『これからはオーガニックワインにも力を入れていきたい』
マット・ダイシー
Matt Dicey
南アフリカで長年ブドウを作っていた一家に生まれ、父Robinの代からニュージーランドでブドウ栽培を始める。本人は4代目のブドウ栽培家。
1998年より、セントラル・オタゴ地区「バノックバーン」にてワインメーカー「Mt Difficulty(マウント・ディフィカルティー)」の経営を始める。設立翌年にはニュージーランド航空・ワインアワードで賞を取るなど、ニュージーランドを代表するワインメーカーの仲間入りを果たした。
- ワインの生産を始めたきかっけについて
1998年に、セントラル・オタゴ地区のブティック・ワイナリーとして設立したんだ。バノックバーンにあるぶどう園オーナーたちと4人で、製品の価値をよりいっそう高める目的でね。
最初はかなり少量のシャルドネとピノ・ノワールを作ったんだけど、設立の翌年にはニュージーランド航空・ワインアワードで、ピノ・ノワールがゴールドメダル、シャルドネがシルバーメダルを獲得したんだ!!- NZおススメスポット
やっぱり地元が一番だね。
セントラル・オタゴ地区ではアウトドアのアクティビティーが盛んで、時間があるときに楽しんでるよ。その中でもウィンドサーフィンとシューティングがおススメだね。それと、観光するならクイーンズタウンとワナカかな。
クイーンズタウンは「ワイ」マオリ語で水が素晴らしいところだよ。ワナカはクイーンズタウンよりナチュラルな感じだから、リラックスできると思うよ。- NZおススメFood
オススメは、ワインにも合うけど「鹿肉」「鴨肉」かな。
あまり馴染みがないかもしれないけど、意外と癖がなく柔らかくて美味しいんだよ。ニュージーランドへ来たら、是非食べてみて欲しいな。- 日本について
まず日本は、美しい国だと思うよ。
今回は大阪にも行ったんだけど、東京とはまた違って興味深く面白かったな。どちらも、ニュージーランドと比べて人口が全然違うよね。セントラル・オタゴ地区なんて、人とあまりすれ違うことがないからね。
あと、日本食にも興味が出たよ。天ぷらが好きだね!あとは日本酒かな。僕は冷たい日本酒が好きだよ。- 日本を3つの単語で表すとするなら
フード、寿司、ナイトライフかな
- 来日経験は?
今回で2回目だよ。
前回は8か月前で東京にしか来られなかったんだけど、今回は大阪にも行けて、色々な人と会えて良かったよ。大阪では屋形船でのディナーも体験できたしね。- 将来の夢や目標について
もっとワイナリーを大きくしたい。そして、より多くの人にマウント・ディフィカルティーのワインを知ってもらいたいね。
ちなみに僕のおススメは、白だと「リースリング」、赤だと「ピノ・ノワール」だよ。それから、セントラル・オタゴ地区ではオーガニックワイン生産をしているところが多いんだけど、僕も今後オーガニックについて考えているんだ。持続可能ってとても大切だと思うからね。
- 日本のファンへのメッセージ