレーニングを積んでいく”という、リディアードが自らの経験・運動生理学の知識を融合させ作り上げた方式。
- 日本のファンへのメッセージ