『日本でもっと私たちのワインを広めたい。』
サイモン・マシューズ
Simon Matthews
マルボロで生まれ、マルボロで育つ。カンタベリー大学でエンジニアリングやワインメイキングを学んだ後は、オーストラリアへ渡る。
現在は「リヴァビー・エステート」で栽培から醸造までを一貫して担当しており、意図的に収穫量を抑え風味の強い葡萄を造り、多くの品種は手摘みで収穫し、機械収穫を行なう場合もはっきりした果実味を保つため夜間に作業するといった、徹底的なこだわりを持ってワイン造りを行っている。
「リヴァビー・エステート」の名前は、ニュージーランド・マールボロ地方を流れるオパワ川に由来しており、当主であるマシューズ家は100年以上前からこの土地を所有してきた。現在土地の一部はクラウディ・ベイの畑にもなっている。
1989年に、ニュージーランドで最も初期とも言える「商業的なシャルドネ栽培」と始め、それ以降ソーヴィニヨンブラン・リースリング・セミヨン・シラー・ピノ・ノワール等を何年間にも渡って植え付けを行い、最近ではピノ・グリも植えられている。
また、毎年良質の貴腐葡萄を造る事で有名で、2008年にはノーブル・リースリングが「Winestate」誌でワイン・オブ・ザ・イヤーに輝いている。
リヴァビー・エステートは「SWNZ(Sustainable Winegrowing New Zealand)持続可能なワイン製造計画」の公認のメンバーであり、全ての作業を厳格に定められた基準を守りながら実施し、健全で良質なぶどうの安定した提供を続けている。
- 経歴について
カンタベリー大学時代に、ワインメイキングを学んでいたことがワイン造りの始まりと言えます。
オーストラリアでも経験を積んで、1999年から本格的にワイン造りに携わるようになりました。
今は栽培から醸造まで全て私が手を掛けています。- NZおススメスポット
南島が好きですね。マルボロやネルソンが良いです。
自然がたくさんありますし、何より素晴らしいワインが造られている土地ですからね。- NZおススメFood
マオリの伝統的な料理がおススメです。
豚肉を使ったスープがあるんですが、それがとても美味しいんですよ。
素材を活かしたスープなのでヘルシーですしね。
それから、マルボロ地方のグリーンマッスルもおすすめです。
あとはひらめやラムチョップも美味しいですよ。
海も山もあるニュージーランドは新鮮な食材の宝庫ですから、旅行される際は色々な料理に挑戦していただきたいですね。- 日本について
とても美しい国だと思います。
地震があったり、ニュージーランドと似ている部分がたくさんありますよね。
違うのは「人口」だけなんじゃないですか?笑- 日本の印象を単語で表すとしたら?
lovely wether(とてもいい天気)
organization(組織)
credible(信用できる)- 来日経験は?
初めて来たのは4年前ですね。その後何度か来たことがあります。
これからもどんどん日本には来たいなと思いますね。- 将来の夢や目標について
もっと日本のみなさんに我々のワインを楽しんでいただけるよう、積極的にアピールしていきたいと思っています。
頻繁に日本には来ていますが、来年も是非来たいですね。
暑すぎず寒すぎない季節に来たいと思います。笑- 日本のファンへのメッセージ