『高品質のワインを作り続けます。』
マイク・ウィールジング
Mike Weersing
アメリカ・カリフォルニア州生まれ。
1990年代はじめよりワイン造りを学び始め、フランスを始め世界各国で経験を積み、1996年にニュージーランドへ移り住む。
2000年よりノース・カンタベリーのワイカリで「ピラミッド・ヴァレー・ヴィンヤーズ」を営んでいる。
ヨーロッパのワイナリーで体得してきたバイオダイナミックス農法を用い、土壌とブドウ畑だけでなく、そこに生える雑草や動物、虫、人間に対して率直なナチュラルな方法で、可能な限り忠実に「その土地の精霊を呼び出し」「その美しいコーラスを世に伝えていく」というスタイルでワイン造りに取り組んでいる。
- 経歴について
もともとは美術史や文学を学んで、編集者として働いていたんです。
27歳の時に、好きだったワインに関わりたいと思い90年代初めにオレゴンのワイナリーで1シーズンを過ごしてみたら、ますますワイン造りの世界に引き込まれてしまったんですよね。
それで、ワイン造りとブドウ栽培をブルゴーニュの専門学校で本格的に学んで、ブルゴーニュのドメーヌや、フランスの他の地域、スペイン、オーストラリアなど、色々な土地で経験を積みました。
そして、1996年に妻と共にニュージーランドに渡ることにしたんです。
初めはノイドルフで修行を積みながら、ピノ・ノワールを作るのに相応しい土地探しをしました。
2000年にピラミッド・ヴァレーという理想の土地を見つけ、ヨーロッパで学んだバイオダイナミックス農法で全て手作業でブドウ栽培を始めたんです。- NZおススメスポット
場所ではないんですが、人の温かさ、優しく包み込んでくれるような心の優しさが、ニュージーランドの一番の魅力だと思いますね。
- NZおススメFood
海に囲まれていてたくさんの魚介類が獲れるので「フレッシュ・フード」がおススメだと思います。
パウワなど貝類もとっても美味しいですよ。
それから、私はシリアルが好きですね。- 日本の印象は?
大好きな国ですね。
日本はワイン文化が急成長している国だと思うので、ワインメーカーとしては重要な国だと感じています。
あとは、これまで行ったことのあるフランスやアメリカと比べて、繊細で、心遣いのできる国民性だと思います。
日本食も大好きで、特に「ウニ」が一番好きです!ウニには若いピノ・ノワールが合うと思いますよ。
それから日本酒も美味しいですね!- 来日経験は?
2007年に初めて来日しました。
東京、京都、大阪、神戸に行ったことがあります。
それと12歳の頃、どこだったかは忘れてしまいましたが、東京の近くと、九州に行ったことを記憶しています。- 日本の印象を単語で表すとしたら?
sado(茶道)
complex(複雑な)
dynamic(活動的な、ダイナミックな)- 今後の夢は?
また日本に戻ってきたいですね。
ワイン造りに関しては、これまで培ってきた「バイオダイナミックス農法」で、引き続き最高のブドウ作りをし、私の理想とするワインを生み出し続けることが夢です。- 日本のファンへのメッセージ