『コモンウェルス大会チャンピオンとしての誇り』
モス・バーメスター
Moss Burmester
ニュージーランド北島のタウランガ生まれの水泳選手。競技種目はバタフライ。
2008年北京オリンピックにニュージーランド代表として200mバタフライに出場し、ニュージーランド記録を出したものの、惜しくも4位に終わった。
2006年のコモンウェルス大会(Commonwealth Games)、世界短水路選手権2008(FINA Short Course World Swimming Championships 2008)の200m男子バタフライでは、ともに金メダルを獲得した。
- 水泳を始めたきっかけについて
正確には覚えていないんだけれど、5歳くらいから水泳を始めたかな。
クロールとか平泳ぎとか背泳ぎとか、色々トライしたんだけれど、バタフライが自分の中で一番しっくりきたし、タイムも良かったんだよね。それからはバタフライ一本に絞って練習したんだ。
- NZおススメスポット
コロマンデル半島のファンガマタ(Whangamata) かな。僕のファミリーも住んでいるし、とても良いところだよ。
- NZおススメFood
フレッシュなシーフードが好きだよ。ニュージーランドのシーフードは何だって美味しいけれど、特にクレイフィッシュとグリーンマッスルが良いな。クレイフィッシュは自分で海に潜って取ったりもするんだけれど、すごく楽しいし、自分で取った魚は格別だよね。
※編集部注:クレイフィッシュはニュージーランド、オーストラリアに生息する伊勢えびの一種で、体長20cm程度。シーフードレストランでは扱っているところが多い。
- 日本について
いろいろな国に遠征で行っているけれど、好きな国の一つだよ。日本文化はとても興味深いしね。今回はちょうど浅草のホテルに滞在しているんだけれど、余った時間に浅草寺に行こうと思っているんだ。今からとても楽しみだよ。
- 日本を3つの単語で表すとするなら
ヘルプフル、フレンドリー、リスペクトフルかな。
- 来日経験は?
2001年の福岡で行われた世界大会で初めて来日したんだ。今回で5回目の来日になるかな。
- 将来の夢や目標について
まず、今年のワールドチャンピオンシップがイタリア・ローマであるので、メダルを取れるような泳ぎをしたいと考えているよ。
それから、メルボルンで開催された2006年コモンウェルス大会(Commonwealth Games)で金メダルを取っているんだけれど、来年はインドのニューデリーで大会があるので、そこでも前回大会チャンピオンとして優勝できるようにしたいと思っているよ。
トレーニングはとても過酷だけれど、メダリストとしての誇りもあるし、ベストなコンディションで望みたいから、今は頑張っているんだ。
※編集部注:コモンウェルス大会とは、イギリス連邦に所属する53の国と地域から71チームが参加する、4年ごとに開催される総合競技大会。参加国にとってはオリンピック同様に価値の高い競技会とされている。
- 日本のファンへのメッセージ